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みんなのレビュー193件

みんなの評価4.2

評価内訳

182 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

思わず、どら焼きを買いに走ってしまうそんな小説

2015/08/25 17:49

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラックティー - この投稿者のレビュー一覧を見る

河瀬直美監督の最新作「 あん」の原作と知り、購入した。
この映画に原作本があることに、まず驚いた。

読み始めると、あっという間にストーリーに引き込まれていった。
小さなどら焼き店、どら春が舞台。
主人公の千太郎は、服役した後に出所し、生きる気力もなく、日がな一日鉄板でどら焼きを焼いている。そんなところにバイトの求人をみてやってきたのが徳江という70歳過ぎの手の不自由な女性だった。彼女の作る餡は絶品だった。
ふたりの作るどら焼きで、どら春は繁盛しはじめるのだけれど…。

予想できる結末だが、目で追う文字が涙でかすんでしまう。
生命の大切さ、生まれてきた意味、いろんなことを深く考えさせ、また感じさせてくれる人間ドラマだと思う。

ラストシーンは、どんな人も涙なくしては読み終えることができない。
そして、美味しいどら焼きが無性に食べたくなるだろう。

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紙の本

どら焼きと桜

2015/11/13 14:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みかんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドリアン助川さんと言えば、金髪で「叫ぶ詩人の会」を主催していた方、というイメージでした。
そんなパンクなイメージと先入観で読み始めたこともあり、とても意外性がありました。
もちろん、良い意味で。
文章も、クセがなく一人よがりな作者の情景描写や心理描写もなく、すっきり読みやすい。
作中の、コツコツと餡を作る作業と重なり合うような、誠実さを感じる文章です。
テーマは重たい内容を扱っていますが。
その描き方、話しのまとめ方にも、扱うテーマへの誠実な心配りを感じ、好感を持ちました。
と書くと、深刻な作品の様ですが。
春に庭先で吹かれる、暖かい風のような、優しくてさわやかな気持ちにさせてくれる作品です。
どら焼きは、絶対食べたくなります。

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紙の本

知ることの大切さ

2021/03/28 16:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あいん - この投稿者のレビュー一覧を見る

無知に基づく法律がなくなり、ハンセン病の人々が自由になった(療養施設から開放された)と漠然とニュースを聞いていた記憶がある。その曖昧な情報が、「あん」の登場人物のおかげで具体的な人物となって現れました、しかも、国立ハンセン病資料館は、親戚の住んでいる近隣の町にあることを知っていながら、一切足を向けることもないまま。近いうちに資料館に行ってみようと思います。「あん」の徳江さんのような人達に会いに。

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紙の本

この餡は甘いかしょっぱいか

2020/04/24 16:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

訳ありやる気なしのどら焼き屋の店長のもとに、絶品の餡を炊き上げる老いた女性がアルバイトに。餡を焚き上げる工程の描写には、思わず生唾が。これは、オリジナルの塩どら焼きづくりを目指すサクセスストーリーか?
しかし、甘いと思われたストーリーは思わぬ方向へ。絶品の餡づくりの背景には老女の苛烈な過去があることが次第に明らかに。千々に思いが揺れる一冊でした。

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紙の本

生命の餡

2020/03/11 22:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

小豆の声に耳を傾けながら作る、徳江特製のあんこが実に美味しそうでした。彼女が理不尽な差別にさらされる、後半の展開にも考えさせられます。

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紙の本

今なお続く闘いの道

2019/11/16 17:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化された時に、映画を見逃し、その後原作をずっと読みたいと思っていながら、今になってしまった。期待を裏切らない内容で、登場人物らが少しづつ自らの人生を吐露しあう中、物語は進む。小説で涙したのは久しぶりです。

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紙の本

映画を見てから読みました

2019/05/27 22:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みんと - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画では読み取れない人物の心境などが小説では説明されているので新たな発見ができました。ハンセン病という言葉も初めて知ったわけですが、病気が治っても尚差別され続けている人達がいることには驚きました。
世代も生活環境も違う登場人物達が理解しようとし、支えあいながら生きる姿が印象に残りました。また映画の樹木希林さんの老婆の役がぴったりで、また映画を見直したくなりました。

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紙の本

ヒットです。

2017/03/17 23:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る

先が気になっています。味わって読みたい本です。

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2015/05/04 15:49

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2015/04/30 23:25

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2015/05/03 14:00

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2015/05/10 08:50

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2015/05/14 20:51

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2015/05/15 09:58

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2015/05/21 22:12

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