紙の本
優しい気持ちになれます
2021/11/21 11:36
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この街と、この店に行ってみたいと思えてくる。
カメラには詳しくないけれど、それを好きな人の気持ちも伝わってきて楽しくなるし、レトロな雰囲気がとても心地よいです。
2,3も続けて読みたいと思います。
電子書籍
家族写真が撮りたくなりました
2021/07/15 08:57
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投稿者:珪藻土 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カメラを通してつながる人と人との絆、一葉の写真に詰め込まれた思い。
決してカメラが主役ではなく、でもカメラをよすがに紡がれる思い出。
謎解きの面白さを感じさせつつ、とてもやさしい筆致で描かれる人とカメラのストーリーに惹きこまれました。
カメラにそこまで詳しいわけでもないのだけど、という方でも、カメラ初心者のヒロインの視点でストーリーが描かれるので、問題なく物語に入っていけます。
読了後にカメラ片手に家族で出かけたくなる、そんな作品です。
紙の本
カメラに詳しい人も、そうでない人も楽しめる!
2018/09/30 08:24
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のヒロインの名前が「来夏(らいか)」で、このネーミングにニヤリとした人は、すぐに作品の世界観に入っていけるかもしれません。
もちろん、カメラの知識がなくても大丈夫! ヒロインがそもそもカメラに詳しくないので、初心者の読者の気持ちを代弁して質問してくれるので、物語の先を読むのに支障がありません。
各章の終わりに、その章の主軸となったカメラが挿絵として加えられているのも親切だなと思いました。
カメラに対する雑学も豊富で、それがくどすぎず、楽しんで読むことができます。
ヒロインと店主の今宮との関係性もいじらしく、初々しくていいですね。
ほのぼのと楽しむことができました。
紙の本
軽妙なほんわか恋愛小説。
2023/12/14 22:38
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽妙なほんわか恋愛小説。基本はカメラに関する謎解きであるが、最後は恋愛ものに収斂でした。様々な希少カメラの紹介はカメラ好きの私には嬉しいです。そして、つくづくとフィルムカメラの魅力が懐かしい。しかし、捨て撮りして簡単に不要写真を削除でき、名前さえ付けておけば検索も容易という手軽さを考えると、やはりフィルムカメラに戻るのは難しいな。あ、作品とは関係ない話でした。
紙の本
谷中レトロカメラ店の謎
2017/02/23 10:15
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投稿者:英 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カメラ好きにはこの上なく楽しい文庫本である。特にクラッシックカメラ
好きにとってはニヤニヤの懐かしい思いが甦りそうだったのかと
頷き楽しめる気楽なストーリーであったりする。
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谷中にあるフィルムカメラ専門店、今宮写真機店のカメラマニア店長とアルバイトの来夏の物語。カメラや写真に纏わる謎解きと来夏の変化が描かれていきます。1話目では谷中っぽくないなと思いました2話目以降は雰囲気がありました。
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レトロカメラをフックに小さな謎を解く連作短編集。
特定ジャンルの薀蓄と日常の謎の組み合わせという近年流行りのスタイルは、普段触れることのない世界の知識を垣間見られる楽しみがあります。
小説としての深みはないものの、自分の知らないカメラの知識に加えストレスなく読める文体なので、移動時間のよい気分転換になりました。
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誰かが誰かのために起こす行動が起こす謎を谷中のカメラ店店主とアルバイトの女性が明かしていく話でした。
どれも優しい話でよかったです。
主人公の女性の暗い過去にはびっくりしました。
思っていたことと違いました。
二人の今後が気になる~!
興味はあるのだけれどあくまでカメラに興味があるデジカメすら触ったことのない初心者の私。
だからクラシックカメラの知識はわからなかったけれど楽しそうですね。
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僕のtwitterアカウントはほぼカメラ・写真アカウント。
最近すっかりご無沙汰(^^;)になっているのだけど、クラシ
ックなフィルムを使うカメラをやたらたくさん集め、素人
リペアするのが趣味になっている。
そんなtwitterのTLで流れてきたのが↑↑の本の新作。
カメラバカでありながら、こんな魅力的なタイトルのシリ
ーズを知らなかった、というのが悔しい。っつーか、
このミスまで取ってんじゃん・・・。素人レビュアーとしても
失格だ、こりゃ(^^;)。
そんなこんなで速攻で入手した
柊サナカ著「谷中レトロカメラ店の謎日和」。・・・最初に
ハッキリ言いましょう、どストライクですよ、コレは♪
パルナックライカ、ニコンF、ローライスコープ、ゼンザブ
ロニカにシグネット、更には110のハリネズミカメラまで、
フィルムカメラバカならそこらじゅうをのたうち回って悶
えそうなネタが全篇に展開される。商品説明のディテール
もかなり細かく、それをかなりハイレベルなミステリーに
昇華させているのだから、文句の付けようが無い。
いやもう、最高です!
ただし!
コレってクラシックカメラマニア以外の人はちゃんと理解
出来るんだろうか?という心配アリ(^^;)。まぁ、このミス
を取ってるくらいだから、ある程度のコマーシャリズムは
あると思うのだが、そのへんの客観的な判断がカメラバカ
の僕にはちょっと無理(^^;)。だから同好の士にだけ、自信
を持ってオススメしておきます。
さぁ、新作読もう!
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「谷中」が掛け持ちしている店舗の最寄り駅に近いので、どのような話の作品かと思ったのが動機。クラシックカメラ店を舞台にした人間ドラマという印象。印象に残ったのは問題への解決方法が変な発想過ぎて思わず笑った第5章と最後のエピソード。来夏さんが〇〇していたのは予想外の展開だった。カメラのことは詳しくないので機械の魅力はピンと来ないが、人間ドラマとしてはいい出来だったと思う。
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最初の依頼人がのちにパートナーになる流れの、男女ペア謎解きものが多すぎる。
話は悪くないけれど、またこのパターンか!としか。
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<いまもむかしも,カメラはあって.彼らは―>
謎も解決も,物足りなさを感じミステリに浸ってる感じはしない.
けれど,ぱっぱっぱっとすぐに読み切れちゃうし,ミステリが好きな人よりカメラが好きな人のほうがはまるのでは.
どちらもそこそこ好きなので,自分は楽しめた.
幕間のカメラの絵が可愛らしい.
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何となくタイトルが気になって衝動買い。
これが大当たり(^ ^
...と言っても、身もふたもない言い方すると、
「よくある日常の謎」系の話ではある。
登場人物も、これまたよくある
「謎めいた主人公の男と、けなげなバイトの女」で(^ ^;
しかも、失礼ながらあまり文章力は高くない。
読んでてちょっとつまずく感じがあったり(^ ^;
でも、舞台がクラシックカメラ専門店で、
往年の名機がたくさん登場するのは、
マニアにはたまらない(^ ^
...って、わしは別にクラシックカメラ好きでもないので、
「たまらない」ってほどのこともないのですが...
おや、「大当たり」と言いつつ、
ちっとも誉めてないぞ > 自分(^ ^;
でも、何だか読んでて心地よくて、
次が気になってほぼ一気読みしてしまった(^ ^
続編もあるので、近いうちに手に入れるであろう(^ ^;
何がそんなに気に入ったのだろう...と考えてみたが、
「これぞ」という要素をピックアップできない(^ ^;
科学では説明できない魅力というか(^ ^;
ツッコミどころも数々あれど、
とにかく最初から最後まで楽しく読める。
エンタテインメントとしては、これで充分かと(^ ^
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谷中銀座にあるフィルムカメラを扱うカメラ屋さんが舞台。
親族の遺品のカメラを谷中のカメラ屋に主人公が売るところから話が始まる。
のちにその店にアルバイトとして雇われ、店主とのやりとりとカメラに関するマニアックな話が中心。
カメラに関する謎を推測して解決していく短編連作。
最初から主人公には何か暗い過去を抱えているということが匂わされているが、ラストで突然それが明かされる。
伏線はちょいちょいあるのだが、カメラの話がわからなすぎてそればかり気にしてたら、伏線に全く気づけなかった。
ライトノベルだけど、ラストびっくりできる。
このミス大賞作品です。
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【収録作品】開かずの箱の暗号/暗い部屋で少年はひとり/小さなカメラを持った猫/タイムカプセルをひらくと/紫のカエル強盗団/恋する双子のステレオカメラ/あなたを忘れるその日まで