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アイデアのつくり方 みんなのレビュー

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みんなのレビュー693件

みんなの評価4.0

評価内訳

682 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

【bk1の100冊】の一冊。60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。

2004/12/15 00:48

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おーなーしぇふ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、アイデアをつくり出すための原理と方法を説いたものである。「アイデアのつくり方が知りたい!」という人にオススメの一冊。本書の惹句「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」はダテじゃない。一度読めば、きっと忘れられない本になっているはず。【bk1の100冊】の「お客様が選ぶ50冊」で、<仕事にかかせない1冊>に選ばれた一冊(2004年12月)。


本文は約60ページほど。解説約20ページ、訳者あとがき約10ページをあわせてようやく100ページという、本当に薄い本である。しかし、この中にはアイデアのつくり方についての必要十分な内容が、確かに盛られている。

アイデアとは何か? 「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と著者はいう。そして、「その新しい組み合わせを作りだす才能は、事物の関連性をみつけだす才能によって高められる」とする。この2つがアイデア作成のための原理なのだという。

この原理をふまえ、著者は、アイデアを実際に作り出すための方法を5つの段階にわけて説明している。その段階とは次のとおりである:

1)データ(資料)の収集
2)データの咀嚼(そしゃく)
3)データの組み合わせ(アイデアの孵化段階)
4)アイデアの実際上の誕生。ユーレカ(発見した!)という段階
5)アイデアを具体化し展開させる段階

過去にアイデアを作り出す際、これらの段階を経験した人もいると思われる。しかし問題は、これらの段階の存在を把握し、意識しながらたどっているか? ということにある。

すなわち、アイデアとは漠然と考えをめぐらして生まれるのを待つものではなく、自動車の製造と同じように、明確な方法に従って作り出せるものなのである。

このように、アイデア作成の段階をわかりやすく具体的に示した点が、本書の大きなポイントであり、長年にわたり支持されている理由といえる。


なお、竹内均氏による詳細な解説も注目。本文の翻訳が直訳調のため読みにくく、内容がわかりにくいことがあるかもしれない。しかし、竹内氏の解説を読めばそれが解消されるばかりか、本文に対する理解も深まることと思われる。また、文章執筆のためのアイデアも紹介されており、興味深い内容となっている。


ちなみに、著者のヤングはアメリカの広告業界で活躍した人物(1973年没)。本書(原題:A Technique for Producing Ideas)は本国アメリカでは1940年の初版以来、広告クリエーターの間で「バイブル」と称され、現在も再版を重ねている。日本でも1956年に一度出版された後、1988年に再出版され、2004年7月現在で初版第48刷を重ねているという、まさに不朽のベストセラー。その後のアイデア関連書籍にも影響を与えている。一例として、アイデアのヒントを挙げておく。これは、ヤングの方法を実践する前に「心の準備」が必要であると説いているもので、ヤングの方法をさらに充実させたい人にオススメといえる。

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紙の本

アイディアマンは生まれつきじゃなかった

2009/09/19 11:00

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者のジェームス・W・ヤング(1886-1973)は
アメリカの広告代理店トムプソン者の常任最高顧問、
アメリカ広告代理業協会会長などを歴任。
広告コピーマンとしても有名です。

そのコピーをつくるためのアイデアの制作過程を記した本です。
とっても薄い本で、あっという間に読めてしまいます。
今のアイディア関連のビジネス書に比べると
びっくりするくらい、シンプル。

でも、シンプルだからこそ、広告業にとどまらず
あらゆる業界、業種にで使えるアイデアをつくりだす普遍性があります。

その全過程は
1 資料集め
2 資料を体の一部とする、あるいはパズルを組み立てる
3 問題を無意識の領域に追い出す
4 自然とそのことを考えているうちに、アイデアになる
5 アイデアの具体化と展開、批評

あらゆるアイデアは、既存の物事、言葉を
新しく組み立てているもので、
その新しい組み立てにどこまで熱中できるかが
新しいアイデアの誕生に繋がります。

80対20の法則で有名なパレートは
本書では「世界の全人間は二つのタイプに大別できる」と唱えた人物として
紹介されています。

その分類とは
1 スペキュラトゥール……投機的タイプ(企業家・発明家・政治外交再構成の活動家など)
2 ランチエ……ストックホルダー(株主)・鴨にされる人々

どちらの人になるかは、アイデアの才能があるかどうかではなく、
アイデアの原理や方法を学び、実践することにあるそうです。

竹内均の優れた解説でも、「すぐに始めること」と
自分の著作方法に触れながら、その仕事の秘訣を披露しています。

本書のアメリカでの初版は1940年。
シンプルですが、現代にも十分、通用します。

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紙の本

1時間かからない

2018/07/29 06:52

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:新選組 - この投稿者のレビュー一覧を見る

50分で一生ものの勉強が可能。102ページのなかに自らを大きくジャンプさせてくれる要素が満載。時間対効果は抜群。

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紙の本

「ものを考える」ための「考え方(=方法論)の古典的名著

2004/10/10 03:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ものを考える」ための「考え方(=方法論)」の古典的名著といわれています。僕も、ある広告会社のコピーライターに進められました。広告業界とかクリエイターの間では、かなり広範に読まれているそうです。もっとも「考えるための方法論」という抽象的な思考が好きで、かつ意識したことがない人にはチンプンカンプンかも知れませんが。

この本の良さをあげるならば、

1.出版が40年前で幾多の淘汰を勝ち抜いてきている
2.ビジネスマンをやっていたヤングさんが考えただけあって、薄くて読みやすくハンディで、即応用できる

という2点です。一瞬で読めます。本当に読みやすいです。

「考え方の方法論」といえば、昨今のビジネスマンの流行では、ありがちなロジカル・シンキングを連想します。が、広告代理店につとめていたヤングさんらしく、どちらかといえばクリエイテイブ・シンキングの側面を扱っています。とはいえ基調低音は、ロジカル・シンキングという煩雑なものを積み上げた先に、クリエイテイブが生まれると考えているようです。また、具体的にどのような日常の作業が、新しいものを生み出すきっかけになるかという部分の描写は、アメリカ人のプラグマティズム的側面が強く現れている、と感じました。非常に具体的なのです。また同時に、科学史家のトマス・クーンによる古典的名作「科学革命の構造」で主張されていた革命的・コペルニクス的発想がどのようにして生まれてきたかという哲学的な思考との連想を感じさせ、非常に奥の深い本です。

慶大教授の高橋俊介さんが著作「キャリアショック」で書いていることですが、高度な資本主義社会では、生きる糧を得るスキルはすぐ陳腐化してしまいます。社会の流動性・スピードが速すぎて、自分の持つスキルが、簡単に役立たずになるのです。そしてその傾向はますます顕著になっています。そういった中で生き抜くためには、「継続的に安定して」ものを考えて価値を生み出していかなければならないのではないでしょうか。そのためにこういった「考え方の方法論」は、いつまでも古典的名著として残り続けるでしょうね。才能だけでは生きていけない時代です。才能を継続的に維持し続ける理論・哲学がないと、安定と継続はないですからね。

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紙の本

アイデア創造に欠かせないバイブル

2003/06/22 09:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やんちゃ青 - この投稿者のレビュー一覧を見る

原著は1961年に書かれた内容と変っていないとされている本書の中身は、いつの世の中にもどの境遇に人々にもあてはまる「アイデアの作り方」を示している。それゆえ回りくどい説明、ノウハウ的な押し付けも感じることなく、またボリュームも本文は62ページとあっという間に読破できる。
『アイデアの製造過程も一つの流れ作業であること、その作成にあたって私たちの心理は、習得したり制御したりできる操作技術によって働くものであること、そして、なんであれ道具を効果的に使う場合と同じように、この技術を修練することがこれを有効に使いこなす秘訣である』
その技術力を向上させるための秘訣が記された本書は私たちがあまりにも当然として気がつかなかった一面を呼び起こすのに十分な一冊です。そしてアイデア創造に欠かせないバイブル的存在になるでしょう。

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紙の本

格調高い古典

2022/05/11 19:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:としょうのひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

アイデアを作るために必要な5つの工程について論じた本である。議論の出発点である、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである」と言う考えがユニークで面白かった。竹内均先生の解説も素晴らしい。メンデレーエフの例を挙げて、ヤングが無意識状態で行われるものとした第三段階とは実は意識して行えるものであることを示した。ここにおいてアイデアの作り方とは、無意識化で行われる不思議なものではなく、自動車の製造過程のようなオートマチックなものであることが明らかになったのである。

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2015/09/20 21:53

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2004/09/29 01:17

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2004/09/29 23:16

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2004/10/04 21:04

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2005/01/29 04:47

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2005/04/30 18:38

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2005/05/05 11:30

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2005/05/21 16:58

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2005/06/05 21:44

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