紙の本
明るく死にたい
2017/01/25 20:57
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の死についての思いがイラストで表現されていて面白い。
まだ死んだことが無いので、本当の死とはどんなものかは分からないが、この本を読んでいると(イラストを眺めていると)何だか興味が湧いてくる。
有名人の死に方や、映画などでの死に方がイラストで描かれていて、死に方って本当に沢山の種類があるんだなと知った。
また、宗教や国によって死後のとらえ方に今まで知らなかった事が載っていて興味深かった。
この本を読んで、どうせ死ぬなら楽しく死にたいな…と思った。
紙の本
よく考えるとすごい本
2019/04/11 23:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maia - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白い本で、子供たちも楽しく読んでいます。
国や宗教での考え方や常識の違いをこれでもかというほど楽しく痛感できる本だと思います。
紙の本
タイトルとはちょっと齟齬があるのでは
2017/02/18 19:35
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
そのタイトルから死に方についての様々な考察がなされているのかと思ったのですが、どうやらそういうわけではないようです。
ところでこの作者はJTの宣伝で使用されている人なんですね。絵を見てすぐにわかりますね。
死に関するデータももちろん掲載されています。落雷で年に2人も死んでいるんですね。一方で隕石というデータはないですが、数年に1度は存在するのではないんですかね。
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死に方は人それぞれ。死に対する感じ方も人生経験によっても、宗教や民族によっても大きく異なる。絶対的な答えはなく、だからこそ自分が何を信じるか、ということが大事だ。戦国時代や大東亜戦争のときと比べて死に接する割合は減り、死に対する恐怖感から死を悪と決めつけるこの世の中では、個々人が死について考えなければ考える機会は来ない。死から目をそらすことも、死を前にニヒリズムに陥ることも逃げ。まずは自分が死ぬ存在だということをしっかりと受け止める。その上で死ぬまでの「生」をどう生かすべきかを考えていきたい。
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39頁 「いなかったことになる」[ジプシー]
死んだ人の名前や思い出を口にしないのはもちろん、遺品も残しません。言ってみれば、誰も死なない。生きている人しかいないのです。旅のなかで生まれた、とてもめずらしくて厳しい死のカタチ。
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死に対してまじめに考えながら 笑えました。「死のものがたり」がおもしろかったです
自分はどんな物語になるんだろうと、おもったり キチンとしまわなくては…と考えたりしました。
地獄はフロアごとにサービスが違うんですね (笑)よくわかりました。
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「死」をテーマとしながらも、全く重さはなく気軽さをもって死にまつわるあれやこれやを書いている。
死にまつわるテーマとして
・死の入り口
・死のカタチ
・死のタイミング
・死の場所
・死の理由
・死の物語
・死のしまい方
普段、死について考えることなどあまりないけれど、
こうして眺めてみると、必ず恐れおののく物でもないのかもと思えてくる。
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最初はふざけ半分の本だと思ってました。
イラストばっかりだし。
だけど、この人は「死」というものを知りたくて
結構まじめに調べたんだろうなと思った。
一番最後のイラストの、ちょっとずつ自分の人生を
折り畳んで行って、最後自分も覚悟して、
みんなにも手伝ってもらって
おりゃっ!とアディオスで死ぬところは
少しじんときた。
「時折死の方から、自分を振り返ってみる」か。
20年後くらい、死ぬ間際の自分から見たら、
今の自分はどのように映るのか。
もっとシャッキリせい!って感じかな。
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死は絶対的に平等であり、普遍的であるのに、まだ生きる誰もがその先を知らない。
だからこそ、死は怖い。ネガティブ。死んだら終わり。死から精神的にも肉体的にも逃避したい。
だけど、死に方を考えるというのは、どのように生きるかを考えること。この本では死をポジティブというか、まるでモノのように取り扱い、説明しています。
ぽんわかした絵と共に色々な死を語り、紹介する。
死についてネガティブでもポジティブでもなく、しかし淡々でもない。
面白い本でした。
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夜から朝にかけて読みました。
死と向き合うのはなんだか怖いけど、読んでみたらいろんな死があるんだ〜って思った。
100歳まで生きたいとかなんとなく思っていたけどどう生きたいかどう生きるかの方がよっぽど大事なんだ。
私はどんな死に方をするんだろう。
こんなこと書いているとなんだかゾクゾクしてくる。考えても仕方がないから、考えるのはもうやめにするけど、いつかは必ず死ぬから、死ぬ時に楽しかった〜って思っていけるように少しずつ生きていきたいね。
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産まれたらいつか終わりが来る。目を背けても必ず誰にでも平等にその終わりはやってくる。目を背けず、その先がどうなっているのか死の先を想像してみるのも楽しいじゃないか。私はとても楽しく読むことができました。色々な考え方があって良いね♪
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原研哉さんが著書で "「死」という抽象的な概念を上手くビジュアルナビゲーションしている" と紹介していたので読んでみた。
雰囲気も内容も緩くてクスッと笑える「死」の本。
「死」を明るく捉えられた。
死について語る本やテレビ番組は少なくないが、どれも深刻な顔をしていて、見終わった後にには「死は深刻なものなんだ」という感想だけが残ることがほとんど。詩を楽しもうとは思わないが、真剣に考えることは必ずしも深刻な顔をすることだけではないと思う。ふつうの顔をして読める「私の本」を作りたかった。
この言葉の通り、ふつうの顔をして読んでたし何なら楽しんでた。「死」って考えると暗くなってしまうしできるだけ考えないようにしてしまうけど、作者のいう「やる気の出る死のカタチ」という考え方もあると分かった。
死は自分にいい影響を与えるように好きに捉えられる
死んでも近くの島で楽しく暮らす
宇宙葬っていうのもある
いつ死んでもいいように毎日を丁寧に生きよう
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『死』について書かれた本。
とはいえ深刻になるような内容じゃない。
可愛らしいイラストと共に色んな死を見ていく。
人生が充実してると死が実感できない。
良いことに思えるけどそれは死から逃げている。
死ぬことと向き合おう。
それは決してネガティブなことじゃない。
死に向き合うことは自分の人生と向き合うことだ。
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「死」について、さまざまな方向から捉えてみた本。
デザインのお仕事をメインとされている著者による、一見ポップで、でも真面目な、けれども深刻すぎない「死」の表現。いろんな偉人の、または映画のワンシーンの、多くの人がイメージする「死」をイラストで表現しているのがとても読みやすく、面白く読める。
確かに大抵の人は、必ず「死」が訪れるにも関わらず、それほど気にして生きていない。年齢とともに、少し意識するようにはなるのだけれど、もしかして明日だなんて、ふと思うのは時々だ。
時々思うけれど、何かするわけではない。本当に、自分の年齢からしてもうそんなに先ではないなと思うようになって初めて、人によっては終活と呼ばれる準備をするのではないだろうか。
著者が死について考え始めた時、そこさら3日の間で随分カオスになっていたイラストのみのページがポップで印象的。
たくさんの文献を参考に書かれたようですが、難しく構えることなく、考えるきっかけをくれる本でした。
とても読みやすかったし、子どもにも読ませたいなと思います。
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深刻な気持ちにならずに「死」を感じられる本。
イラストも面白いです(死を表しているのにという不思議さ)
自分の中の「死」と周りが思う「死」についてのギャップにも気づけました。
この本を手にして良かったです。