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評価内訳

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17 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

現代物だけど昭和初期物

2015/12/18 11:45

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すずき - この投稿者のレビュー一覧を見る

血の繋がった兄弟(弟攻め)、前世の記憶、昭和初期の寒村、等のワードに反応する方には最高です。岩井志麻子先生の岡山寒村物好きな方にも是非。
何度も作者の名前を確かめて「あ、そういえば凪良ゆう先生だった」となりました。笠井あゆみ先生のイラスト効果もあり、丸木文華先生っぽく思ってしまうんですよね。
ただ、やっぱり凪良先生の丁寧な心理描写はすごいと思います。もう何度登場人物たちに感情移入して泣いたか。ティッシュが手放せませんでした。前世の記憶部分がもう受けも攻めも可哀想で可哀想で。子供の頃の攻めも可哀想で可哀想で。
エグい描写もありますし、痛い系苦手な方には積極的にお勧めしませんが、ハッピーエンドではあるのでご安心を。
しかし濃厚でした。割と疲れました。でも最終的には良かったね〜、うんうん、涙、と言ったところでしょうか。
最初は弟の美人お兄ちゃんへの執着攻めかと思っていたんですが、少し思っていたのと違いました。もうちょっと事情は複雑でしたし兄弟愛も良かったです。
凪良先生はやっぱり良いですね〜。

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電子書籍

素晴らしい…

2016/08/28 19:04

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:10 - この投稿者のレビュー一覧を見る

少しホラー的な怖さ、エグい描写、強姦、実の兄弟など、地雷が多そうな作品なので、迂闊に人に勧められないのが残念です。
苦手な方は気を付けてください。

凪良先生の作品はどれもハズレがなく安心して読める印象ですが、私の中でこれは別格に面白かったです。
木原作品にハマってから凪良作品は少々物足りなく感じてしまっていたのですが、これは本当に凄い…
鳥肌が立ちました。

絵も話と合っていて素晴らしかったです。
読後に表紙を見ると感動します。タイトルにも感動します。
表紙からかなりエロいのかなと想像して勝手に敬遠しておりましたが、エロは少なめな気がします。でもしっかりと愛があり、最後は綺麗なエンディングです。

黒凪良作品をもっと読みたいです。

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電子書籍

BLと伝奇ホラーのコラボ

2018/01/30 10:04

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:胡桃もち - この投稿者のレビュー一覧を見る

美しくエロティックな表紙に惹かれ、電子書籍で購入(レジには持って行きにくい 笑)。内容はそんなにエロくなかったです。でも、グイグイ読ませるのは、さすが凪良さん。和風伝奇ホラーとBLのコラボ、堪能しました。
七緒と腹違いの弟・奏人は、それぞれの母たちの死や父親の無関心といった辛い境遇の中、支え合って生きてきた。時期は違うものの、二人は前世と思われる夢に夜毎苦しめられるようになり‥。

前世の話は大正時代〜昭和初期のようです。巫女として閉じ込めた美麗な男子を村の男たちが禁断めいた性のはけ口にする描写が、大変気持ち悪く。村の暮らしも説得力があり、こういう忌まわしい歴史は実際にあったんだろうな、と思わされます。
汚れた村人たちの中で、主人公の二人が清らかで尊く見えます。
前世の記憶を抱えて生きていくことを決めた二人。末永く幸せに暮らしてほしいと思いました。

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紙の本

きわどい描写が多い。

2017/01/18 14:50

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る

暴力、残忍という意味合いできわどい描写が多いので苦手な人は注意です。でも読みごたえはある。表紙とか設定とかで手を取るのにはちょっとハードルの高いものですが、凪良ゆう先生のファンなら読みましょう。

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電子書籍

ネタバレです。

2016/06/18 11:15

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっとホラーっぽいところが、夜光花さんっぽいな、と思いながら、読み進めましたが、やはり、途中からは、凪良さんらしい、切ない感じがあって、良いお話でした。
オワタリさまの純粋さが、とても印象深かったです。
オワタリさまの「そんでな、俺、四朗にもきてほしいんや」のセリフには、号泣してしまいました。

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紙の本

因習と過去(前世)と現在と

2021/09/23 05:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

凪良ゆうさんの作品に
笠井あゆみさんの表紙がついているということに
まずなんだか怖いものを感じて手を出すかどうか迷った作品。
手にいれてからも
読むまでにちょっと時間がかかりました。
笠井さんの表紙は相変わらず艶ぽくてエロいので
そういう話?的に思ったのですが
読み終わった後に見たら、もう泣きそうでした。
「足首手首そして桜」
笠井さんに改めて感服したしだいです。

すごい重たい話です。
因習と過去(前世)と現在と。
累るの意味が読んでいてわかってきます。
オワタリ様と四郎
七緒と泰人
重たすぎて痛い
心を抉られるような
ただ暴力も残忍さもきわどいところで描いています。
えぐさは割と排されているのですが、
それでもかなり抉ってきます。
重たくて切なくて痛くて
それでも未来のある話です。

七緒の天気がわかる意味
オワタリ様の最後の言葉
因果応報ということ
四郎の想い
泰人の決意
秘密の開示
そして最後のてんとう虫まで
余すことなく心を抉っていかれました。

ちなみに私は非道な村人たちや
軽薄な善意の川藤よりも
最初っから七緒と泰人の父のどうしようもなさに
怒りを覚えてました・・・。
結局最後までどうしようもない奴だったけど。
それこそ天罰を喰らえって思っています。
(七緒の母だってこの人がもっと誠実に対応していれば
少しは・・・とか思ったし
食卓のハンバーグのシーンは
こいつ何もしないんだって思ったら、
こいつを殺しても良しとすら思ったです)

深く抉られる愛の話でした。

余談ですが
七緒が泰人に出会った時に
額にマジックで名前を書きたくなった気持ちに
やられてしまいました。

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電子書籍

夢で過去世を累ねて、遂げた末期の願い

2021/03/30 08:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る

八墓村のBL版のような和風ホラー要素を盛り込んだ、
虐げられたマイノリティ二人と、生れ変り?の異母兄弟二人が主役。
凄く切ない因縁物語。
「累」と書いて「カサネル」と讀む。
夢で見た過去世を、今世累でなぞる。
「夢を見て累て」成し遂げる、末期に呟く強い祈り。

七緒は天気の予知ができる、優しい少年。
奏人は、烏の雛のような異母弟。
七緒と奏人は、同じ夢を見る不思議な異母兄弟。
二人が見る夢は、座敷牢のオワタリ様と四朗の生涯で、悪夢に近い。
夢と似た伝承を持つ村があることを知り、二人は廃村に訪れる。
全てを思い出す七緒。

七緒が夢でみたオワタリ様の最期の言葉は、四朗に聞こえなかった。
「四朗、今度会ったら ずっと一緒に居よな」
「好きなとこ 一緒に飛んでいこな」
・・この言葉を、罪の意識を抱えて熊に生きたまま喰われた四朗の生まれ変わりに告げたかった。

オワタリ様が呟いた「四朗を罪から解放して、一緒に居たい」という強い祈りが、
時空を超えてシンクロして夢をみせていた同調した二人。
この物語の二人は多分再生者。
二人は、夢で過去を見て、今生で累ねて思い出し、過去の願いを成就する。
成就した「オワタリ様の祈り」。オワタリ様は、実は凄い異能力者でした。

再生や転生があるなら、袖振り合うも他生の縁というけど、
出会う人を粗末にしちゃいけないなーと読後に思う、シンミリする深い愛のお話だった。
---
渡り巫女:オワタリ様
歩き巫女(あるきみこ)は、かつて日本に多く存在した巫女の一形態。
戦国時代に武田家に仕えていた忍者集団のひとつ「信玄の歩き巫女」は、アニメで有名。

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紙の本

とても良い

2021/02/02 06:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mu - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み進めるのが怖いのに止まらない、そんな作品でした。テンポ良く進むため、とても読みやすいです。どちらかというとメリーバッドエンドだと思います。

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2015/11/27 21:05

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2015/10/14 16:29

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2015/10/23 09:01

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2015/10/18 09:20

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2015/12/08 21:46

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2018/09/05 21:29

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2020/02/08 22:06

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