マルドゥック・アノニマス2
2016/11/01 23:47
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投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
マルドゥックの続編。ウフコックが主人公というより、クインテット、ハンターが主人公のような展開。敵というより、むしろ、共感を持ってくる感じ。真の敵がだれなのかわかってくる感じがしてくる。あいつらがまだ生きていて、裏で糸をひいているのかも?
魅力的な敵役が出現
2016/11/23 20:04
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
がっつり1巻かけて最高の敵役を描けた。次ではその積み上げたものを崩すように戦いが始まるのだろう。ウフコックの成長は見られなかったが、バロットの成長が次巻以降の中心だろう。
結局、どうなの?
2016/12/31 00:24
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウフコックは死んだの?
もう会えないの?
煮え切らない奴だよね本当に。
集団バトルのパターンに陥ってしまった彼らは、ただのハードボイルドな一匹狼ではいられなくなってしまった。
いつしかウフコックまでが、バロットとの絆を喪い、集団としてのバトルのただ中にはまり込んでしまう。
マルドゥックの世界はこんなんじゃなかったはずなのに。ヴェロシティがいけなかったんだと思う。
ともあれ、最終刊がどうなるのか、早く続きを読みたい。
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読んでいて淋しくなってくる。
それは、この『マルドゥック・アノニマス』という物語が抱えるものそのものなのだろう。
なかなかページを進めることが出来ない。
この2巻でようやく今までに書かれていたアノニマスに到達した。
ここから本当の物語がはじまるのだろう(という期待)。
最後の最後、第32節で星4つになりました。
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今回のシリーズのテーマみたいなものが二巻からいよいよ鮮明に。一巻のあとがきによると、今回の敵役ハンターはプロットの時点では存在しなかったらしい。現時点では、新作におけるウフコックの敵としてこれ以上は考えられないと思うくらいにハマってる。
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苦痛…の一言でした。
いやね、好きなんだよマルドゥックシリーズ。
でもウフコックが酷い目にあいすぎて読んでるほうも超苦痛。
とりあえず、完結してからもっかい通しで読むべき一冊。
それこそスクランブルから通しで読むべき。
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登場人物が多く名前がわかりにくいので結構読むのが辛い。ウフコックがほとんど何もできていないのもあいまってもどかしい。
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物語の中心にいる敵役ハンターの心情がよく分からないので、なんだか感情移入できない。
もっと圧倒的な悪辣さとか破滅的な暴力とか、物語を読み進める勢いが欲しい。
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2巻目になってストーリーというかハンターの凄みが増して俄然面白くなった。勝手に2巻完結と思ってたらまだ連載中?忘れっぽいので大変なことになってきた。とりあえず3巻読みます。
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2018/8 4冊目(2018年通算117冊目)。クインテットのハンターが、マルドゥックシティの「均一化」を目指し、色々な勢力と対決して制圧していく出来事を淡々とウフコックが語るという話の筋。その過程を丁寧に語っているのはいいが、少し読んでいて心が折れそうになった。終盤、クインテットが何をしようとしているのか、「上」とクインテットの「敵」の存在が分かるにつれて話が理解できる。話の風呂敷が広がりすぎてどこから理解していこうか戸惑うが、クインテットの行く末に焦点を当てて3巻目を読んでいきたいと思う。
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企業の内部告発者ケネス・C・Oの行方を追う中で、ウフコックはパートナーのロックと弁護士のサムを〈クインテット〉に惨殺された。
保証人を失ったイースターズ・オフィスは事件不成立により調査を中断するが、ウフコックはサムの遺志を継いで〈クインテット〉への潜入調査を始める。
ハンターの緻密な戦略のもと、アンダーグラウンドを制圧する〈クインテット〉の悪徳を、ウフコックはただ傍観するほかなかった。
(あらすじより)
バロットが出てこないと物足りないです。
しかし、悪役でありアノニマスシリーズのもう一人の主人公ハンターは魅力的だ。
迷いがなく、思慮深く、紳士的。
しかし、目的のためならどんな残虐なことも平然とやってのける。
でも表紙のハンターが完璧にバトーさんなんだよなぁ
義眼でしょこれ?
作中に「灰緑色の瞳」って描写があるので、ハンターは義眼じゃないと思うんだよなー
物語と関係のないところでモヤモヤしてしまった
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いつのまにか、敵のはずのキャラに感情移入。
彼らの見事な戦略たチームワークに魅了される。
でもこの勢力って、実際にある。
同調圧力って、これなんじゃないのかな。
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図書館で。
一巻まるっといかにハンターさんが成り上っていくかというお話なので、彼に共感も好感も持てないために正直う~ンという感じ。さらにウフコックがタイヘンな状況に陥っているのが冒頭から分かっているのでさらにう~んという感じ。つらい。
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前作からサム弁護士の遺志を継ぎ、クインテットへの潜入捜査及び犯罪者のリストメーカーとなるべく奔走するウフコック。
ただ、そこではハンターの緻密な戦略のもとアンダーグラウンドをあっという間に制圧する悪徳の極みたるクインテットを傍観するしかなかったウフコック。いっときバロットに癒されたが、すぐに潜入捜査に戻ってしまった。かれが隠してしまった感情は、彼女に対する恋慕やそれに付随する形の思い遣りなどかな。と想像しつつ読み進めていた。
また、『マルドゥック・フラグメンツ』で描かれていたエンジェルの登場など、敵方と思われる人物ばっかり出てくるわ、ウフコックは相変わらずガス室からのレポートであるなど、全く希望をわかせない今作であった。
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ウフコックをはじめとする“善玉”チームと、ハンターが率いる“悪玉”チームの対決という単純な予想は早くも崩れ去った。2巻では、ウフコックはひたすら影の存在に徹し、ハンターという特異なエンハンサーを監視する。あろうことか、ハンターの能力に自分自身を投影すらしてしまうのだ。そしてハンターが唱える「均一化」とはどのようなことか? 興味は尽きない。
キャラクターはほぼ出揃った(多すぎて混乱している)ようなので、この〈サイバーパンク・ノワール〉とでも呼ぶべき作品の、今後の展開に大いに期待したい。