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鹿の王 上 生き残った者 みんなのレビュー
- 上橋 菜穂子 (著)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2014/09/25
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紙の本
しっかりとした知識に根付いた物語
2015/09/29 12:16
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はなたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるで世界史を読んでいるように、その国、その地域の文化や歴史に触れる事ができる。
あたかも、本当にその国が世界にかつて存在したかのようだ。
これは、確かな知識をもった作者でなければかけないと思う。このような素晴らしい作品に出会えて本当に良かった
紙の本
魅力的な登場人物たちと上橋菜穂子ワールド
2015/02/13 19:47
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋菜穂子さんの最新作がでたと聞いてから楽しみにしていた『鹿の王』、今回も期待を裏切らないどころか守り人シリーズや『獣の奏者』以上に面白かった。上橋菜穂子ファンならば誰でも夢中になってしまうあの世界観はそのままで、登場人物の魅力はいつも以上。主人公のヴァンはやっぱり格好いい。バルサもエリンも大好きな私だが、一番はヴァンではないかと思う。ヴァンは男性だが格好いい女性もいる。サエはバルサを彷彿させる女性だ。そして、私の大好きな可愛らしい飛鹿は王獣を思い出させる。飛鹿とヴァンたちの絆はとても素敵だ。もうひとつ絆といえばユナがいる。小さくて可愛くて、でも強い生命力をもったユナとヴァンの絆は心暖まる。もうひとりの主人公、天才医術師のホッサルは『鹿の王』ならではのキャラクター。病気とは何か、生命とは何かを考えさせられた。
紙の本
映画を観ているかのごとく。
2015/08/17 01:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Z戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療小説大賞と本屋大賞を受賞したことで、単行本化を待たずに購入を決意。久しぶりの本格的小説にワクワクしながら読み始めてすぐ、第一章に衝撃を受け、一気に引き込まれた。一日のうち読書にあてられる時間はあまり多くないが、夢中で読み進め一週間で読了。あちらこちらに仕掛けられた手がかりが次第に繋がっていくが、まだ先が見えないもやもや感を残していた。物語全体に漂う悲壮感のようなものが、幼子の存在によってかろうじて緩和されている。このまま下巻になだれ込むとしよう。
紙の本
最高です
2015/11/14 18:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋さんの新作だけあって良かったです。読み始めると止まらなくて一気に読んでしまいました。他の作品同様素晴らしいと思います。
紙の本
面白い
2022/12/26 06:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋さんらしい重厚なファンタジー作品です。もし映画を見て購入を迷っている方がいたら、必ず購入してください。映画では色々カットされまくりなので
紙の本
国家の枠の争いと、 そこに暮らす人々の生活の中にある戦い
2021/08/30 20:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
侵略する国、共生を図る国、
人と技術だけを残した国。
国家の枠の争いと、
そこに暮らす人々の生活の中にある戦い。
壮大な舞台に、張り巡らされた計略、
そんな重厚な仕立ての中に、
人々の暮らしと気持ちが丁寧に描きこまれていて、
訪れたことのない世界の息吹まで感じられるようです。
紙の本
一気に読んでしまいます。
2017/02/13 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
遅ればせながら手に取り、一気に読んでしまいました。全体的に哀しさが漂っていて、ファンタジーなのに史実のようにさえ感じられるお話でした。
電子書籍
上橋ワールド
2016/12/04 18:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄色い刀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋菜穂子先生の作品は大好きで全て読んでいますが、このお話はその中でも特に命の尊さ・大切さを強く感じる作品でした。かなり調べてから書かれたのだろうなと感じさせられるほど、病気の描写が真に迫っています。
紙の本
期待以上
2016/01/18 19:42
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投稿者:ブロッソ - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽装版になるのが待ち切れずに買ってしまいました。二人の主人公に引き込まれてしましました。素晴らしいです。
紙の本
鹿の王
2016/01/04 16:20
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投稿者:ぎっちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の作品も上橋菜穂子さん独特の世界観が描かれていてドキドキしました。
復讐などの裏に隠される真実に衝撃を受けます
紙の本
すばらしい
2015/08/23 16:26
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投稿者:ちょこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋さんの物語は、いつも世界観の深さに驚かされます。今回の話も、一つの出来事を呪いと医療という二つの側面から描きつつ、どちらも成立する物語になっているのがすばらしいです。
もちろん、登場人物たちの力強さと魅力はいうにおよびません!
紙の本
本屋大賞おめでとーう!!
2015/04/07 23:34
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投稿者:ドテポン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今日本屋大賞が発表されましたー。ストーリーもとても良いですねー。もっとたくさんの人に読んでもらいたいです。
紙の本
初めての上橋作品
2015/08/29 01:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々人から守り人シリーズがおもしろいと進められて上橋さんを知っていたのだが、子供向け?と思い手が出ずにいました。
本屋大賞受賞をきっかけに、まずはこちらを購入。
登場人物が多く、日本人の名前でなかったり地名も読みにくいので、何度も確認しながら読むのは大変でしたが、上下巻一気読みでした。登場人物は魅力的で物語は楽しめたのですが、気になってしまったのが2点。
医療技術の水準と物語の世界観があっていない感じとラストの部分です。ラストはなんだかぽわ~んと終わってしまって。。。尻切れトンボ。もうちょっと書いて欲しかった。
今度は守り人シリーズも読んでみようと思いました。
紙の本
まさに重厚
2017/01/23 18:06
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋作品の魅力は人々の生活の描写がしっかりしていてリアリティがあるところだろう。今回も期待を裏切らないどっしりしたファンタジー。このところ次々と女性のハイファンタジーの書き手が現れているが男性作家の名前は聞かない。みんなラノベに行ったのかな?
電子書籍
ファンタジーも深いですね。
2016/01/17 22:34
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投稿者:みーぶう - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋さんの作品初めて読みました。お試しのつもりで上巻を買いましたが、最初の方で下巻も読みたくなる予感がしました。
登場人物や国の背景を掴むのはさすがにすぐにはできなかったですが、ストーリーを追うのに問題はなかったです。
一人目の主人公ヴァンが魅力的なのは、彼が自分に過酷な扱いをしてきた国を恨んではいても、その国に住む人々を憎んではいなかったこと。その人々にも生活や家族があり暖かい感情を持つという現実を受け入れることのできる強い心を持った人だからではないかと思いました。私も彼と絆を結んでいくサエや他の人と同じように、その人柄に引き寄せられました。
もう一人の主人公、ホッサルもまた魅力的で、ものすごい才能を持っているのですが、人間の弱さを知っていて、でも決して逃げたりはしない強さを持っている人。どんなにドン底に見えても最後まで道を探し続ける、もがき続けるってなんてかっこいいのだと思えました。
久しぶりに夢中になる楽しい読書の時間をくれた本でした。