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平松洋子さんと谷口ジローさんのコンビによる食のエッセイ第二弾である。今回もまた方々で様々な食を求めて食べ歩いている。
本当に様々な種類の、様々な土地の食をめぐるエッセイである。中には餃子の王将や東京駅のエキナカなど、我々にも馴染みのある場所が選ばれていて、平松さんの視点でそれらがまた新たな見方を付与されて紹介されている。
平松さんの食への誠実さ、そこでの出会いを大切にする様などは非常に快い。エッセイに通底するそうした真心は、読書をより楽しいものにしてくれていた。
今回も星五つで評価している。このシリーズは今少し続いてもらいたいものである。
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平松洋子氏が日本全国色々なおいしい物を食べに行かれるのですが、えっどこにいけばそんなおいしい物に出会えるの~!という感じでした。挿画は谷口ジロー氏。
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とてもお腹が空くシリーズです。
世の中にはまだまだこんなにもたくさんの美味しいものがあるのだ…と思うと、これからも生きようという気持ちになります。
ごくごく入っていくステーキがやっぱり一番心惹かれます。
平松さんと一緒にその地を旅した心持ちになりますが、行ってみたいところもたくさんです。現実逃避したい通勤のお伴にしていました。
谷口ジローさんの挿漫画はここまでのようですが、こちらも楽しかったです。シリーズ続きも読みます。
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食ものエッセイ。題名と表紙のステーキの絵に惹かれて。特に下町にこだわった作品ではなく、作者の方が行った全国の旨いものに関する内容。
段落の終わり1行~2行に面白そうなことを書くことが多い文調なのだが、どうも個人的には余分なものに思えてくどかった。谷口氏の漫画とのセリフ相性も?な感じ。
風邪っぴきのときに読んだので、あっさりした文章がほしかったのかもなぁとどうでもいいことを思った。
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平松洋子の食事モノは見ると買わずにいられないモノのひとつ。
なんたって ぱんちょうの豚丼がいちばん惹かれた。
北海道ってこともあるけど なにしろ豚丼大好きなわたし。帯広には美味しい豚丼屋さんがたくさんあるとは聞いてたものの 札幌にも大好きな店があり そこで充分しあわせと思っていたので そんなに聖地帯広に憧れはなかったケド。でもさすがにこれ読んだら ぜひぜひ食べたいと心の底から思ってしまった。
ぱんちょうって 初めて聞いたなぁ。
札幌に 初めて いっぴん という名前の豚丼屋さんができた時(ここも本店は帯広だと思ってたけど違うのかなぁ)すぐ食べに行って 豚丼のイメージが一新。もともとお肉のなかでは 豚肉がいちばんすきだったし 丼も大好きだったけど 炭火焼きの豚丼は初めてで そのあまりの美味しさに3日連続で食べに行き お店の人に笑われた記憶が…。
豚丼のお店を見かけると ついつい食べに行ってしまうけど わたしの中で いっぴんを超える豚丼屋さんはなく 最近は全く浮気しないでいたのになぁ。
あ〜今夜は豚丼食べに行こ。
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帯広の豚丼でスタートした直後に鹿児島の黒豚トンカツと、南北端から端に行かせる気か、、?とりあえず、京都の餃子の王将本店で落とし所をつける。平松洋子さんの文章は本当にすごい。圧倒的な食の経験値から描かれる誰かと食べる喜び、お店と人と街、全てが伝わってくる。グルメエッセイ(と言っていいのかもはや分からない)なのに、江氏の解説も相まって感動してしまいました。
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自分の食べたいもの、好きなものを美味しくいただく。それが丁寧に愛情持ってつくられたものならば、もうそれ以上のことはないんじゃないかと。。
何でもお取り寄せできる今だけど、やはりその土地に行って、その空気を感じながら食べるのが、一番だと思う。行ってみたい!!
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今回も平松さんのエッセイに
谷口ジロー氏の漫画がついている
ぜいたくな作りの文庫本。
食欲旺盛な上に丈夫な胃をお持ちで
うらやましいかぎり。
だからこそ書いてある文章を読んでて
楽しいんだよね。
大衆酒場と夜の街をウロウロした回が
秘密の場所をのぞきこむような
わくわく感にあふれている。
関西は京都の王将と、うどん屋さん。
東京駅の駅弁ネタもいい。
「サンドイッチハウス メルヘン」
次に東京行ったら足を運んでみるか~。
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旅先で土地の美味しいものを食べるという贅沢が、本当に贅沢になってしまった昨今。これを食べにここに行きたい欲が高まってしまった…!
とりあえず、実家に帰省中に下町ステーキは絶対絶対食べに行く!
→帰省中に下町のステーキを食べに行った。
悶絶のおいしさ!ありがとう。
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先にレビューした『サンドウィッチは銀座で』と同時購入した一冊。
前著と同じ、『オール読物』の連載で、谷口ジローさんの漫画が入るのも同じ。
この巻では、まず豚丼から始まる。
鹿児島の黒豚尽くしの会席、弘前の「藩士のコーヒー」にイカメンチ。
東向島の「駄敏丁カットステーキ」はグラス・フェッド(草で肥育した)で、「ごくごく」のどに入ってくる肉だという。
沖縄の大衆食堂。
餃子の王将の支店による個性の違い。
根室のさんま祭りに津軽のアンコウ、岩手久慈駅の「ウニ弁」、東京駅のエキナカグルメ…。
この人の本を読むと、食の世界って広いなあ、と感じる。
私自身は食には関心はあるけれど、それほどの執着はない。
私はきっと、一生スーパーで買った特売品を食べる人生だろうと思っている。
では、この本は不快かというと、そんなことはない。
こんな世界があるということを知るだけで楽しい。
まあ、正直、読んでいるこちらの胃がもたれてしまう気がしなくもないけれど。
土地の雰囲気、メニューが開発されるまでの歴史、店の人の思いなどによりそいながら、一つのメニューが丁寧に紹介されていく。
平松さんの目配りの細やかさのおかげで、退屈しない。
食のエッセイとして、私の中では第一の作品のような気がする。
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ひたすらお肉が食べたくなる。500gはすごい。ぱんちょうの豚丼、沖縄のすば、京都のうどん、東京のきらびやかな駅弁たち。どれも読みながら悶絶するくらい美味しそう。
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久々の平松洋子さん
じゅわっと唾がわいてくる
美味しいしエッセイ
谷口ジローさんの漫画も読めて
ダブルで美味しい!
ブックオフにて取り寄せ
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全国各地の食べものについて書かれてるが、餃子の王将が店長に裁量が任されていて味が違ってたりすることは驚きだった。
京都の冬は、あんかけうどんというのも知らなかった。
平松さんの文章は、日本語の勉強になるぐらい表現豊かと感じた。