紙の本
話の内容が似たり寄ったりということは
2024/02/23 15:00
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投稿者:こっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人類、核心部分は誰もかれも似たり寄ったりなのかも知れない。最近の若者が個性を強調しておいてファッションが似たり寄ったりなのがよぎったが。河合隼雄が心理学においてグリム童話を取り上げていたけど、人類共通の深層心理があるのだと思う。という訳で、話自体はワンパターンで、読んでいて先を読む楽しみはありません。グリム童話のネームバリューで読みました。日本の昔話の方がバラエティに富んでいるかも。
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これは読んだな・・・。
グリム童話、いいぜ。
あっちの童話は日本のと違って現実的でグロテスクなのが良い。
逆にそれが笑える。
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ヘンゼルとグレーテルは有名かと。
そのほかの話もなかなか面白い。
何パターンかの話があって、どれも似ているのだけれど。
結末が気になったり、どうやって解決するのかが気になってついつい読んでしまう。
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1巻と比べるといまいち面白味に欠けたかなと感じた。しかし、童話に出てくるいわゆるいい人っていうのは、確かにいい人なんだろうけど、無茶苦茶な人間が多いなと感じた。「漁夫とその妻の話」は、最後には妻が神になりたい等と言い出すなかなか豪快な話だったが、最後に元の生活に戻ってしまうって言うのは、甘い話だと感じた。普通だったら、こんな欲望に狂った人間はもとより酷い生活になってしまうという落ちが付くのではないかと思ったが、所詮一時の夢でしかないものなんだねって考えるとそんな結末になるのかなって感じもした。
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フォン・デァ・ライエン のものを底本としたグリム童話集。
『12人兄弟』、『七羽のからす』、『兄と妹』、『森の三人の小人』、『森の家』、『ヘンゼルとグレーテル』、『ホレのおばさん』、『マリアの子』、『農夫とその妻の話』、『あわれな粉ひきの弟子と子猫』、『蛙の王様』、『鳴きながらはねるひばり』、『太鼓手』、『十二人の猟師』、『りこうな百姓の娘』、『もの知り博士』、『四人の名人兄弟』、『六人の男が世界をまたにかける』、『金の毛が三本生えている鬼』
いずれも善人が報われ、怠け者・愚か者・意地の悪い継母・悪人が酷い仕打ちを受けるものだが、そこに至るまでの話が存外にブラックで現実的なものが多い。
親が子を捨てたり、家庭の厳しさが際立っていたりと、悲惨なものが多数。
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「ヘンゼルとグレーテル」の他、「金の毛が三本生えている鬼」、「テーブルよ、食事のしたく・・」などが知ってた話。教訓的な話と3つという数字が結構出ていたようだ。2018.9.24