紙の本
高齢化社会を笑い飛ばす
2018/05/23 05:14
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実に起こった事件を思い浮かべてしまいました。小夜子の強かな生きざまには忘れがたいものがありました。
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞受賞作も読みごたえがあったが、直後に出された本著も、よく書かれた一冊だ。故・やしきたかじん氏の後妻に収まった女性の「殉愛」を意識しながら読まざるを得なかった。最近も同じような本があった気がするし、実際にも起きた気がする。ネタ自体が面白い。
紙の本
このようなビジネス形態
2015/09/21 15:40
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投稿者:後妻 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中にこのようなビジネスがあるとは知りませんでした。女性は年齢ではない。この作者には世の中の裏側のビジネスを描いた作品が多く興味深く読ませてもらっている。
紙の本
引き込まれ一晩で読破
2015/02/28 13:58
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
青酸カリで夫や内縁の男性を次々に殺した容疑者が捕まり、その後、大阪の大物タレントの後妻による騒動が起きました。まるで「後妻業」と話題の中心になったこの本。聞けば、グリコ事件の際も地道な取材と先を見る目で執筆した本の内容で「犯人と間違われた」こともある著者とのこと。興味を持ち購入しましたが、最初のページからグイグイ引き込まれ、夜に読み始めて明け方まで止まることなく読んでしまいました。その後、妹に貸しましたが、妹も同じ思いをしながら読んだらしく、興奮したメールがきました。大阪弁がとっつきにくかったですが、慣れてくればそれがいい味出していました。この後どうなるかな?と、この先も知りたい最後でした。続編出たらいいのにな。
電子書籍
後妻業
2015/01/10 22:00
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投稿者:松田 健 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実社会の一部をみごとに言い当てた傑作。
実際に発生している多くの問題を提起している。
欠点は、非現実的な、取材不十分な部分がある。
最終的には各方面の専門家に意見を聞く等して、事実はどうのようなものか検証した方が良かった。
例えば、今時、不動産登記情報を知るのにいちいち法務局に走ることはない。
全国の登記情報をインターネットで瞬時に取得している。
作家の年齢からすれば、作品の主人公によくでてくるIT分野が不得手なのかも知れないが、少し取材すれば現実離れがわかるはず。
背景が現在なので、修正が必要。
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直木賞受賞第1作。結婚紹介所を介して老人を食い物にする「後妻業」が、リアルに展開して、またまた物語は中盤から一気に加速して面白かったです。しかし良く調べてるし、オリジナリティーがありますね。
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長生きなんてするもんじゃないのかもしれない。
→http://bukupe.com/summary/12723
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最近の黒川本で1番面白い。『破門』が駄目でも、こっちで直木賞を取れたかも。登場人物は多いが役割が明確なので混乱せず、それぞれの人生を感じる。開始三分の一は、ちと重い(後妻業の手口ですから)が、そこから先はいつもの黒川節が炸裂。安心して読める。
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内容(「BOOK」データベースより)
金が欲しいんやったら爺を紹介したる。一千万でも二千万でも、おまえの手練手管で稼げや。妻に先立たれ、結婚相談所で出会った二十二歳歳下の小夜子と同居を始めた老人・中瀬耕造は、脳梗塞で倒れ一命を取り留めたものの意識不明の重体に。だが、その裏で、実は小夜子と結婚相談所を経営する柏木は結託、耕造の財産を手に入れるべく、周到な計画を立てていた。病院に駆けつけた耕造の娘・尚子と朋美は、次第に牙をむく小夜子の本性を知り…。
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何故か、この本のレビューを書いてなかった。
読後、結婚相談所で紹介された老人を次々に殺害して財産を増やしていくなんて、恐ろしい世界だなあ、でも不思議とリアリティがあるなあ、現実の世界であってもおかしくないなあ、と思っていたが……。
まさか、実際にこんな婆さんが存在するとは。
先週からのニュースを見てびっくりです。
六人?か、死んだ相手?
しかも結婚してない相手に対しては“財産贈与の公正証書を作成”をして遺産を貰う方法は、まさにこの小説の内容と同じやり口。
だとすると、まだ警察が解明できていない青酸化合物の入手経路は、結婚相談所に共犯者が絡んでいるんじゃないの?
まあ、そこまでは小説通りじゃないかもしれませんが。
それにしても、黒川博行さん、すごいです。
この悪女のニュースに関心のある方は、是非この小説を今すぐ読むべし!!
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面白かった。イッキ読み。さすが黒川先生。後妻業。高齢化社会で本当に起こりそうな話。表紙の写真は怖い。
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「後妻業」を読んでいる。こんな商売が本当にあるのかと驚いたのは無理もない。
年増の女が、年寄りの財産目当てで男に近づき悪事を働き、表向きは結婚相談所で裏稼業はそれを仲介する業者と結託し金を巻き上げる。
この小説について百田尚樹氏は、一頁目から面白いとは良く言ったものだ。本当に熱中してしまった。でも男向けの大人の小説かなっとふと思う。
BS11のTV番組「宮崎美子のすずらん本屋堂」のゲストに黒川博行氏が出演していた。司会の宮崎美子は、本当にこんな商売があるのか?と著者に質問していた。
黒川氏は創作で書いたと言っていたが、実際に裏社会でありそうな物語、リアルでスリリングな設定は読者を惹きつける要因かもしれない。とにかく面白かった。
一気読み。この作品は売れますよ。
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【「色で老人を喰う」裏稼業を描く戦慄の犯罪小説】前科持ちの結婚相談所の男と、結婚したパートナーと死別を繰り返す中年女につきまとう黒い疑惑。恐るべき“後妻業”の手口と実態。
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面白かった。いつも通り関西弁でのやり取りがテンポ良く、最後まで一気に読ませた。しかし、後妻業なんて知らなかった。
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小説の形だけど、もしかして、ほとんど実話かも?
そうだとしたら、なんておぞましい!
高齢者の結婚事情・・・
歳をとっても恋をしたい、さみしい、誰かにそばにいてほしい、
という願いを巧みに利用した結婚相談所。
知り合って、恋をして、この人なら、と籍を入れたら
もうおしまい・・・
こんな恐ろしい女性がいるなんて思わないでしょうからね。
高齢でお金を持っている人は、
気を付けないといけませんね。
もててるとか思いたいかもしれませんけど。