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ちょっと本編に飽きてきたかな~(--;)と思っていたところの外伝‼(^^)♪佐助、仁吉が主役の話はもちろん河童の親分の禰々子、広徳寺の御坊さんたち、日限の親分のおかみさんの話もあって楽しめた(*^▽^*)最後の「えどさがし」で妖たちが若だんなを思う気持ちに涙(T-T)おぎんが鈴君と巡り会えたように、若だんなと妖たちも何度も巡り会えると良いなぁ( v^-゜)♪
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江戸の時代が終わり、時は明治。
江戸から東京へと姿を変えた銀座で、仁吉は人探しをしていた。
今は「京橋」を名乗る彼が探しているのは、若だんな。
手掛かりを求めて訪れた新聞社で、殺人事件が発生し......。
(表題作「えどさがし」より)
2014年12月23日読了。
しゃばけシリーズの番外編です。
佐吉や仁吉、日限の親分など、お馴染みの登場人物たちの物語を5つ収録。
「えどさがし」のその後もぜひ読みたいですね。
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しゃばけシリーズ外伝。シリーズ主人公である若だんなは登場せず、脇を固める登場人物たちにフォーカス。そもそも脇役が魅力的なシリーズだから、それで十分楽しめるのも当然です。
人よりも長く、長すぎるほど長い時を生き続ける妖たち。まわりの人間たちはどんなに大切でも、先に去っていくのが道理であります。物語自体はどれもいつも通り楽しめる一冊ですが、若だんなを中心とした長崎屋の離れのあの居心地の良い空間も永遠ではないのだよね、ということに気づかされ、ふと切なくもなるのでした。それでも、待ち続けたい人がいるというのは幸せなのかもしれません。
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しゃばけシリーズにおける若だんな周りの
人物を主役に据えたスピンオフ短編集。
佐助の過去に始まり仁吉の未来(!)で締める
作品の並びが何とも。
寛朝や日限の親分といった
(人間の)大人たちにもフォーカスが当たるのは
うれしいところ。
「えどさがし」はある意味盛大なネタバレなので
少し醒める。
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一冊飛ばして外伝。こういうのは割と好き。短編集だが、佐助に始まり仁吉で終わる。
特に表題作「えどさがし」は、明治になって若だんなも他の人々もみんな死に、妖怪たちが若だんなの生まれ変わりを探している話。多分、読者が一番気にしていた内容ではないだろうか。
個人的には、若だんながいくつまで生きてその後みんながどうしたか、も知りたいところだけど。
話自体はどれもものすごーく好きなんだが、畠中さんの文章は癖があって、ここ数年、その癖がやけに目立って少々読みづらい。まあこれは、個人の好みの問題だけども。
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いつもは手代二人に夢中にさせられるところを、新たな魅力をタップリと味わわせてもらいました。
ネネコ姐さん、カッコイイ。もう、それだけで大満足です。
登場する妖たちは、明治の洋菓子職人とか警察官(妖ではなく士族出身の)と話を進めていくのだろうか、そうなると楽しいだろうなあと思います。
いつも、このシリーズの読後はほんわりした気分になります。
えどさがしの続きを是非とも読みたい!
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大切なものに巡り合うために、
佐助は長崎屋にやってきた。
大切なものに巡り合うために、
仁吉以外妖たちは長崎商会で待っている。
その間に流れる時間を思うと、
人間以外の存在の純粋さに驚く。
人間だけだな、
あれこれ考えて、醜くなるのは。
でも、人間は成長することができる。
親分夫婦の話が微笑ましい。
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面白かった。佐助がどうして長崎屋に来たのか。若だんなを待ち続ける仁吉達に心が温かくなったり。間の短編も本編とは違いますがそれぞれ新鮮でよかったです。
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久しぶりのしゃばけシリーズ。
同時発売の本編も購入しましたが、こちらから先に読みました。
どの話もよかったです。
佐助の生まれの話が特に興味深かったです。
二人の手代、妖たちの若だんなを思う姿が何とも。。
いじらしいというか、ちょっと切なくもなりました。
面白かったです。
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しゃばけシリーズがついに明治突入!
主人公は仁吉。前世で死んだ一太郎の生まれ変わりを探しています。
明るくなった現世で、妖怪達が人に擬態するなどして世知辛く生きてます。人の側も動乱の時代で、それに伴う犯罪とか。
最後は一太郎の生まれ変わりと思われる人に会えそう!ってとこで終わります。
わかってたけど、やっぱりあのグループにも終わりの瞬間があったのだなーと淋しくなりました。
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何百年、何千年を生きる妖にとって、人の一生は儚いけれど、また会えることを願って待ち続けてくれる。そんな関係が羨ましい。
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「長崎屋」は出てくるけど、若だんなが主役じゃない物語たち。
妖である犬神が誰に佐助と名付けられ、どうして長崎屋で若だんなの兄やになったのかが書かれた「五百年の判じ絵」が一番面白かった。
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佐助さんが若だんなに 会うことになった きっかけの話 で始まり 時は明治に変わり 佐助さんと仁吉さんも もう一度 若だんなに会おうと 捜す話です。
どの話も キュンとしちゃいます(*´ω`*)
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ひさしぶりにしゃばけシリーズ読んだ。数年ぶり?かな?あんまし覚えてないけど、このシリーズはすき。さくさく読めるし。こういう本ばっか読むのも少し軽すぎるかもしれないけれど、こういう本を読まないのもさみしいなと思った。
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最期の話で「え?え?若だんないなくなっちゃってるの?」
そうでした、こちらはスピンオフ的な本なのでした。
光があれば影があり、影があればその中に妖達が棲んでいる。
きっと今も、いろんなところに彼らはいるのね。
ああよかった。