紙の本
題名の謎が解けた
2017/05/26 09:41
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投稿者:higechan - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前から題名の奇抜さに気になっていましたが青春小説のようなので二の足を踏んでいました。が、文庫で発売されたとのことで購入しました。(私は50歳代です)
人と関わらない男の子が、余命宣告されている明るい女の子に引っ張られていく様子が描かれています。自分の意志ではどうしようもない命や運命を考えさせられる結末に、男の子と一緒に泣きました。娘にも勧めようと思います。
高校生同士のセリフで繋いでいくので、私としては少し読みづらいでした。
電子書籍
終盤が残念
2020/02/08 19:44
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
死病をテーマにしたとしては終盤までは深刻さを感じさせない語り口で話が進んでゆく。
これがこの作者の持ち味か思っていただけに終盤の話のまとめ方はとても残念。
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投稿者:まち - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画に原作があると、映画よりまず原作を読みたくなる。
この本は一気に読めた。本を読んで泣いたのは久しぶりかも。
紙の本
意外な展開
2018/06/17 21:50
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投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
泣ける要素ありありです。
話も、最初は想像通りの展開なのかと思いながら読んでいたが、完全に裏切られます。面白いと思います。
ただ、文体等々、おじさん世代には馴染みづらい点がある。
紙の本
一気に読めました。
2018/05/12 14:06
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
遅ればせながら手に取りました。タイトルも含め、言葉のチョイスが印象的なものが多かったです。読み直したら、また違った感覚になるかもしれない、と思う本でした。
紙の本
じわじわと侵食される
2018/05/06 16:56
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投稿者:aoba - この投稿者のレビュー一覧を見る
後輩に「くそ感動しますよ。そうでもないと思ってたんすけど、鬼泣きました。」というコメントと共に勧められたので、読み始めました。
初めから終わりが予想は着くような内容で、ストーリーも山もなく。
けれど、感情描写が結構細かくて、じわりじわりと感情が広がっていくように読めた気がします。小説は、やはり感情描写が命だなということを改めて気が付きました。
ですが、私は青春モノが大の苦手で、読んでいくうちに徐々に顔が無表情になっていった気がします。青春を謳歌できたひねくれ者でなければ、存分に楽しめたんだろうなと思います。
映画になるだけあっていい話なのは確かだなと思ったのは本当です。
紙の本
膵臓でなくても何でもよかったのでは?
2018/03/19 20:54
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生の僕は小説の世界以外に興味がない。ある日「共病文庫」というタイトルの本を拾う。それは桜良の日記帳だった。そのことがきっかけで会話するようになる。桜良は膵臓の病気で余命が残り少ない。誰にも内緒にしている事を、僕にバラし二人の共有事項にしてしまう。
ベストセラーということで購入してみたが、設定に無理が有りそうに感じた。僕の人とかかわらない生き方から、いつの間にか普通の男子に変わっていたのも、さらっと書いて終わりというのも、足りない気がした。だだ、桜良の自宅に行き、泣く場面は負けました。
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投稿者:たさち - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうですね。
話題になるだけのことはあると思う作品です。
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映画化もされたベスト・セラーをようやく読了。「感動作」「泣ける本」として話題であるが、わたしが読んでまず思ったこととしては、「文章がヘタ」ということである。たとえば序盤、「僕」が1行に3回もでてくる箇所がある(p.11L.3)。「木魚かよ!」と思わずツッコミたくなってしまうが、それはともかくとして、自分で読み返してなにも感じなかったのだろうか。細かい記述もアラだらけ。たとえば福岡旅行の場面では、ローカル色が強い番組がたくさん流れているとあるが、気になって調べたもののやはり福岡でゴールデン・タイムにそこまでローカル番組は放映されていないようだ。おなじ場面では飲酒するシーンもある。未成年飲酒に厳しい昨今、簡単に酒を手に入れている点もどうかと思うが、「p.126L.1」では「久しぶりのアルコール」という記述もあって、見るからに「陰キャ」の「僕」とはあまりにもイメージが合わなすぎる。そもそも難病でアルコールを摂取しても問題ないのだろうか。語彙もおかしい。「草舟」という見慣れない単語が注釈なしに登場するうえに、ところどころ高校生の語彙としてはやや疑問に思う記述がある。「上靴」という方言(?)もすごくナチュラルに登場するが、とにかくまず辞書を引いてから書いてほしい。肝腎のストーリーじたいは、設定が工夫されているとはいえよくある難病モノなので、可もなく不可もなくという感じだが、個個のエピソードはいただけない。しつこいようだがまたしても福岡旅行の場面を取り上げると、ホテル側の手違いで2人は同室に宿泊することになってしまうのだが、これはいくらなんでも「やりすぎ」だろう。わたしが著者なら、トラブルにあったフリをして当初からの予定どおりに同室で宿泊する、という展開にする。もしくはそういうことなのかと思って読み返してみたが、やはり同室宿泊は「想定外」のようで、ちょっとアマチュアじみていて残念(もともとアマチュアが記した作品だが……)。「共病日記」も、偶然を装ってわざと読ませたという設定のほうがよかったのでは。何様だといわれるだろうが、わたしのほうがうまく書ける、と思えてならない。主人公の名前が最後まで明かされない理由もよくわからず、【】でくくった書きかたにも馴染めなかった。【】の中身を変えることで、その時々で主人公に対する見方が変わることを表現しているのだろうが、そんなことは「飛道具」を使わずとも当然に表現するのがプロの作家。失礼ながら、やっぱりアマチュアの投稿サイトのレベルでしかない。新人賞に応募しても、おそらく入選できないのではないかと思う(もっとも、これだけ売れる作品を拾い上げられない公募新人賞に対する疑問にもなるが、本質からそれるのでここではこれ以上触れない)。感動したとの声を聴くと、元来の天邪鬼な性格も手伝って、「どれだけピュアなんだ」「よく感動できるな」と小言のひとつふたつも言いたくなってしまうが、じっさい、万人を感動させるには、たんにエピソードが「感動的」なだけではなく、そのエピソードじたいに集中させるような文章力が必要だと思う。この小説についていえば、前者はともかく、後者はあきらかにまだそのレベルに達していないため、わたしの場合は読んでいても、先述したような細かな点��気になってしまい、どうしても感動することはできなかった。
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思っていたよりライトノベルっぽい語り口だった。そのせいか読みやすいし若い人向けなのかなーという気がした。
ぼっちの男子が皆に人気があって可愛い女子と仲良くなるなんて前半は特にラノベ感満載だったが、後半にはティーンらしさ溢れるピュアな感情とそれを照れ隠しするお年頃の感情が綯い交ぜになる表現にキュンキュンしながら読めた。
若いうちに大切な人との死に対峙するときの魂の触れ合いとそのやりとりの初々しさを堪能できた。
もっと若いときに出会えてたらよかったなと思えた一冊でした。
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映画化も決定した話題作。本書がデビュー作になるようだ。
王道のストーリーを丁寧に描いているのは非常に真面目で、優等生的な印象。文章は比較的軽やかなのが今時の作家っぽい。
割と若い読者が多そうな作風だった。映像化にも親和性が高そうだ。
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雰囲気と評判から気になっていた作品。
ん〜〜中高生のピュアな頃に読みたかった!!
よって、ピュアな(もしくは、ピュアでないと思っているけどきっとピュアな)中高生にお勧めの作品です。
全然違うかもしれないけど、森絵都さんの「カラフル」を中学生の時に読んだ感覚を思い出しました。
・生きることとは?自分とは?
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人と関わることで自分を作ってきた彼女と
人と関わらないことで自分を作ってきた彼が
関わることで互いになかったものに憧れ、
尊敬し認め合う・・・なのに彼女の余命なんて
あってもなくても人は死に対して平等だと
いうことをガツンと言われた気がする
作品でした。誰だっていつ死ぬかわからない
だからこそ毎日を悔いのないように生きる。
簡単なようでなかなかできないが、
この作品を読んだ後はなんてことない日常を
大切にしようと思いました。
内容が重めなのに淡々と進み普通の青春小説と
思っていたら終盤から怒涛の展開!
彼の感情が抑えきれずに慟哭するシーンには
うるっときてしまった・・・
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学校でも一人干渉されずに生活している主人公。
偶然病院でクラスメイトの女の子と会う。
女の子は膵臓を患っていて余命は1年程度らしい。
主人公と女の子のやり取りが楽しかった。
女の子の行き方、考え方が痛快だった。
9割読み終わったところまではここ最近では最高の作品であったが、終盤の終わり方がきれいにすっきりしていて物足りなかったのと、多々あった伏線が回収されずに終わったこと。(自分が裏を読みすぎたのかも)が減点かな。
あと、高校生に堂々と飲酒のシーンは載せてはいけないかと違和感がありました。
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文体が若すぎて、アラフォーは途中で挫けそうになりました。
若い人は楽しめるのかも。
泣いたかどうかで言えば少し泣いたけど。
そこに行き着くまでが長く感じました。