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投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イメージが強い岩合さんだけど他の動物たちの写真も素晴らしいなぁーと思う。自分の芯をしっかりもって仕事をするからこそ岩合さんの写真は人を惹き付けるのだろうな、と思った。
紙の本
陸空海のある野生動物達
2016/01/19 20:22
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投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人とちっとも変わらないライオンの親子の佇む写真や、雄ライオンの迫力ある野生の眼、チーターの仲睦まじい兄弟の写真など、あるがままに生きる自然と命の様が胸に迫ってくる感じで、この本はコンパクトサイズで読みやすいも、是非写真集として見たい本でした。随所に載せられている文章も臨場感があり、また人と動物と境界を作らない意識のあり方に、感嘆。テレパシーのように通じ合っている関わりを見せられたように思いました。ただ筆者が唯一恐れを覚えたのが白熊だったとのことで、人間を食料としてカテゴリーに加えた感のある野生動物の場合は、そのテレパシーもその動物の個性によって左右されるのだなと。勉強になりましたvv
紙の本
カメラマンの観察眼。
2016/01/30 20:14
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野生動物に寄り添う視点の写真がたくさん載っているので、それだけ見ても非常に楽しいのだが。
それにもまして、岩合さんの文章がいい。
カメラマンならでの鋭い観察眼が面白みを増している。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
野性動物の、表情が他の写真集とは違って可愛らしく感じました。カメラマンの腕の良さを感じられる写真たち。
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岩合さんが野性動物の撮影にあたり、大事にしている考え方が非常に伝わってくる著作だった。
野性動物の目線で気持ちを想像すること、全てを理解することは決して出来ないが、理解しようと努力を続けることで対等な関係でいることが出来る。
岩合さんに時折動物から寄ってきてくれるのは、こういった岩合さんのスタンスをどことなく感じ取っているからではないだろうか。
人間が野性から開放されることで失ってしまった感性や人間偏重の考え方に寄ってしまうのはしょうがない部分もあるだろうが、少なくとも野性動物や自分が飼っている猫などに対しても本著を読むことで少々見方が変わる1冊だと思う。
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ネコ写真家の顔しか知らなかった、岩合光昭さん。
野生動物カメラマンとして、何を考えて写真を撮っているのかが分かる一冊。
動物の知られざるミニ知識に「へー」となる。
写真を撮った背景、カメラマンの思いを知って、何より、今まで単純に "可愛い"としか感じなかった写真の見方が変わった。
今後、動物写真を見るたびにこの本を思い出しそう!
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動物写真家・岩合光昭氏の書籍。
岩合氏については、ネコのおっちゃんぐらいの認識でしたが、
地球を駆け巡る、世界的なプロフェッショナルでした。
今回、少しだけ野生を感じることができました。
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カメラマン、より、野生動物、に焦点が当たっている印象。
これを参考にペットが撮れるわけではないと思うけど、動物に対峙するときの、不変の心構えが繰り返し語られていてその徹底ぶりが岩合さんを動物写真家たらしめているのかなぁ、と思う。
素晴らしい一枚の写真に至るまでの様子が垣間見える、まさに岩合さんにしか書けないエッセイ。
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巷には、犬猫を主とした、カワイイ本が溢れている。
その多さに食傷気味だった。
この本は野生動物の野性味を感じさせてくれる。
岩合さんの野生動物への思いや、撮影の苦労が書かれていて、それを読むと野生動物の魅力や好きな対象を撮り続ける情熱を感じられる。
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「久米書店」で紹介されていた本。岩合さんといえば猫写真で大人気だけれども、野生動物の写真にこそ岩合さんの本領が発揮されると感じる。岩合さんでしか撮れないであろう写真の数々と、余人には真似できそうにもない撮影エピソード満載。エッセイがメインなので、写真の掲載数が限られているのが惜しい。キンシコウやヤクシカでロデオするヤクザルの写真も見たかったな。
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[墨田区図書館]
先日読んだ「おきたらごはん」が割と良かったので、著者(同カメラマン)の本を数冊借りてきてみた。ただ、検索してみたらあまりにも沢山「ネコ」の写真集がありすぎて、それ以外の中から選んだら、実は(写真)絵本ではなく、文庫本。それでもまぁ写真も紹介されている本だったので、写真部分のみ、説明の拾い読みをして読み流した。
ただやはりいい写真ではあるものの、「おきたらごはん」のようなストーリー性や面白みには少し欠け、「美しく躍動感のある動物写真」のみ(失礼、、、)であったため、息子にはイマイチだったみたい。子どもにとっては写真が良ければOKってわけでもないのね、よほどの動物好きでもないと、、、
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昔から大好きな動物写真家の岩合さん。最近は猫の写真で有名です。動物を愛情を持った視線で見つめ、愛らしい写真はもちろん凄絶なシーンにも深い想いが感じ取れます。でもこの本を読んで、野生動物を信頼しすぎている感がありました。熊に食べられた星野道夫さんの例もあります。人にもサイコパスがいるように、動物にも予測できない行動をする物がいるはず。どうか気を付けて活動を続けていただきたい。でも警戒していたらこんな写真は撮れないんだろうなぁ。
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https://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/9ec4904e765ac59e2181156b7cdb48b9
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<目次>
第1章 アフリカ・サバンナの狩人たち
第2章 北極圏の大物たち
第3章 南極圏に営巣する海鳥たち
第4章 人気者の知られざる野生
<内容>
動物カメラマンの岩合さんの、「野生動物」を撮る苦労やその生態を記したもの。岩合さんの前に、野生動物が、自然な生態を見せるのは素晴らしいが、それ以前に岩合さんの姿勢が素晴らしい。彼らに心の中で話しかけ、彼らに危害を加えないことを伝え、その中で撮っていることだ。素晴らしい写真とその苦労話。読んでいて楽しかった。
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はっ と 胸を突かれる
という言葉が ぴったりの
岩合光昭さんの
野生動物の写真エッセイ
「写真」が素晴らしいのは
いうまでもありませんが
「文章」が また素晴らしい
その現場にいた人しか撮れない
唯一無二の 一枚一枚の写真
もし、被写体になっている
各々の「野生動物」たちが
言葉をもっていたら
きっと この人間(岩合さん)のことを
同じように 語るのだろうなぁ