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登場人物のそれぞれが個性的で、ぐいぐい物語に引き込まれる。戦国時代を舞台にしながら、新鮮である。漫画チックな点も多々ある。
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本屋大賞を受賞した作品で前から読みたかった作品。
登場人物の個性が際立っていて、読むにつれひきこまれていく内容。
今後の展開も楽しみ。
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本屋大賞受賞作ということで興味を持ってはいたが、文庫化を待っていた。
主人公は、村上海賊の娘景姫、貰い手のない醜女だとか。主人公はだいたい美女が相場だろうがと、思っていたが・・・
この時代は、おたふく顔が美女の基準だとか。
読み進むにつれ、我が主人公はやはり、現代なら八頭身美女のモデルに相当するとわかり、納得。
この型破りな、魅力あふれる主人公の活躍、続いて第2巻へ。
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http://takotakora.at.webry.info/201610/article_4.html
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能島村上の娘の景。
男勝りで醜女と言われ、嫁の貰い手もない。
父親が甘いので、やりたい放題だ。
それがまたハラハラするも愉快だ。
2016.8.4
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なるほど痛快で面白いと楽しみながら読ませていただきました。歴史小説としての舞台設定にも入っていける魅力があります。そういう小説は得てして主人公が桁外れな人物で、私たちからはただ憧れの人物と写ってしまうのですが、これは女性を主人公とすることでその壁を破って親近感を持たせてくれる。そういうことに成功した、だから面白いと思いました。戦国時代の空気を感じ、その中で主人公とともに生きることを感じることができます。この村上海賊の娘に感情移入してしまい、この生き方がどうなっていくのか、この巻以降が楽しみです。
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文庫では全4巻のうち、まだ1巻
面白いのだけど、この頃すぐに眠くなり、
また、時代背景はわかるけど、
登場人物の名前がなかなか覚えられなく
なかなか読み進められなかった
でも、景という娘の性格が少しずつわかると
どんどん面白くなってきたので、これからが楽しみ
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夏にはいつも長編(続き物)を読むことにしている
昨年は、遅ればせながら上橋菜穂子さんの
「守り人」シリーズで楽しませてもらった。
今年は、どうしようかなと思いながら
ひょいと手に取った一冊
いや これがなかなか面白く
まさに戦国時代のエンタテイメントですね
10数年ほど前に
島なみ海道、本島の「大山祇神社」に寄せてもらった時の
その道のりを思い出してしまった。
その時に、近々 村上水軍の記念館ができる
という話がその時に上がっていた
これは むろん小説です
でも 瀬戸内海が「海の道」であった
その雰囲気が楽しめるのがいいね
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物語全体の人間の解説。当時の状況などの説明が中心で、これから話が大きく動くのかな?というところで終わってしまう。
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もっとかたい話かと思いきや。
淡輪紀州弁めっちゃ出てくるやん(笑)読みやすい(笑)
間が抜けてるけど憎めない、とっても女の子な景姫の今後が楽しみ!
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初めての和田竜作品。
人におすすめ頂いた作品。
一時期、本屋で大量に平積みされていて印象的だった作品です。
和田竜さんと言えば、「のぼうの城」でこれまた話題になっていた方ですが、今まで手に取っておらず。良い機会でありました。
戦国時代の、村上海賊の話。
お恥ずかしながら、全く存在を知らなかった人たちなので、新鮮な気持ちで読んで行きます。
主人公の娘が出てくるまでが、結構乗れずに大変だったのですが、村上海賊の娘、景が出てきてからは速度が上がりました。
出版があまりにも新しい本だからか、現代の解説が入ると、その空気感が新しすぎて、物語から現実にひゅっと戻っちゃう自分を感じてしまって大変です。
慣れ、が必要なのでしょうかね。
泉州に渡る景のように、この時代に行きたい!と思った琴姫似女子がいるんだろうなー、なんてことも思ったり。
4巻までで終わりなのかな。そしてこれ発売直後なのね。そうかそうか。
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私の住んでいる所は、かつての平家の水島合戦の古戦場跡の近くだ。ちょっと車を飛ばしただけで記念碑にたどり着く。つまり、ここは中世は海にすこぶる近かった。
わが家から歩いて少し行った所に「この家はむかし海賊をやっていたんだよ。○○大将軍と言っていたんだ」といういわく付きの御屋敷がある。真偽のほどはわからない。そういう「伝説」がまだ成立するような土地が瀬戸内海の周りにまだいくらかありそうだということと、海賊の子孫は未だに地域の大物として残っていることを地域が認めているということと、子ども心に「怖いところ」しかし「尊敬すべきところ」という風に大人に植え付けられたことだけを、ここで指摘しておきたい。
瀬戸内に住む者にとって、「海賊」は特別なのだ。
その最後の輝きの物語なのではないかと、一巻目を読んで思った。一巻目はまだ人物紹介と、物語の発端説明の域を出ない。 次巻を続けて読むことにした。
2016年7月読了
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冒頭から景姫が登場するまで、当時の背景等を説明するためにあの長さが必要だったのかもしれないけど、長かったー。でも、姫様が登場してからは一気でした。醜女だなんて失礼な、景姫は現代に生まれていたらモデル体型の美女です(泉州の海賊は見る目があるね)。少し単細胞だけど、豪快な肉食系女子な姫様から目が離せませんので、このまま二巻へ突入します。
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地元広島の話で大変興味深く読みました。
でも私的には「のぼうの城」の方が面白かった。
また、宗教というものの力強さと同時にこわさを知らされた。
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本作を綴った和田竜は、『のぼうの城』で知られる。『のぼうの城』は、「新人作家による映画脚本」として評価されたが、映画制作に向けた宣伝のために「小説を売り出すか?」ということになり、和田竜が自ら小説化を手掛けた。そして小説も、後に登場した映画もヒットしたことは周知のことである。
こういう作者の背景の故も在るのかもしれないが、『村上海賊の娘』も「画が思い浮かぶような」景色や人々の動きの描写が鮮やかで、合戦に身を投じる各作中人物達も、身振りや科白を吐く声音が聞こえて来そうな程に活き活きと描かれている…