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僕がこの著者を知ったのは、テレビタックルというテレビ番組で、ホリエモンやひろゆきと意見をぶつけている姿を見た時で、この著者の発言がまったく意味が分からず、見た目も含めて気持ち悪いと思ってしまったが、逆に興味を持ってしまった。気持ち悪いけど、何か自分と近いものも持っている気持ち悪い人。同類相哀れむ。作品でリア充について語る様は気持ち悪い。研究と言いながら、資料は少なく、主観がほとんど。読むだけ時間の無駄なので、健康な人は読んじゃだめ。サブカル系の人でも、この本に時間を使うなら、他の本に時間使ったほうがいい。でもなんか、気持ち悪さが好きな本。
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意識高い系について話す本
まとめ方が下手すぎる。要素の選び方も下手で土着性などは作者が今コンプレックスに思っているだけでは。それを抽象化してまとめるべき。
このテーマで別の人が書いてほしい
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戦争や政治に対して意識が高い人を「意識高い系」と揶揄する風潮に疑問を感じていたので、タイトルから気になって読んでみた。本書ではきちんと「意識高い系」(系は「もどき」)と政治に対して「意識が高い人」を区別しており、やはり政治に対して関心を持つ人を「意識高い系」と揶揄する風潮は、政治に関心を持たない人々が「私意識高い系じゃないから(笑)」と自己を肯定し思考停止するための言葉として使われているのではないかと考えた。
抽象的で多幸的な言説を善とする意識高い系は、具体的でグロテスクな欲望を避けるために「高次の大義」を掲げがちであり、それはかつて戦争に突き進んでいった「高次の大義」(ex.「アーリア人の生活圏の拡大」「エチオピアの文明化」etc.)を思い出させるという筆者の指摘は私をゾッとさせるものであった。
「おわりに」でも筆者が書いていたように、この本全体からリア充への羨望とそれをはるかに上回る憎しみがふつふつと感じられ、筆者ほどではないもののリア充に劣等感を抱いてきた私は共感しながら楽しく読めた。