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投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る
近藤史恵の自転車ものは全部読んでいるはずだが、以前の内容をほとんど覚えていない。まあ、それでも大丈夫なんだけど。通奏低音としてサスペンスがあるんだけど、基本的にはツール・ド・フランスを最初からほぼ最後まで描いている。ロードレースが好きでテレビでよく観ているので、文章はたやすく脳内で映像化出来た。ロードレースを知らなくても楽しめると思うけど、知っているとより楽しめると思う。
紙の本
栄光無き道
2017/02/16 17:25
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
チカさんのストイックさに磨きがかかった最新刊。自らの勝利では無くエースの勝利を目指すアシスト役は精神的にタフじゃないと務まらないのですね。ラストがちと弱いので星は4つで。
紙の本
走る男たちの勝負の行方。
2016/07/05 20:41
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投稿者:あおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人にはあまりなじみのない自転車競技だけれど、読んでいるうちにドンドン引き込まれる。
頬に当たる風や灼熱の太陽、冷たい雨、選手同士の駆け引きやプライド、読めないレース展開を追うごとに、だんだんと息苦しくなってくる。それと同時に美しい風景や純粋にレースを走る主人公の喜びが体中を駆け巡り、一度でいいからツールを間近で見たいと思わせる。
紙の本
白石誓 チカが還ってきた
2017/02/19 15:22
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投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る
サクリファイス エデン サヴァイブ キアズマに続く自転車ロードレースシリーズ5作目のスティグマータ 主人公は白石誓ことチカである チカは平坦な道でも山道でも平均的に走るがトップレベル選手ほどパワーやスピードはない 彼の得技は山道の頂上を上り切った後の下りのスピードである その爽快感溢れる描写に痺れた 主人公は天才よりも一芸に秀でる凡人の方が感情移入しやすい 悪役の真意を物語途中で明かさずに最後で解決する点も興味深かかった 単行本で310ページもあるが会話文や改行も多くスピード感を持って読破できた
紙の本
待ってました!
2016/10/27 08:55
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投稿者:あかんべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も臨場感あって、最後まで一気に読んじゃいました。
自分も一緒に走ってる気分に!
チカが今回も良かった〜
最後、ニコラがチカに向かって叫んだ言葉に、ジーンときちゃいました。
チカの表彰台もちょっと見たかったなぁ
またまた続きが楽しみです!
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大好きな『サクリファイス』シリーズの待ちに待った新作。トーピング事件で引退せざるをえなかったかつての英雄の突然の復帰とチカへの依頼。
なぜ、チカなのか。そして、復帰の理由も含めて、その真意がはっきりしないまま終わってしまったので、中途半端ですっきりしない感じ。
誰かに犯罪者になってほしかったわけではなかったけど、あんなやつには報いをうけてほしかったし。
(「時間切れ」の真意もわからなかった。)
でも、チカが最後、ニコラを先にいかせたシーンは、ぐっときた。
だからこそ、チカには完走してほしかったし、ニコラの優勝シーンが見たかった。
なんてことを言いながら、新作が出たら、大喜びで手にするのは間違いないでしょう(笑)
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「サクリファイス」シリーズ第5弾。
ツールでの駆け引きはもちろん、今回はアームストロングが思い出させるドーピングで全ての栄光を無くしたメネンコがキーパーソンとして登場する。以前読んだ「シークレート・レース」を思い出した。
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いやー、今回も!面白かった!あっという間に読んじゃった。いつものチカの独白で話は進んでいくわけだけど、主人公独白にありがちなわざとらしさもなく、説明口調にならず、ベタベタせず、カラカラでもなく、どんどこ読ませるこのテクニック?仕組み?はなんだろう。女性の作家がこうまで男性の独白で違和感なく書けるのはなんなんだろうか。太宰の女性独白ものを少し思い出したりもする。あぁぁ、これはもう次が早く読みたくて仕方ないから、ぜひ続けてほしいものです。映画化できないかなぁ、無理かなあ。
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発売日に買ってすぐ一気に読んでしまったが、今月ツール・ド・フランスを見終わってまた一気読み!主人公も魅力もさることながら「ツール」の参考書として本当に重宝した^^
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エデン以来となるツールドフランス、細かな心理描写で現実のレースを見ているかのよう。レースに絡む選手の描写も豊か、実際にツールドフランスを見てると尚の事楽しめる。これからのシリーズも大いに期待したい。
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チカ、カッコよすぎw 淡々としてるところがまたいい♪
冷静なんじゃなくて、自分をよくわかって御している感じが好き♡
それに引き替え、いくらチカのあこがれの選手だからって、メネンコ最悪じゃん?こんな奴、いてまえ!と思っちゃうんだけど~~!!!
美しい物語に書き換えようと思っても、自分に刻まれた烙印は消せないんだぜ~!上書きなんて狡いマネはやめて、自分の物語を書き続けて、いいラストに持ってけよなっ!!!
・・・あ、はい。私ねw 日々精進致します~~!!!ww
(嘘ばっかりwww)
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近藤史恵さん待望の自転車小説!ロードレースの駆け引きと、選手間の疑心暗鬼のミステリーって相性がいいのかも。ちょうどツールの時期だし、文庫化まで待てませんでした。ついにチカがニコラのアシストに!って言うだけでワクワクするじゃありませんか。
新城選手がチームを移籍するというニュースを聞いた時なんとも淋しいような気持ちになったのですが、今回の物語はまさにそんなチームを移籍した選手の心情にスポットが当たっていて、レース直前まであまりしゃべったこともないようなチームメイトがいたり、それでもレースとなれば新たなチームメイトとしてそれぞれがアシストとエースの役割を自覚しながら協力し合うという、自転車選手独特のプロ意識が面白い。
今回のチカの心情を踏まえて本物のレースや選手を見ると、なるほど~と思えたりして新鮮。
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久しぶりの近藤さんが書くシリーズで一番好きなチカの自転車シリーズ!!
あぁーもう今回も堪らなかった・・・・。
手に汗握る試合展開と疾走感、そして何やら行動が読めないドーピングでロードレース界を追われたスター選手の復帰が物語の全体を通して不穏な空気を醸し出す感じがページをめくる手を止めさせてくれなかった。
さらっと読めるのに気づいたら時間も忘れるくらい引き込まれるのは毎度のことながら流石です!
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自転車レースを舞台にしたシリーズ第4作目。前作でポルトガルのチームに移ったチカが再びフランスのチームに戻り、かつてのライバル・ニコラのアシストとして、ツール・ド・フランスに臨む。作品が進むに連れ、自転車レースの醍醐味が分かりやすくなっているのか、慣れて来たのか、分からないけど、相変わらず、物語に引き込まれる。これまでの登場人物の関係性も丁寧に描かれており、つい、気持ちも入り込んでしまう。チカのネガティブは健在だけど、アシストとしての自信も描かれ、成長した様子も伺える。物語の設定上、これ以上、プロの世界での活躍は難しいのかもしれないけど、まだまだチカのこれからを読んでいきたい。ラストは・・・ちょっとじらし過ぎ。
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ツールドフランス、チカはニコラのアシストとして同じチームで出場する事になる。そこに日本から別のチームに移籍してきた伊庭、ドーピングから復帰してきたかつての英雄と戦う事になる。
ツールドフランスなどのロードレースは駆け引きが多く各自の目標が色々あるので、それを理解していないと分からない世界。チカという主人公の一人称で書かれているが、非常にクールで割り切った感じが非常に共感出来て面白い。少しミステリ要素もあるしテンポも良いので軽く読める。