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ド田舎・神去村で林業に励む人たちの日常。
色恋成分もあるので”夜話”?
相変わらず、皆さん逞しいです。
生きてるって事の強さがあります。
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神去なあなあ日常のその後の話。
もともと読むつもりはなかったのだけど、本屋でたまたま2冊並んでいるのをみて、今は本を読む時間がある状況だしってことで軽い気持ちで購入。
もともと三浦しをんが大好きなので、読むときは特別なときと決めていて。
でもこの本は特に自分好みでもなさそうだからと、そういう意味で気楽に読み始めたら、やっぱりおもしろかった。
相性というのはあると思うけれど。
私はその意味で三浦しをんの本が読みやすい。
さくさくはまってしまう。
林業の話なので、未知だし、とっつきにくそうなテーマだなって思うのだけど、登場人物のキャラなんでしょうかね。
自分が主人公になった気分で読めてしまう。
私は続けて読めたので、その点でもスムーズに夜話もいけた。
主人公は平野勇気。
前回から1年後。
なので、林業での生活にもだいぶ慣れ、仕事にも成長がみられて、頼もしくなってた。
でも、新人って雰囲気が抜けきらないのもいいな。
神去の人間ではない、勇気だからこその視点で見る、慣習や他の村の人たちが、生き生きとしていて、おもしろい。
ヨキのパワフルさが、動を生み、清一さんの優しさが静を生み。
バランスがとれている。
繁ばあさんがコミカルでスパイスになるしね。
話それぞれは、個人的には前回の方が読み返したくなる部分が多いかな?とは思うけど、
ヨキの両親の話(遭難したところを含め)は、ぐっときたかな。
勇気の恋も前進して、早くも続きが気になる!
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前作、「神去なあなあ日常」に続く作品。横浜で生まれ育った少年が、山奥の林業を始めてから2年ほど。村の生活にも慣れて、日々のくらしや伝統や、村の言い伝えなどを語る。村に根を下ろし始めたな、という感じ。人間模様やら、気になるあの娘とは?といった話も盛りだくさん。文章が一人称なだけではなく、「主人公が書いてる文」という体が整っているので、本当に当事者からの話のように読める。
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なあなあな日常…それが
とんでもない山の中というだけ。
でも、それがとんでもなく心地いい。
幸せってこんなことを言うんだろなあ。
穏やかでほんわかした気持ちで今作も読了。
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『神去なあなあ日常』の後日談で、勇気が神去村に来てから1年くらいが経過したあたりの設定。今作では、勇気が大活躍します。前作ではただ弱い都会人といったいでたちだったのが今作では林業の現場で活躍する人に成長しています。そして何より今作がよかったのは、直紀との恋が発展するところです。直紀という女性、なかなかミステリアスな女性で、なかなか勇気とつきあうまで行きません。ハッピーエンドで終わって、よしよしという感じなのですが、そうすると、早く続編が読みたくなります。
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田舎で林業に従事するようになった話。その後。
狭い村だからこその人付き合いがやっぱり素敵だ。
面倒なことだっていっぱいあるだろうけど
田舎じゃ大自然とご近所さんとは上手く付き合っていかなきゃだもんね。
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林業を営む村の話の続編。
こんな村があったら行きたい!と思うかは、微妙なところですが、こんな人達に囲まれて生活出来たらいいなと思います。
土地、仕事もろもろ、生きていく上で一番大事なのは、やはり人だな。と思える作品。
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神去なあなあ日常の続編
勇気くんはすっかり林業に馴染んでしまいましたねぇ
ぼくは絶対にやりたくないけど・・・
今回は神去の昔話とか、ヨキの家族の事とか、自動車免許とか、村の神社とか、山太のサンタクロースとかのお話し
一応、勇気が書いたという設定になってるけど、読者もできた のかな?
しかしまぁこんだけ文章書けるなら、ホントに作家にでもなればいいと思うけどね(笑)
神社の件は、立会いが必要ってところでそんなシステムなんだろうとは思ったけど
勇気はホントに純粋なのかね?
でもまぁ、そのシステムが成り立つための最初のきっかけは必要なわけで、全くの嘘というわけでもないのかもしれないけど
それよりも繁ばあちゃんの書いた文章が面白いってのは問題だな(笑)
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高校卒業後、神去村の住人となり林業に携わることになった青年、平野勇気のその後です。彼自身がブログを綴っていて、我々読者がそれを読んでいるという設定で書かれています。今回は神去という村の名前の由来、仕事をする上でのおやかたや、先輩、その家族など今まで知らなかった事情が明かされていきます。それから、20歳の若者なら一番の関心事、好意を抱いているものの、どうやって思いを伝えて付き合っていけばいいのか、真剣に悩む様子は微笑ましい限り。村人の温かい、時にはお節介な眼差しもいい塩梅です。その土地にまつわる伝承話やしきたりなど、自然を相手にしてきた生業が成り立つ土地柄で暮らす人の営みは、奢らず大らかです。勇気君の恋の行方や村人の様子が今後も知りたいところです。
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『神去なあなあ日常』の続編
前作を読んでからだいぶ日は経っていたが、面白かった記憶があったので読んでみた
結論を言うと、「あれ?こんな感じだったっけ」というのが正直なところ
主人公が架空の読者に向けてパソコンで日記を書いており、その視点で物語の全てが進んでいく
20歳前の男子が書く文章という設定なので、
結構イタい文章になっている
それがどうも好きになれず、物語にうまく入っていけなかった
ストーリー自体はすすんではいるのだが、
うまくいくのが丸わかりな主人公の恋愛にもそこまで興味も持てず、せめて前作から時間を空けずに読めばもう少し楽しめたのかなというところ
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「神去なあなあ日常」の続編。日常の次に夜話、ってのはいい展開でしたね、前作を思い返しつつ少し慣れてきた感じの主人公に、自分も転職して少し経ち、業務に慣れてきた今の状況が重なる感じもした。林業の奥深いところと山奥の不思議なところがうまく話の中で表現されていて、読み進めるのが楽しい一冊でした。文章で遊んでいる感じがいいですね。キチッとした文章でなくとも、キチッとした生活でなくとも、無理を感じない日々や文章ってあるんだろな、とか思いました。奥多摩でも、こういう生活をしてる人もいるのかもしれないな、と想像しながら楽しくさくっと読み終えました。
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なあなあ日常の方は導入が強引すぎて話に入り込めず★2つだったけど、なあなあ夜話の方は山村の摩訶不思議な世界がライトに描かれていて楽しく読めた。
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「神去なあなあ日常」の続編で、
前作の舞台となった神去村における、
昔話(民話?)、過去の事件、信仰、
クリスマスなどが語られる。
なんだかこうして書くと民俗学の
書籍みたいだけれども、二十歳そこらの
新米林業従事者が書いてる日記、という設定なので
語り口はとってもライト。
人工物よりも自然が圧倒的に多い環境では、
考え方が変わりそう。
「なあなあ」であることが適応の条件、という感じ。
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おもしろいなあ・・・。
この小説の中に住みたくなる。
学生時代に持っていた1次産業への就労の思いも、まだあることが自覚できたし。
笑いもある、しんみりもする、思わず涙も流れる、で、良い物語りを読ませていただきました。
また、続編が書かれないかなあ・・・。
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久々の読書でした。選んだのがこれで良かった。
砕けた文章で読みやすいし、登場人物がみんな優しくて嫌な思いすることなく、あっという間に読めました。
自然豊かな場所で暮らしたくなります。
また続編も期待してます。