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紙の本
京都に残った公家たち
2021/07/03 18:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治時代、華族となった公家は東京へと移り、公職につくものも多かった。しかし、本書では、そんな中でも京都に残った公家たちについて取り扱っている。
京都に残った理由は様々だが、官庁もなく、代々家に伝わった伝統も廃止されていくなかで、公家たちは貴族院議員として国政に関わるべく、研鑽を積んでいく。
しかしそれでも先立つものの不足から様々な困難が起こり、中には不祥事になるものもあるが、詳しくは本書にまとめられている。
華族は天皇に写真を納めるよう命ぜられていたようで、その写真がところどころ挿入されていて、当事者の人間性が分かるようで、とても面白い。
紙の本
時々聴く京都ジョークとして
2021/07/06 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:WAST - この投稿者のレビュー一覧を見る
「天皇陛下は東京には御幸なさっているだけ、いつかは京都に帰ってらっしゃる」
というのがありますが
マジでそう考えてしまったのか、京都に残留された堂上華族のあれこれを紹介した一冊です。
やはり日本の中心が東京に移るに連れ、京都残留公家は経済的には困窮してしまうのはやむをやぬところ。
ところが困窮度では上をいく奈良華族(廃仏毀釈で還俗した公家の子弟。維新時の官位等で俸禄が決まってしまうので僧侶だった彼らには非常に厳しい計算結果となります)には平民の私でさえ涙を禁じえません。
紙の本
つぶさによく調査された内容です。
2019/08/31 23:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ときわ木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京に国の中心が移った後、京都に残った公家華族は、和歌の家の冷泉家くらいしか思い浮かびませんでしたが、それ以外にも意外とあったこと、困窮する家も多い中、東京と京都の往復をして京都振興につくした華族の話など、興味深く読ませていただきました。
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