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今回は若だんなが誰かを助ける話5連発。しかも一つ一つの短編に関わりがある。読み終わって,よく分からないままの所もないではないが,全体を通して楽しく一気に読めた。
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若だんなシリーズ。外伝と2冊同時に文庫が出るなんて、幸せですね。短編集っぽくありつつも、全体を通して一つ追いかける謎の木札があり…。若だんなもだんだん成長してきたというか、若だんなが仁吉と佐助を手玉に取っているような気がしてきました(苦笑)
いつもとは少し違った怪談調の物語もあり、それはそれでまたよし。色々楽しめる一冊です。
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花見の記憶や河童の親分…
出会ったはずのない出来事、キャラクターに
デジャブを感じる巻。
他にも噺屋・場久や安居夫妻など、
個性的なキャラクターも続々新登場。
それにしても屏風覗きは儚い。
若だんなよりも死亡リスクを孕んでいる。
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よく続くよねー(笑)
若だんながちょこっとづつ、大人になってるのが、ホンワカする。
ドラマ化の続きやってくれないかな?
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安定のしゃばけ。結構シリーズも続いてますなぁ。
今回は長崎屋に舞い込んできた「助けてください」という木札にまつわる連作短編。新キャラ場久が登場。そろそろ栄吉にも出てきてほしいなぁ。
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今作も読後はほっこり、気持ちよく。
体の弱い若だんな、それをわかって頑張る姿が健気です。
二人の兄や、妖したちとのやりとりが、何とも微笑ましいです。
河童の禰禰子も獏もよかった。
しゃばけワールド堪能しました。
禰禰子さんが兄やに負けず強いのには驚きましたが。
面白かったです。
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大好きなシリーズ第11弾。
今回は若旦那は結構な災難に巻き込まれます。
短編連作になっていて、話はそれぞれ完結するけど、同じ登場人物が出てきて、話がいろいろ進んでいく。
途中でラストがわかってしまうのだけど、それでもいいラストだなあと思う。
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今回は若だんなが困っている人達を助ける。というお話で、いままでも困り事を解決したりして何もしていなかったわけではないけれど一番の違いは「私は子供じゃない!」と強い意思表示をしたことでしょうか。
兄や達には誇らしいような寂しいような若だんなの成長でしょうか。
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手を変え品を変えとはこのこと!
ずっと続いている大好きな「しゃばけ」シリーズですが
今回は「たすけて」の木片で、すべての話が繋がっている。
いつも構成に変化をつけていて、たまならいです。
そして落語好きの獏。くくく。いいなぁ。
若だんなは本当に心が広くて、そして優しいお方。
自分の弱いところを把握して、その代わりにできることをやろうとする。
今、最も必要で、そしてなかなかできないスキル。
自分の弱点を把握する・・・。深いなぁ。
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話自体は好き。…なんだけど、いつ頃からか読みづらい文体になったなあと。「えどさがし」よりは、ましだったけど。
大事なことなので二度言うけど、話自体は好き。だからちゃんと買って読んだよ!
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鳴家に癒されたいが為にこのシリーズを読んでいるような気がしてくる昨今。一匹二匹袖の中に入れておきたいです(真顔)
一見バラバラの五編のお話が、一つに繋がる短編連作。しゃばけの世界観の中では少し異色作の「ばくのふだ」が、個人的には好きでした。
河童の禰々子は、以前読んだ「Fantasy Seller」収録「太郎君、東へ」に出てきたアネゴですね。あれ、しゃばけシリーズにも出てきたことあったんだっけ……?;
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今回も、いつも通りだった。
前々回の『ゆんでめて』ネタが随所に見られる。
妖たちの空気感と、兄や達のイマイチ役に立たない感もいつも通り。
謎解きもののようなそうでないようなよくわからないほにゃほにゃ感もいつも通り。
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『ろくでなしの船箪笥』 本家の祖父の葬式のために大阪に帰郷していた小乃屋 の兄弟。形見分けとして貰った船箪笥。その箪笥の中 に何か貴重なものがあると疑う叔父。叔父の指示で江 戸の叶屋に預けられた船箪笥。叶屋を襲った怪異。叶 屋の大番頭と番頭の対立。船箪笥の中の根付けに隠さ れた秘密。
『ばくのふだ』 最近はやりの怖い話を聞かせる落語家の話を聞きに 行った若旦那。寄席で突然落語家に斬りかかった覆面 の武士。その日を境に悪夢が現実の世界にあふれだす 状況が・・・。落語家・場久の話す怖い話の出所に隠 された秘密。
『ひなこまち』 江戸の町で話題になっている雛小町選び。雛人形のモ デルになった女性が大名の側室となることができる。 器量のいい娘を持つ親たちの興奮。雛小町に選ばれる ために需要が増えた古着。古着屋の店さきから盗まれ る古着。盗品と知って売りさばく上方屋。
『さくらがり』 花見のために広徳寺にやってきた若旦那一行。船箪笥 の事件のお礼にやってきた河童の寧々子。寧々子の 持ってきた河童の秘薬。秘薬を譲ってほしいと頼んで きた武士・安居。安居の妻が突然出家すると言い出し たので何とかしてほしいと頼み込む安居。惚れ薬を飲 んで暴走する着物。
『河童の秘薬』 河童の秘薬の中で呑めば何が起きるかわからないと言 われる秘薬を飲んだ安居の妻・雪柳の訪問。雪柳につ いてきた子供。迷子の子供を自身番に連れていく途中 迷い込んだ夢の世界。場久の登場。雛小町選びと事件 の関係。
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安定しているので安心して読み進め、安心して読み終わりました。「ゆんでめて」の時の何とも言えない不安感というかドキドキはなく、一篇ずつがとにかく安心して読める感じでした。ところどころに出てくる「ゆんでめて」の余韻が何とも言えないよい味を出しています。ほっこり、そして、ああもう一度会いたいな、と思う感じです。
兄や二人はいつも通り素敵であり、ねねこ姉さんはそれ以上に素敵でした。
あっさりしてはいるけれど、畠中さん得意の連作短編、最後にほっこり謎が解けるのでありました。
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短編集だけど、すべての話がつながってる連作。
「お願いです 助けてください」と書かれた木札により、若だんながひたすら困ってる人を助けるという話。
若だんなは相変わらず体は弱いけど、今回はそれなりに行動的で、がんばってたね。
「ゆんでめて」がところどころに出てくるのが、くすっと笑える。
楽しめました♪