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投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
定年退職し神戸に引っ越し、隠居生活?でもツチヤ節は相変わらず。
著者紹介では色々な所を追い出された事が記載されている。
ごくわずかではあるが著者によるイラスト付き。
解説は西澤順一氏(みずほ情報総研社長)で解説の解説まである。
物事をあまり深く考えたく無いときに読むと良い気がする。
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず、安定の面白さです。似た内容が多いかなとは思いますが、深く考えずに楽しく読めて笑えるので好きです。
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞に選ばれていたので、図書館で探して借りてきました。題名からして、難しそうな本だろうと思いましたが、読んでみると分かりやすく、共感することも多かったです。
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【週刊文春好評連載エッセイ】週刊文春の好評連載エッセイ「ツチヤの口車」をまとめた一冊。「妻になる!」「老人の生きる道」など笑い渦巻く60篇。
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著者宅の焼きそばは野菜が多い。野菜を食べるのは健康のためで、野菜を食べないと死ぬとまで言っている。ある日の食卓。焼きそばを食べ終わった後、台所で奥様の悲鳴。もしや食器棚のガラスに映った自分の顔を見て驚いたのかと思いきや、さにあらず。スーパーで買ってきた焼きそば用のそばが袋に入ったまま調理台に残っていただけのこと。もともと奥様は、カレーを作ってご飯を炊いていなかったり、すき焼きを作って肉を買っていなかったりと赫々たる実績の持ち主。いつものことと言えばいつものこと。問題なのは、著者が焼きそばに蕎麦がはいっていないことに気づかなかったこと。ふだんから奥様の料理に順応しようと妥協に妥協を重ねたため、味覚が鈍感になり、いまや、食べられる物と食べられない物の区別しかできなくなっている。驚愕の事実。おそるべき退化。翌日のチャーハンは、食べる前にご飯があるかどうかしっかり確認したとこと。延々とこんな話が続く。とりわけ奥様の武勇伝は心底身に染みた。笑いながらも激しいシンパシーに身悶えを禁じ得なかった。
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この方のエッセイは大好きでいつも読んでいます。
自虐的毒舌エッセイは読んでいると思わずにやにやしてしまいます。
面白かったです。
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今まで読んだ、ツチヤ節の中でも
最高の笑いをうんだ、家庭に一冊必要な本になります‼️電車の中では読まないように‼️
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2020年本屋大賞「超発掘本!」、著者はエッセイストの土屋賢二さんで、土屋さんが週刊文集に連載したエッセイを収録した作品。ツチヤさんの作品は初読みだが、最初30歳くらいの方が書いているのかと思って調べたら70歳でした(笑)、感性が若く独特のユーモアに彩られた自虐満載のエッセイは癖になる人は癖になるはず。エッセイではなかなかない読後感であり、著者にいろいろモノ申している最後の解説ページの一文「この本はとても大学教授が書いたとは思えない幼稚な内容です」が一番面白かった(笑)。
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スッキリで紹介!
一筋縄ではいかない無理難題がいっぱい!読めばたちまち問題解決するかも!?なユーモア・エッセイ。
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どうしても最後まで読む体力がなかった。面白く書いているけれど先がみえみえのお話の連鎖はちょっと。。
奥様ネタは正直読んでいて辟易。
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男視線だとこうなるのか,妻の書き様に唖然!この上から目線と自分への落としている様で譲れないプライドに驚いた.対若者,対学生,対妻あるいは女性.受けよう受けようと思って描いた数々のエッセイ.所々面白いと思うものもあるのだけれど,,読んでいる時間がもったいなかった.
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奥様への(おそらく)愛ある悪口、(自虐的な)比喩、(遠回しの愛情)表現がこれでもかというほど出てくる
夫に勧めたら、読み終えた後
「僕はこんなふうに思ったことないからね!!」
と彼には珍しく強めに一言
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Mっ気が多くて、恐妻家?の筆者が語る北杜夫的エッセイ。
「焼きそばのいろいろ」は思わず笑った。
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久々の土屋本。おおむね気楽に「しょうもない」と笑い飛ばしていいような話の中に、人として後ろめたさを覚える箇所がある。じわじわと弱い毒が回る。ときどき混じる「聖人ツチヤ師」が、実はけっこう気に入っている自分に今更ながら気づいた。そして先生が離婚されないのは、よほど奥様を好きか、奥様の度量が広いか、あるいはその両方だろうと改めて思う。笑えるけど笑えない人物描写。解説も共犯と思えるほどネタ的である。
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■読んだ動機
近くの本屋さんで「書店員さんイチオシ」と書かれており、気になって読んでみました
■感想
小心者のクスッと笑える自虐がたくさん、自虐、皮肉の表現が大変面白かったです。
例えば、「うちの妻は義理堅い。一度受けた恩を絶対は忘れずに恩返しする。まるでツルだ。たまに恩を受けた覚えのない私にも恩返しを要求するほどだ。」など、面白い表現で今後使ってみたいと思ったました。
■以下、面白かった箇所抜粋
先生の本に出会ったときは衝撃でした。もう二度と会えないでしょう。それを祈ってます。
うちの妻は義理堅い。一度受けた恩を絶対は忘れずに恩返しする。まるでツルだ。たまに恩を受けた覚えのない私にも恩返しを要求するほどだ
何も思わず何も期待しない。何を思ったか後から決めればいい。テレビが面白くなければ、つまらなさを味わい「思った通りだ」と呟けばいい。。
練習してみてわかった。自分の心が1番思い通りにならない。思った通りだ
東京ドーム5個分の広さの湖に浮かべたタライの中のお猪口の半分はある
大抵の男にとって熟年離婚を妻に言い渡されるのは青天の霹靂だ。自分のどこが悪いのかわかる男はほとんどいない(自分のどこがいいのかわかる男もまずいない)
「女は長年信号を発して来た、それを察知しないのが悪い」というが、それほど重要なことをなぜ鈍い男の察知能力に委ねるのか
「言いたいことがあるならはっきり言いなさいよ」と男を責めるが、はっきり言えないのは怒られるようなことを考えているからだと言うことぐらい察知できないだろうか
体温のこまったところは熱が出て死にそうに苦しくて測ってみると36.3°しかないことだ。もし私がチョコレートだったら36度もあれば溶けてしまうと妻は本気で心配するだろう
親は子どもが生まれると歩く能力としゃべる能力を伸ばすが、一年後になると喋らないでいる能力のじっと座っている能力わ、伸ばすことに力を注ぐ
スポーツジムも長続きしないが、考えてもらいたい、エアロバイクは20分漕いで「バナナ一本分」と表示されて虚しくならないだろうか。それならバナナ一本我慢したつもりになってエアロバイクをやめてもいいはずだ
さいきん書籍の売れ行きが悪くなった。私の本の売れ行きは悪くなっていない。前から悪いのだ。時代に追いつかれな思いだ
この種の主張をするときは通常、都合の悪いものを除外する。たとえば「自然を守れ」と叫ばれるが自然の中に含まれる台風、大自然、不毛の砂漠、病原菌、ウイルスなども守れというのか。「自分の意見を持て」の言うが、イスラム国やナイスのような意見でも持てと言うのか