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定年後の生き方について様々な考え方を提示してくれる
著者自ら足を運び、インタビューした様子がわかり、リアルな人々の意見が分かる。
定年後に向けてその前段階が大切。40~50代の人におすすめ。定年後に向けた「心構え」を教えてくれる。皆が不安に感じているであろう金銭面等についての具体的な記述は少ないので注意。
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20170526 タイトルに惹かれて買った。答えを求めていた訳ではないのだがヒントはもらえたと思う。これからの自分の事なので自分でどうするか考えて行こうと思う。
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良書。
定年後は、お金があってもやることがないと、やはり良い余生とは言えないようだ。長生きするのも大変らしい。
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定年後にやることや居場所を作るために、今から準備していきたいと思いました。
先日昔の勤務先のOBの集まりで、「年を取ると大事なのは、『きょういく』と『きょうよう』です。教育と教養ではなくて、『今日行くところがある』、『今日用がある』ことが大事です」とおっしゃってたのを、思い出しました。
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以下2点がためになった。
⚫︎定年後のために経済的な準備もさることながら、社会との繋がりをどうもつかが大事
⚫︎男の健康寿命は75歳、其処から逆算してやりたいことは何かを考えべき
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今の自分にちょうど最適な本でした。
今のバイブルかも。
昨年、会社の研修で定年・延長雇用などなど
の今後待っている現実の話を聞いてから
おぼろげに考えていることがあって
そのことがやっぱり必要というか、大事だと
思うことができました。
第2の人生に向けて方向性が整理できた気がします。
また、思わぬことにも出会えた本です。
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まあ、想像の範囲内の話し。でも途中までは、確認出来て面白かった。あとは個人感想になってるからね。人それぞれ。和。わんはーーを
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50歳ってタイミングなので気になっていた。先月から無職状態でいわば定年後生活シミュレーションみたいな感じでいるのでここで言われていることが身にしみて分かる。そこそこ趣味はあるとはいえ典型的なサラリーマン生活をしていたんだなぁと。金というよりも居場所、繋がりをどのように確保するのか、いつから準備するのかを考えさせられる。
自分でもなにか始めようと思っていたところだったのでそれのアシストになるような本でした。
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定年をめぐっての個別のケースを中心としたエッセイといったところか。定年後に問題を抱える人は多いがやはり経済的課題の克服が最大。経済的なものを度外視して定年後もいきいきと過ごせる人はやはりすごいの一言。個人の心構え次第ということで、たぶんそうすることはできない自分は情けない。定年後がますます不安になった。
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著者は60台半ばの現在「定年後」真っ只中の人。統計中心の分析を期待したが、取材を中心に自身のことも述べられたエッセイとでもいうべき内容だった。取材は定年をテーマにした本、映画からや友人知人を含めた該当層へのインタビュー、タウンウォッチなどの足で稼いだものが多かった。定年後は元気な人も多いが、健康を害しやすく元気が無くなりがちの様だ。50歳くらいから60歳以後に何がしたいか、仕事かそれに代わるものを探すことを勧めていた。会社や社会をコントロールする立場の人には考えさせられそうな部分もあったが、私はどちらかといえば今ここを大事に生きれば良いんではないかと思っている。
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退職後から2年程度は、特に収支の予想をしておくことが肝心です。国民健康保険と住民税は想像以上に多額の納付通知が来ます。前年の所得で計算するため
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理論も思想もないが、事例が多く、サラリーマンには役立つかもしない。教師の定年後や大学教員の定年後を誰か書かないだろうか?
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あと数年後に定年が迫ってきたので、これぞとばかりに飛びついたのが本書。ぼくのような仕事では70まで働けるし、むしろその後にどれだけ元気が残っているかが心配だが、一般の人では50を過ぎたくらいから定年後について真剣に考えておく必要があると筆者は強調する。都市部と農村部を比べると、都市部の人は定年後居場所が見つけられず困るが、農村部の人ほど地域の活動に参加し、「生き甲斐」を見つけたりするそうだ。本書は中公新書にしては書いてある中味が週刊誌などとあまり変わりがない。もちろん、筆者はあちこちでインタビューをして調査もしているが、今一面白くないのである。夫が定年後家にいることで妻のストレスがたまり、うつや他の病気になるというのは深刻な問題であるが、これもどこかに書いてあるような話である。なにかもう少し定年後に対する深い話がほしかったという気がする。
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通勤電車のつり革広告で見つけた本です、サブタイトルにあった「50歳からの生き方、終わり方」という文言に惹かれました。いつまで働くか(定年をいつにするか)という問題は大きなものですが、この本では、定年後の最大の問題は、巷でよく言われている、健康やお金だけではなく「孤独」である、と説いています。
幸せに過ごすには、健康もお金も大切なのは否めないものですが、仕事を離れて一緒に時間を過ごせる相手を持つことはとても大切だとこの本を読んで感じました。身近なところでは、配偶者、子供たちは巣立っていくものですから、その次は、近所付き合いになるのでしょうか。そして、近所ではないにしても、何か共通の目的をもって時間を楽しく過ごせる相手。。
これらは会社での地位、給料には関係があまりなさそうですね。30年ほどまえに会社に入ったときに、もうすぐ定年を迎える方が、定年後には「どういう人達と何をして過ごすか」をイキイキと話しているのを見て、私もそうなりたいなと思ったのを覚えています。
あれから30年、自分なりに工夫してきたつもりですが、この本からもさらに素晴らしいアドバイスをもらったと思います。あと10年程度に迫ってきた私の「定年」を前にして、色々と考えさせられた本でした。
以下は気になったポイントです。
・会社員時代の役職や評価は、その人の定年後の状況とは関係ない、人生の後半戦が勝負である(まえがきp8、p99)
・2013年の、高年齢者雇用安定法の改正で、65歳までの雇用責任が事業主に義務付けられた、それに伴い企業は、1)定年引上げ、2)継続雇用制度の導入、3)定年の定めの廃止、のどれかを選択しなければならなくなった、多くの企業は2)を選択(p10、15)
・厚生年金は、加入期間や平均年収によっても異なるが、月額平均で22万円程度、これに退職金や企業年金が加わることになる(p21)
・女の人は定年後も大丈夫だなと思えるのは、女性は現役時代から仕事だけでなく、家事・子育て・食べ歩き・ショッピングなど、好きなことも手放さないで調整しながら仕事もやってきているから(p27)
・定年後は、一つのことをずっと考え込んでしまうが、会社では電話や上司の指示でいつも考え事が遮られるのが、精神衛生上良かった(p38)
・決まった時刻に起きることは、その日の生活リズムをつけるという意味で有意義な機能を果たしている(p40)
・同じ通勤電車、同じ仕事、同じ同僚、変わらないランチ、それらをあと5年間続けるのは嫌だと思って、定年退職をした後に、その時否定していたものが懐かしくなる(p45)
・定年後の人かどうかの区分は、靴が一番見分けやすい、手提げかばんを持っていないのも特徴、帽子をかぶっている人も少なくない。(p52)
・元気な人の共通項を探ると、教育関係に取り組んでいて、若い人に何か役立つことを持っている。若いころの自分をもう一度呼び戻していることが挙げられる(p61)
・定年前後のギャップを埋めるには、定年前の会社中心の働き方を修正するか、定年後の生活を変えていくかの対応になるだろう(p72)
・在職中は、仕事に注力する自分、仕事以外に関心のあることに取り組む自分、家族や昔の友人を大切にする自分などを、自らの中に同時に抱え込んでおくことが大切である、特に中高年になってからは、両者を区分するのではなく、相互の好循環をどのようにして生み出すかがポイント(p96)
・会社員が超えるべき通過儀礼から見ると2段階から成る、1)入社してから組織での仕事を通じて成長・自立、2)組織での仕事に一定のめどがついてからの自分の今後の在り方を考える時期、後者では、老いること・死ぬことも意識して、組織との距離感をどのように取っていくかがポイント(p103)
・平均寿命と健康寿命の差は、2010年においては、男性で9年程度、女性で12年程度となっている、健康で過ごせるのは男性で70歳、女性で74歳程度が平均値であるが、実感としてはもう少し長い(p106)
・定年後の過ごし方として、1)定年退職から74歳まで、2)75歳以降、3)最後を迎える準備期間の3つに分けられる、その中で74歳までは、自立を確保できて、かつ今までの組織における義務の束縛から逃れ、家族の扶養義務も人段落つく、多くの時間を自分のために費やせる人生のラストチャンスである(p109、110)
・一つの立場で物事をなすには、3年程度の時間が求められるだろう、学生から社会人への切り替えにも、この程度が必要(p115)
・転身した年齢が若いほど良い、さらに在職中から新たな取り組みをスタートさせることが肝要である(p117)
2017年7月22日作成
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まぁよくある話ではあるが、60歳過ぎても年金がもらえず、子どもにも、まだまだお金がかかる人たちのことは知らないんだろうな。と思った。