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その女アレックス みんなのレビュー
- ピエール・ルメートル (著), 橘 明美 (訳)
- 税込価格:979円(8pt)
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2014/09/02
- 発送可能日:購入できません
文庫 第12回本屋大賞翻訳小説部門 受賞作品 2013年英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞 受賞作品 2012年リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞ミステリ部門 受賞作品
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紙の本
後味が悪い…☆
2015/01/27 13:32
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんず - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんの店頭で大々的に宣伝していたので期待たっぷりで読みました。
確かにスリリングで展開は予想できず前半は楽しめましたが、後半は酷い。
とにかく後味の悪く、マイ本棚に並べる気にはなれない本でした。残念☆
紙の本
刺激にあふれた大衆娯楽サスペンス。
2017/12/25 22:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
エログロは嫌いです。
この作品も、痛そうな描写があるから気をつけてと聞いていました。
大変な評判なので、趣味の合わない部分は目をつむることにして
手に取りました。
残念ながら合いませんでしたが、想定していた部分とは違うところが
引っかかりました。
エログロよりも、レールに乗せられたまま次から次へと過激描写が
押し寄せて驚かせるという、アメリカのアカデミー映画のような
作品であることが残念でした。
それは想像力が刺激されない読書なのです。
作者は脚本家として知られているそうです。
それって最近の日本でも同じで、ベストセラーを連発している
仕組みですよね。
確かに驚きの連続で展開していくし、読んでいて場面が次々と
頭に浮かんできます。かなり分かりやすい作品です。
その分、ミステリーというよりもサスペンス調に感じました。
謎はあるものの、解決する喜びよりも、今度はこう来たかという
驚きを楽しむ作品です。
心理面をすくい取る作品の場合は、笑い顔・泣き顔・独り立ちする
主人公の気持ちなどが心に浮かぶものです。
それに対してこの作品は、殺された人たちのシーンばかりがひたすら
頭に浮かんで来るのです。主人公の心情や表情などはまったく
去来しません。
だから残酷シーンが近づいてきても、ああ今度はこの人ね、
あーはいはい、やっちゃったのね、あらま次はこの人、ふーん。。。
特に後半は傍観者になってしまいましたよ。
サスペンスを見始めると気になって最後まで見てしまいませんか。
わたしは、はぁー、やっと終わったよという巻き込まれ感が嫌なので
避けるようにしていますが、この小説でそれを味わってしまいました。
映画化の話があるようです。賛成です。
たぶんそちらの方が、ふさわしい表現方法です。
シナリオの色合いが濃い作品だと思いました。
電子書籍
「このミステリーがすごい!2015」ほか、世界の主要な賞も含めて初の6冠の割には…
2016/08/07 01:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏川龍成 - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待して読んだが、期待以上の満足感は得られなかった。
そもそも、ミステリー小説を読まない私なので、この手のジャンルの小説というものは、一概に同じような構成になっているのかもしれない。
そういう意味では、このレビューは参考にならないことをご承知いただいた上で読んでいただければ幸いである。
フランスで起こった女性拐事件が物語の発端となっている。
犯人の目星および誘拐された女性の情報さえも、中々手に入らず捜査をしあぐねる警部カミーユとその部下たち。
ようやく手に入れた情報で犯人を追い詰め、事件は無事解決と思いきや、そこからかなり異質な形でストーリーは展開されていく。
物語全体的としては悪くはないと思うが、登場人物が設定の割に、物語の中で深く掘り下げられていないので、非常に薄っぺらく感じる。
個別で見た時はキャラとして立つ設定が、物語では死に設定になっているのは、読んでいて苦々しい思いをした。
後は、読み終わった時の爽快感というものもあまり感じなかった。
最終的にある人物を問い詰め、最初の事件起こった経緯やその大元が明るみになるのだが、結局それが正しいか否かは、判明しない。
つまり、一件落着という終わりではないのだ。
この終わり方にもモヤモヤしたものを感じざるを得なかった。
他に読まれた方はこれで納得できたのだろうか?
ただ、評価したい点もある。
グロテスクな描写は、かなり良かった。
殺害するシーンでは、それが淡々と描かれるところが逆に生々しさを演出できていると感じた。
ミステリー小説としては、イマイチだがグロ表現はオススメである。
ただし、グロシーンは所詮物語の一部に過ぎないので、そちらを期待してわざわざ購入する必要もないだろう。
紙の本
評判ほどではなかった
2015/11/29 11:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kubo9999 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで目について買ってしまったが、評判ほどではなかった。あまりミステリーさが感じない。結末はちょっと変だった。読み返して、「あー」と思えればいいのですが、違和感を感じた。
紙の本
真相が・・・
2015/08/22 13:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かど - この投稿者のレビュー一覧を見る
引き込まれるお話です。
アレックスがなんでこんな仕打ちを受けるのか、なぜこんなことをするのか、わからないまま話が進むので不気味な吸引力があります。
それだけにオチはガッカリでした。
失望すら覚えた。
こんなんだったらスッキリしなくてもいいからすべてが謎なまま、事件の関係者は理解不能なサイコパスで終わらせてくれたほうがずっとよかった。
でもあのオチでなければアレックスが行った行動の説明がつかないこともあり・・・歯がゆい。
胸糞悪い真相が明かされるまでのストーリーはスリリングでおもしろいので、まあ、悪くはなかったです。
紙の本
ストーリーは秀逸
2015/02/10 06:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
3部構成の物語に意外性があって面白いことは面白いが、感情移入できなかった。視点をかえる表現は面白いし、ストーリーもいいけど…。好みの問題かもしれないが、心地よく読み終えることが出来なかった。