紙の本
希望の地を求めて、ドングリたちがぐんぐん進む!
2016/11/28 19:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本『新幹線のたび』の著者コマヤスカンさんが、今度はドングリが主人公の冒険物語を描きました。
ドングリたちが海のむこうの火の島を目指して、長い長い旅に出ます。
延々と続く道には、いろんな危険が待っています。
それでも力を合わせて、ぐんぐん進む、希望の地を求めて。
その姿のなんと頼もしいこと!
『新幹線のたび』では、まるで自分が鳥になって空から見下ろした気分にになりましたが、
こちらは、そう自分がドングリになった気分で、野原や砂漠を歩く感じです。
ドングリたちが歌います。
「ドングリ、ドングラ~」
一緒にドングリたちと歌いながら、冒険の旅に出ましょう!
嵐の海を越えていくシーンが圧巻、です。
紙の本
苦難を乗り越える冒険譚
2016/09/04 21:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何だかカッコイイ表紙だな…と思って手に取ると、ドングリだった!
火を噴く島を目指して旅立つドングリたち。
リスとの闘い、雪道の難儀、春の脱落者、乾燥に襲われる。数々の苦難を乗り越えます。
リスがゴジラ並みでちょっと笑った。けど、よく見るとドングリの頭を掴んでたりして怖かったりします。
たどり着いた火を噴く島、噴火で焼け野原になった島を蘇らせるドングリたち。
最後のページでは涙が出そうになるくらいジーンとします。
紙の本
ドングリたちの物語
2019/04/24 09:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドングリたちの、旅の物語。
絵が細かくて、すみずみまで見て楽しめる絵本でした。
巨大なリスがおそろしくて、逆にかわいかったです。
息子のお気に入りの一冊です。
紙の本
小さなどんぐりたちによる壮大な冒険譚
2018/03/26 23:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドングリが旅をする。しかも冬山や海を越えていくような大冒険。
リスとの戦いや旅から脱落する者など、それぞれのドラマがあり、ラストシーンはなんだかじーんときてしまった。
空想的なおはなしかと思うと、旅する仲間「ドングリ」には、たくさんの種類があることも学べる。
ドングリの視点から見る草木のサイズ感など、視点の違いによる世界の見え方も面白い。
投稿元:
レビューを見る
種の冒険というのは興味深いテーマだったんだけど、それをこんなにコミカルで壮大で楽しいファンタジーにしたコマヤスカンさんの独創がすごい。
ドングリの種類もたくさんあり、芽が出てきてしまう、リスから逃れるなど、キャラやエピソードに科学絵本としての価値がありつつ、物語として展開している!
こういうのが描ける創造性が欲しい。
投稿元:
レビューを見る
ドングリたちの冒険…と思いきや、ドングリじゃないのもたくさんいるのです、松ぼっくりとか、銀杏とか、まずもってリーダーがトチノミたろうなので、そこからドングリではないのでした。
そんな木の実たちの大冒険は、困難ばかり。犠牲者も大量に出ています。芽を出すことすら許されない。
それでも、まだ見ぬ新天地目指して、ドングリドングラと行くのです。
細々とした絵なので、読み聞かせにはちょっと不向きかもしれませんが、なかなか面白いお話しなので、細かいところはあとから読んでもらうことにして、読み聞かせしてみるのもいいかもしれないです。
リスとの戦いは大迫力。
投稿元:
レビューを見る
森のドングリたちがあつまって、あかい火をふくあの島めざしてたびに出ました。リスにおそわれたり、寒い雪山を越えたり、やっと春の野原にやってくると、うっかり芽をだしてしまった者たちまで…。そんなに大変な思いをしてどうしてあの島へいくのかな?
細かく生き生きと描きこまれたドングリたちを応援したくなりますよ。
投稿元:
レビューを見る
擬人化した どんぐりたちが 火山の島へ…困難に立ち向かって なぜ そんなところに 行くんだろう…ラスト2,3ページで 分かった!!なるほど♪
投稿元:
レビューを見る
遠くの島で炎が上がる。
それをみた山のドングリたちは、火を噴く島が呼んでいる!と立ち上がる。
進む彼らの行く手には。
ドングリの行進、山の、野原の、海原の景色。
細々としていて何度も読み返す。
こんな想いをしてもたどり着きたいアノ島にはいったい何が?
ラストが壮観!
りす、けっこう被害でてるよね。
これ、うわ寒そー。
アリとの戦いだ!
あ、これ賢い。あ、この洗剤もあり!
え?中に入んないの?上に乗んのかよー。
強いヤツが残ってて良かったよね。S12
投稿元:
レビューを見る
1年生読み聞かせ。
所用時間:5分未満
海の向こうの山が火を噴いた、それを見た森のドングリたちは遠くの火の島を目指します。
リーダーのトチノミたろうを先頭に、クヌギ、コナラ、カシなどのドングリたちは「ドングリドングラ」の掛け声をかけ合って長い旅を続けます。
リスに襲われ、吹雪に晒され、海の嵐を乗り越え…
辿りついた火山島の森は枯れ果てています。
ドングリたちはそれぞれの場所を掘って眠りにつきます。
こうして森は再生されていきます。
自然のサイクルの話なのですが、真面目さとユーモラスさの、大胆さと細かさの混ざった絵本となっています。
団体向けと言うより絵をじっくり見て楽しめるタイプではあるのですが、面白いので持って行ってみました。
子供たちには自然の再生というようなテーマが分かったかどうかは疑問ですが、ドングリたちの挿絵が頭はドングリ(クヌギ、椎、樫、など種別にかなり詳細な絵)で体は人間のため子供たちの印象は強かったようで、
「リスが人間捕まえてる~!」「崖から落ちた~!」「このクリがいる~!」などなど大騒ぎでした。
ラスト場面では子供たちには「火山の影響で森が枯れたから、どんぐりたちが旅をして来て、芽が出てまた森ができていくってことでした」と解説してみました。
投稿元:
レビューを見る
ドングリたちが旅にでた。
ドングリのトチノミたろうは見た。火山が爆発した島が遠くに見えた。トチノミたろうは「ドングリ、ドングラー」と掛け声をかけて、ドングリたちを集めた。「赤い火をふく島が待っている。さあ行こう。ぼくらの旅をはじめよう」とよびかけた。
ドングリたちは列をなして旅に出た。
途中、リスがあらわれたり、雪山を進むことになったり、うっかり芽をだしてしまったものもいたが、たくさんのドングリたちが海を超え、島をめざした。
ドングリ目線のスペクタル大冒険なのだ。
投稿元:
レビューを見る
4歳12ヵ月
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい ◯
〈子〉
初回からくいつく ◯
何度も読む
その他
擬人化されたドングリたちによって、
荒れ果てた地の植生の再生が始められるまでの物語。
とても細やかに描かれていて素敵でした。
息子もなんども読む、というよりは一度じっくりと読んでいました。
投稿元:
レビューを見る
胸踊る絵本との出会い。
“ロード・オブ・ザ・ドングリ”ドングリたちの叙情溢れる壮大な旅。冬を越え春が来て、季節を跨ぐ長い長い旅の間には脱落するドングリたちもいて…。脱落理由の「うっかり めを だしてしもうた」に思わずクスクス。主人公のトチノミたろうの言葉を読んでいると、自分もドングリたちの一員になって必死で旅をしているような気になってくる。
4歳0ヶ月の息子は既に園で読んでもらっていて「そうそう、おおなみがザブーンってくるんだよ」とクールにネタバレw
自分の居場所を定めて目的を終える、ラストは静かに感動した。
投稿元:
レビューを見る
ドングリといっても、いろんな種類があって、そして、ドングリたちのおかげで森は緑になり、地球の生き物は生きている。そんな壮大な冒険をユーモアたっぷりに楽しく描いています。リスがすごくデカい。
投稿元:
レビューを見る
絵が素敵。
春にどんぐりから芽が出ると、どんぐりどんぐらだと感激できます。
どんぐり 目線が面白いです。