紙の本
できれば前作から
2015/03/07 19:11
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んだ方が楽しめると思います。三匹をはじめ主たる登場人物の性格づけというか性格を印象付けるお話が前作の主たるものだったので。
最後のおまけのような一編が私は今回の全編の中で一番好きになりました。
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やっぱり爽快です!
2017/02/10 10:46
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投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなおじさま達にご近所に是非!いていただきたい!!
その思いでいっぱい。
あ~昭和って本当に良い時代だったんだ~としみじみ。
こんなおじさま達がたくさん注意して下さってましたよね…。
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人情だわね~
2016/03/03 11:12
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二話の書店の話と第五話お祭りの話が好き^^
特に第二話の最後四行目が泣けた~!
そして。。。日下部君(*^_^*) さらにはご本人のあとがき。
「未来の本に、未来の作家に投資したんだ!」
おっさんが主役だけれども、大人の言い分子供の言い分どっちも丁寧に書かれてて
どっちにも共感、お勉強できるって感じ!?
とにかく、読み応え抜群の楽しくも切なく、そして心苦しい一冊に花丸◎
紙の本
時代はこんな作品を求めているのかも
2015/06/01 23:50
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投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作に引き続き、楽しく読める作品です。
ドラマの続編も楽しみです。
これまではあまり表に出なかった息子の嫁などもキャラがたってきました。
まだまだ物語は続くと思います。ドラマもどんどん続くでしょう。
これからどんな風に展開していくかわかりませんが、有川先生がこのお話を書き続ける限り、買って読んでいきたいと思います。
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TVでお馴染み
2015/04/30 22:49
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投稿者:o2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
TV東京で以外な?人気シリーズといわれているようですがある意味王道の勧善懲悪物で水戸黄門の現代版という感が無きにしもあらず。。主人公たちが地味なオッサンたちと言うところが作者のセンスの良さだと思います。。読めば気分が晴れる気持ちのよい小説。世の中捨てたものではないなとほっこりとしたい方にお薦めします。
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続編ドラマも楽しみです!
2015/02/14 10:24
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
待望の「三匹のおっさん」のテレビドラマ続編が、4月から始まると知り、本書を買いました。
本作も前作同様に6話読み切りで構成されていますので、通勤電車の行き帰りで気軽に読むことができました。ただ、6話中4話が既に第一弾ドラマで放映されていますので、続編ドラマは脚本家によるオリジナル作品がほとんどとなるのでしょう。小説のイメージを損なわず、かつ作品レベルを落とさないようにと、脚本家には切にお願いしたいものです。
また北大路さんの解説によると、キヨを演じるに当たり、最初は戸惑いもあったが、今ではお世辞抜きで楽しんでいるようです。続編ドラマも、きっと良いドラマになると信じています。とにかく楽しみです。
相変わらずの、還暦三人組の活躍で町内トラブルを解決していきます。また、3世代(主人公、その子供、孫)に亘ってのストーリーが丁寧に描かれ、多世代に亘って楽しめる小説に仕上がっています。ただ、今回は悪をコテンパンに懲らしめるくだりは6話中3話のみと、読後のスカッと感は前作の方があるでしょう。
あと10年程度で私も還暦となります。この「三匹のおっさん」のように、仲の良い友達と余生を楽しむことができれば、最高でしょうね。
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世相や市井の出来事の中で少し気になる話題を取り上げて、3匹のおっさんを中心に老若男女の思いの違いがぶつかるところをどう解すかが肝のお話しなのだけど、まあ、それが性善説の中でうまいこと丸まっていくのを読んで楽しむ。
第2作になるこの本では、最近の若いもんにだけではなく、最近の年寄りにも手厳しく、また格差社会にもやんわり触れて、その辺りの触れ加減がなかなか絶妙。
手練れの語りにしてやられ、第2話の子供の最後の行動とか第5話のシゲの行動にはちょっとばっかしウルウルしちゃって、第2話なんかは淀に行く電車の中で読んでいて、競馬新聞見ている人ばかりの車両の中で困ったよ。
だけども、最近の風潮を見れば、グリーンパレスの人たちは、寄進しなくても子供に菓子は貰えると分かって、来年からもお金を出す人はいないのではないかと、本の世界ではウルッと来ても、頁から目を上げれば性善説だけで生きていくのは切ない世の中に些か嘆息する。
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今回もすごく良かった。文庫化をじっと待ってました!
一番よかったのは、本屋さんの井脇さんと中学生の万引き犯たちの話。最後の数行に、なんかもううるっときてしまいました。こういう分かってくれる子ばかりじゃないとは思うけど、分かってほしいよね。現実もこうあって欲しいと思います。いや、元々万引きしないのが一番ですけども。
あとは、一話目ののんびりお嬢さん奥様な貴子さんの話。私も、すぐに結婚して就職しなかったので、こういう所あるかも、と我が身を振り返りました。身につまされるとは、まさにこのことですよね。医者の許しがあれば、パートしてみたいんですけどね。
まぁ、貴子さんほど酷くはないですけど、私もお金に無頓着なとこあるから、反省しないとなぁ。
あと、祐希くん、いいよ!いい仕事したよ!と褒めたくなったのが、ノリさん再婚か!?の第三話。早苗ちゃんはきちんと、祐希くんに頼ることを知っている。そして、それは男の子には嬉しいものなんですよ。二人はきっとうまくいきますね!
また続巻は出ないのかなぁ。さすがにもう無いだろうか。まだおっさんらを見ていたい気もします。
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おもしろかった。一気に読んだ。前に「三匹のおっさん」をよんだとき、すごく気に入って、ふたたびは単行本化とともに購入。いままであたためていた。三匹と祐希の正義感がいい。また続きがよみたい。
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単純に近頃の若い者は・・・じゃない続編、よかったです。
お祭りの寄進をお願いしますって、突然に訪問を受けたら、インターフォン越しに「ごめんなさい」って答えてしまうかなぁ。
お祭りを復活させたいと願う人の思いや汗やあれこれには、やっぱり思いが至らない。
そういう日常の中にいることは、少し寂しいことなんだろう・・・。
最後の短編は、ほっこりする物語。
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著者も後書きで言っている通り、今回は三匹のおっさん達の家族に、より焦点が当たっている。登場人物達の心情がリアルに感じられ、わかりやすい。
万引きや未成年の喫煙、ゴミのポイ捨て(不法投棄)、町内会トラブル、放火魔…身の回りで起こっている、または起こる可能性のある、様々な問題に、経験や、そこから得た知恵で立ち向かう三匹。でもその退治・対処の仕方や、自分達の立ち位置に対する考え方のバランスが良くて、爽快。
評判の良かったドラマも、前シリーズは1度も見られなかったのだが、今春放映予定という続編は是非とも見てみたい。
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三匹のおっさん
初版が好きだったので、続編文庫待ちしてました。
前作が面白かったから、期待値が大きかったのかな?いまひとつ。
でも、やはり読後感の気持ち良さはありがたい。
「別れる男に花の名前を一つ教えておきなさい。花は必ず毎年咲きます」
この一文は、色々考えちゃう一文だよなぁ。(本編とは何も関係ないが。)
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この作品にはまりこむ理由のひとつ。
いろんな人のそれぞれの視点、さまざまな生き方や立ち位置からの言葉の数々。互いがその違いに理解を示し、異なる価値観から出ている言葉の意味を咀嚼し、尊重し、時に触発されて自分の価値観に書き加えながら…成長していく。しかも三世代、老いも若きも。
私が子供だった昭和30年代から40年代、こんな世界に暮らしていたことに気づかされる。
ひとりひとりの言葉が、振る舞いが、周りのすべての立場や暮らしを大切にしようと一生懸命で、なのに自分の芯だけは守りつつ。
あー語りつくせない!
今回の作品の中では、文句なく第二作に喝采を送ります。本の明るい未来を信じさせてくれる光。ラストにはじんわりと目頭が熱くなりました。
そうして巻末の意外なスピンオフ!あの作品の大ファンである私、大興奮! やはり大好きな作家さんの作品は全作読んでおくべきですね。こんな楽しみに出会えるんだから!
さて、シリーズ三作目を早くもお待ちしています。大学生になった祐希と早苗、もっともっと素敵になってゆくはず。おっさんたちにももうひと暴れしてほしいと、心の奥が期待でムズムズしています!
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「ふたたび」も安心・安定の善の物語。
(理想、善と現実の狭間のエンターテインメント)
前作より、わくわく感が薄かったのはTVドラマを
見てしまったから。でもやっぱり一方的な感情ではない
上から目線の勧善懲悪ではないんで、楽しんで読める。
でもボーナストラックの
「好きだよと言えずに初恋は。」
村下孝蔵氏じゃないか・・・
三匹の痛快さとは空気が異なるレインツリーや
阪急電車や、あの作品や、甘酸っぱく胸を叩く。
甘酸っぱさでえぐるだけじゃなく、短い中に
後悔や思い出を容赦なくたたきつける。
おっさんの語り口や空気と違って、正しさに対する
理想と現実との違いに自分を振り返るのではなく、
ただ単に、ありえたはずの未来に対する切なさを。
”キケン”と”おっさん”は、その次を読みたくなる。
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スケールダウンしたおっさんたちがご町内で事件を解決していく。事件が小さい方がおっさんたちがかがやく気がする。でないとただのお節介なおじさんになってしまうから。