紙の本
生きていくうえで大切な発想
2017/02/05 23:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
【枡野さんが言いたいこと】
・「何もない」ところに「安らぎ」が生まれる。
・手放してこそモノのありがたみがわかる。
・深呼吸して仕切り直せば、元気が出る。
・気持ちにゆとりがあると、ストレスや疲労感が少なくてすむ。
・人とは「少し損をするつもり」でつきあう。
・「人のために手放す」と「精神的な喜び」となって返ってくる。
・考えたってしょうがないことは、考えない。
・「結果がすべて」から「過程を楽しむ」の生き方へ。
どれも、納得できる教え。実践したい。
紙の本
今の自分に必要なこと
2020/11/13 23:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読んで、ミニマリストの源流は禅の思想にあるのだなと思った。物や、見栄などの執着を手放し、無心であるがままの姿で今に集中して生きることを説くのが禅の思想。その思想に基づけば、自然とミニマリストの生き方ができるとおもった。
陸上をしていた時に体験した、勝ちに拘らずにあるがままに集中することが、力を一番発揮できた体験は、そうした禅の思想を体験した一つの成功体験であったはず。そうしてかつて、競技生活で取り込んだ禅の思想を、今度は生活、生き方に取り込んで行く時なのだと思う。自分の中の執着を手放し、目の前のことに、一息生きましょう。合掌。
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"「手放す」力"を改題・加筆・修正をしたもの。
ものを減らす・手放すだけではなく、こだわりや時間も手放すことによって、ありのままの自分で生きていくというのが面白かった。
世の「断捨離」「ミニマリズム」のブームのお陰で、生活をシンプルに、コンパクトにという本をよく見かける。物や情報、便利家電などによってできた時間をさらに有効活用しようという「増やす」思想に現代人が疲れているという証拠なのかも。
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人と人とに縁があるように、人と物とにも縁があります。
縁を大事にするのは、自分を大切にすることでもあるーー禅の考え方です。
たくさんの物があるのが幸せなのではなく、少しの物しかなくても、それらと強い縁で結ばれているのが幸せなのです。
得ることよりも、手放すほうが幸せになれる。
身の回りのわずかな物を慈しんでいると、豊かな暮らしになるーーこれが私が本書でいいたいことです。
(升野俊明)
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利休の茶 豊富な物の為に、かえって生活は不快なものになっていくのです。禅の庭 かれさんすい枯山水 しんざんゆうこく深山幽谷 深いイメージが喚起させられ 簡素こそ安らぎであり、くつろ寛ぎです。 しんせんないぶきが吹き込みます 円谷英二さんの怪獣 自利利他 驚嘆のこわや上げながら拍手喝采 釈迦に説法 作務衣 善し悪し 寺務所へ赴く際 露地 丹田 腹式呼吸 無垢な状態 暗澹たる気持ち 早起きは三文の徳 行雲流水こううんりゅうすい 事寄せながら 呼吸を整える 喫茶喫飯 齟齬が生じます 啐啄同時そったくどうじ 鎌倉円覚寺 施主せしゅ 心が偏狭に度量が広がり 威風堂々 「ねばならない」という意識 肩肘張った 全力を傾注して 「いつそく一息に生きる」=「しょうじ生死を繰り返す」おかめはちもく傍目八目 言霊が宿る マンネリ感とか倦怠感 成田離婚 「夜は眠り、日は走る」 そこで飽き飽きして停滞するか、そこから新しい発見をするか 節目節目 分家 各々が外食で済ます 午前様 子は鎹かすがい 山居 侘び寂び 心の拠り所 意気揚々 道を究め 相手を見損ないます 警策きょうさく バイタリティ=活力 制約の中で「主人公」となる 合掌
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数年前から断捨離、ミニマリストという言葉をよく聞くようになりました。縁のある少しのものと長く付き合い、必要のないものは手放す。それによって人生が豊かになるという考えですね。そういう考えに憧れるものの、私はまだまだ物欲に支配されています…
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●「人は人、自分は自分」と悟る。●自分にないものを求めない。●いまあるものを大切にする。●自分のことは、自分で決める。ということは「手放すほど自由になるれる」ってことなのかもしれませんね。
「何もない」ところに「安らぎ」が生まれる。モノを大切にする心は、自分を大切にする心。「大らかな心」をもちたいのであれば、必要なモノを極力、我が家から捨て去るのがよいのです。モノの数を少なくして、自分の周りをシンプルな状態にし、広い空間を作り出します。簡素な生活を心掛けて、心を豊かにしていく。簡素こそ安らぎであり、寛ぎです。心の安らぎを得たければ、むしろよけいなモノを「手放す」のがよいのです。よけいなモノを求めないことです。いま手元にある、必要最低限のモノを、いつまでも大切にする心にもつながります。
「必要最低限のモノをいつまでも大切にする心が、自分を大切にする心をはぐくむ。」という教示は、とても静かなものですが、多くのモノに囲まれながら心から気に入ったものがない、自分自身どころか家族すら大切にできていない、今の自分に対して、インパクトがありました。さて、どこから手をつけようかな(;^_^A ・・・
「手放さなければならないのは、むしろ“こだわりの心”のほうなのかもしれません。“執着のスパイラル現象”を起こすと、必要のないモノが溜まっていき、置き場所に困るほどだ―」私の場合は、不安に起因する執着ですね。より多くを得たいというよりも、どちらかというと、失いたくない。という感情でしょうか?誰しも最後は命をも失うわけですから、モノに執着してもしかたがないと、頭では理解しているはずなのですが……
こだわり、とらわれは、自分の可能性を制限してしまうだけではなく、相手との人間関係も閉ざしてしまいそうです。こだわり、とらわれを手放し、相手の言葉だけではなく、自分の声に耳を傾けることが大切です。
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本書を読んで、ミニマリストの源流は禅の思想にあるのだなと思った。物や、見栄などの執着を手放し、無心であるがままの姿で今に集中して生きることを説くのが禅の思想。その思想に基づけば、自然とミニマリストの生き方ができるとおもった。
陸上をしていた時に体験した、勝ちに拘らずにあるがままに集中することが、力を一番発揮できた体験は、そうした禅の思想を体験した一つの成功体験であったはず。そうしてかつて、競技生活で取り込んだ禅の思想を、今度は生活、生き方に取り込んで行く時なのだと思う。自分の中の執着を手放し、目の前のことに、一息生きましょう。合掌。