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小説外務省 2 陰謀渦巻く中東 みんなのレビュー

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紙の本

小説として楽しむには不十分であるが、外務省の実相を学べた

2020/09/03 11:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説外務省の第2弾である。前回は主人公が外務省方針に反対を唱え、予想通り在外公館に出されることとなったところまでであった。今回はその在外公館での話である。それは在イラン日本大使館であった。参事官という大使、公使に次ぐ地位である。ここで各国、といっても主として米国の情報機関との情報交換に専念する。

 情報交換の具体的な行動、誰を訪れるのか、などかなり詳細に書かれている。その虚実については不明である。しかし、そこまで積極的に動く外交官が本当にいるのか否かは疑問がある。イランにおいては米国の大使館はなく、その代わりをスイス大使館が行っているようだ。

 主人公は在米のイラン出身者と緊密に連絡を取っている。この情報戦の目的はイランの核開発阻止を狙う米欧と、イラン政府との合意形成である。この数年後、米国大統領に就任したトランプは核合意のグループを離脱して、再度混乱が生じているのはご承知のとおりである。

 これから感じることは、国連安保理で常任理事国を目指しているわが国が、機動的にこれら世界で生じる出来事に的確に対応していけるのかという疑問である。まず人材がいない。これは致命的である。本編の主人公のように外務省本省の他国追従型のスタイルではとてもやっていけないことは、小説である本編を読んでみてそう思う。

 より戦略的に人材育成を行い、外務省全体の意識を変えなければやって行けまい。外務省が国民から離れた立場に安穏としているようではとても実現不可能であろう。いずれにしても、孫崎の小説は、小説としての面白さは感じられないが、内容は国民へのアラームとして大いに共感させられるものがあった。

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2016/06/14 16:50

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2017/04/25 23:34

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2018/11/04 11:21

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2021/02/19 11:08

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