紙の本
あっという間に
2018/09/15 11:57
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投稿者:りょー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふわっとした雰囲気が心地いい作品で、あっという間に読めました。
七福神のことって意外と知らなかったなぁ、なんて無学な私には少し勉強になり、お参りに行ってみたいななどと考えています。
心に残したいテーマなのだろうという提題も感じ、単なるストーリーだけでなく心に残りました。
紙の本
日本の七福神を役者に据えた笑える現代版神話でした。
2018/06/21 09:39
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
笑える現代版神話でした。日本やギリシアといった多神教の国には多くの神話があるが、本作品は日本の七福神を役者に据えた現代版神話でした。しかも、神だけでなく妖の類いなども登場するから楽しい。そして、出て来る七福神はいずれも一癖も二癖もある実に人間臭い個性を発揮してくれる。これは面白くない訳がない。特別短編『ニタニタ』は、妖怪退治請負人:ニタニタ=仁谷太一の生い立ちから、狐の妖怪・宗拙(ソウセツ)との出会い、初仕事などをまとめた短いながら楽しい作品。本編よりこの特別短編の方が、まとまりが良く私には面白かった。さて、当然、続編もあるのでしょうね。
紙の本
七福神である必要はないような…寿老人たちがカワイイです
2017/04/09 07:47
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、増えてきた「日本神話の神様の悩みを解決する話」。今回は、七福神の寿老人たちがカワイイ…
けれど、七福神である必要はないよね…と思うぐらい、弁財天たちは活躍しませんし(美人な神様の登場を期待する人、ごめんなさい)、大黒はキャラが濃すぎてちょっとついていくのが大変でした…
恵比寿様は完璧すぎて、七福神のほかの6柱が霞んで見えるし…。ただ、七福神の知らなかった一面を知れたり(八福神だった時代もあったんだね…とか)、小説を読みながら知識を得たいと思う人は、読む価値はあるかもしれません。
後半、いきなりバトルが始まるとは、最初の展開では思いませんでしたが…汗
面白かったけど、笑いに走ろうとしてくどく感じる部分もあったかな…。
個人的には、強風の中でバタバタ一生懸命に飛んでるおつうと、一生懸命にパソコンを操作してブログを更新している寿老人たちの姿がかわいく感じました。
ハラハラ…2
うきうき…2
キュンキュン…3
うるうる…2
ほのぼの…3
ふむふむ…4
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気軽なノリのファンタジー
2023/01/02 09:49
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
気軽なノリのファンタジー作品である。七福神のなかで何人上げることができるだろうか?マイナーな福禄寿と寿老人をまず登場させて話を始めるところはなかなかに良い。しかし、その後の展開にはあれっと思わせる所も多い。まあ気楽に読み流す作品なのだろうな。
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描き下ろしが追加されていると聞いて。
外伝的な話、あるいは続編を期待したんだけど、
全然違う話だったのでちょっと残念。
しかも、妖怪物だと大御所が多々いるのでなかなか難しいかなあと思ったり。
まあ、短編のライト小説と思えばそれなりか。
あと、表紙に紙カバーがついてるんだけど、ぱっと見題名もなくこの本だって分からないので、ちょっと困った。
まあ、知名度的に言えばそうやって探す人の方が少なそうだから良いのかもしれないけど。
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仕事なし彼氏なしの主人公が、七福神で人気を高めたいと考えている福禄寿と寿老人と出会うというファンタジックな物語。主人公の名前は、榛名都冬(はるなつふゆ)で、「あきない」(=飽きない)ということらしい。小説の直接の内容ではないが、昔の看板にも「春夏冬中」(=商い中)があったというのが面白い。
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可愛くて楽しくてほのぼのしてて声だして笑うほどおもしろいのに、落ち込むしハラハラするしヒヤヒヤする…。
よくここまで感情詰め込めるような作品を…作れるものだ…すごい…。
声だして笑ったところは、つふゆと福禄寿・寿老人の掛け合いのとこが多かったなぁ。
「なんと、逢い引きか!」
「逢い引きですかね!」
のとことか、大好き。ワチャワチャ感。
そんで最後にかな入力の伏線回収ね!!さすが!!気付いたとき「ハァッ!!」ってなった。そういうオチャメなところも好きだ。
ニタニタも楽しく読めた!
「君と夏が~」のときもそうだったけど、こういうお化けのゾワゾワ感出すのすごい上手だよね…。ほんとに読んでてゾワッとするの。賽助先生の手腕です。
おもしろかった!新作が出たらまた読みたい!明るくても暗くてもいい、賽助先生の文字の紡ぎ方が好きだ!
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2018004
季節柄、七福神関係のお話。都冬は七福神の福禄寿と寿老人とお友達になり、七福神同士の争いに巻き込まれたり。七福神がネットをやったりする姿が微笑ましい。
呆気ない終わり方でしたけど、それまでの展開が絶妙で良かったです。登場人物たちがそこで繋がるのかと。仁谷君の登場や環と妖怪の関係が心地好いです。
以下のフレーズが落ち込んだ時、元気が出ます。
三角形の内角の和は180度。四角形も同じで。とてつもなく大きい、富士山みたいな四角形でも内角の和はすべて360度。
人間という形。日本人とか、白人とか、尖っている人、鈍い人、内角の和は、誰もが皆同じなんじゃないかって。自分が駄目だと思っているその角とは違う部分は、きっと凄い角度。駄目な角が多いほど、どこかの角は凄いことになっているから。
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七福神のキャラがそれぞれ個性的で面白かったなぁ。キャラクターが生き生きしてる感じ。賽助先生の本はほっこりします。
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福禄寿と寿老人、ひよどりとおつうに癒されました。もっとブログが読みたい!みんなのかわいい反応がもっと見たい!と思いながら読み進めました。
私にも可愛い神さまが付いてきてくれないかなぁ…これからお参りの時は住所もしっかり伝えます。
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初作家さん、とても良かったです☆とにかくキャラが可愛い!七福神なんてよくわからないのですが、そんなわたしですら弁財天や恵比寿様は知ってたのでやっぱり寿老人とか福禄寿はマイナーなんだろうなぁと思いました。老神についている鶴のおつうと、鹿のひよどりが可愛い☆そして老神たちも可愛い☆とはいえストーリーとしては突然麻雀を始めたり、戦争になったりで唐突感が個人的にはありました。それにしても榛名都冬(はるなつふゆ)とは「あきない(飽きない)」だなんて素晴らしいネーミング(笑)ちょっと鈍臭くてイラっとしましたf^_^;
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読みはじめから,結末の展開がわからない作品はどきどきする.
きっと福のある終わりなのだろうとはある程度思いつつ,そこに落ちるまでの道筋が想像つかなかった.はじめはちいさなきっかけが,七福神大戦争に繋がりいろいろな縁を巻き込んで結びに繋がりゆく.神様同士の揉め事は一見にんげんからすれば次元違いで無関係のように思えても,その影響力は大きく,日常のささいなことにも及んでくる.もしもほんとうにこの世のあらゆる不条理が,実は裏で神様同士の賭け事や揉め事によって及ぼされている影響なのだとしたら……と考えるとすこしだけわくわくしてしまう.想像力が膨らむおはなしだった.
読みやすくて,読書力が落ちている身でもさいごまで一気に読めました.
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会社をクビになって途方に暮れていた榛名都冬(はるな つふゆ)のもとに突然現れたのは、七福神の老人コンビ、福禄寿と寿老人!
知名度が低いことを嘆く二柱に、ネットでPR活動を頼まれた都冬。「お二人の名を広めることができたら、私の願い事も叶えて貰えますか?」
そうして、都冬と神様たちの可笑しな共同生活が始まった!
平凡なニート女子と個性的な神様たちのゆるぐだ日常ファンタジー
(あらすじより)
ゲーム実況グループ「三人称」鉄塔さんの処女作。
普段の実況の様子からコメディ全振りかと思ったら途中からバトル展開になって驚いた。
登場人物たちから鉄塔さんの人柄がよく出てましたね。
もう一作あるらしいので、暇なときに読んでみよう
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榛名都冬の前に突如現れた寿老人と福禄寿。
どうにか有名になりたい!
メジャーになりたい!
という神々の願いを叶えるために、悪戦苦闘する主人公。
二人を有名にさせるはずが、気づけば恵比寿と大黒天の戦いに巻き込まれ、
なんだか当初の話はどこへやら。
でも、憎めない神様たちを見ていると、
ま、いっか。とも思えるほんわかストーリー。
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七福神に会うことからつふゆちゃんがたくましく成長していくお話。いいなぁ、神様が日常にいるとか楽しそう。大黒さんは迷惑すぎるけど憎めないし、恵比寿さんはかっこいいし。黒闇天さんは好きになるのはとても難しいけどもそれを差し引いても会えるって大きい。願いを叶えてくれる云々がなくても話を聞いてくれるだけで羨ましいです。