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電子書籍
凍てついた身体と心が
2023/03/01 03:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰かの優しさによって雪解けを迎えてくかのような短編ばかりです。最果ての終着駅から人生の再出発へと臨む、表題作に感動しました。
紙の本
希望のかけらのようなものも残っているような
2018/05/25 21:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜木紫乃の『起終点駅(ターミナル)』 を読みました。
直木賞受賞で注目されている作家ですが、初めて読みました。
ストーリーは続いてないけど、共通するトーンの短篇が並ぶ作品集。
舞台が北海道というのも共通しています。
せつなく、やりきれない、ある意味さびしい人物たち。
だけど、どこか、希望のかけらのようなものも残っているような気にさせてくれます。
この人の作品、また読んでみようかな。
電子書籍
起終点駅
2015/11/22 00:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
気候の厳しい北海道の大地や海辺に、しがみつくように生きる人たちを主人公にした桜木紫乃氏の短編は、読後に何とも言えない余韻がある。吹雪に閉じ込められても、貧しさに苛まれても、どうにかして抗い、折り合いをつけて生きていく人たちのリアルな息遣いが感じられて好きだ。「起終点駅」はそんな短編集である。中でも表題にもなった「起終点駅」と「潮風の家」が良かった。映画化されるようでもあり、そちらもまた楽しみにしている。
紙の本
人生の悲哀を書いた作品
2015/11/08 20:07
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投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る
北海道を舞台に人間の生きているものさみしさを書いている作品です。
ホテルローヤルよりは難易度が高めです。
この作者の今までの短編集では短編ごとに伏線があったりとですが、今回はあまり関係なく、純粋な短編集という印象です。
以前の作品が良かっただけに4点としました。
紙の本
優れた短編集
2015/10/18 11:10
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
良い作家だと思う。生まれた土地・根室を始め、北海道を愛し、ずっと彼の地を舞台に書きつづけている。本書の短編6作は、いずれも”読ませる”出来。ただ、「ホテル・ローヤル」を超えるものが、今のところ出ていない気もするが…