傍観者の恋 みんなのレビュー

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投稿者：れーち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

病弱な姉アリシアを好きなノア、ノアを好きなレイチェル、そんな３人の儚くて切ない関係が良かった。
アリシアはレイチェルの恋敵だけど、とてもいい子でレイチェル自身もアリシアが大好きで…そこがまた切なかった。

綺麗で素敵なお話でした。

おまけのSSでは本編の分まで糖分たっぷりで、満足の１冊でした。

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ハオハオ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小説家になろうで読んで気に入っていたので書籍版も購入しました。
なろう版も良かったですが、加筆された書籍版もすごく良かった。
増えた脇役達も魅力的だし、糖度も切なさもアップ。何よりイラストが素敵です。

アリシアの手紙にホロリときます。

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：kimi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きな『ナツ』さんのWEB小説の書籍化。『あき』さんのイラストが物語とベストマッチしていて本当に素晴らしいです。あとがきに表紙のカラーイラストの解説があり、そこでまた泣けます。　　物語は主人公レイチェルと幼馴染で病弱な親友アリシアとその弟ノアの3人を中心に進んでいきます。病弱なアリシアが真ん中に置かれた両片思いの新婚夫婦のやり取りに切なさが募ります。何度読み直しても2回は泣けます。是非とも皆さんに読んでいただきたい作品です。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：vanilla　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ずーっとずーっと耐え忍ぶ片思いモノローグが続くのかと思いきや…。読者は両片思いに早々気づくはず。最初はレイチェル視点なのですが、悪魔のささやきと天使の心根が同居している主人公なので、リアルな気持ちにぐっと引き寄せられます。
後半は相手のノア視点でも復習えるので、痒いところに手が届くような心配りです。

登場人物も各々素敵で、特にオースティン次兄が良い感じにスパイスを効かせてくれて魅力的。弟・妹分を自分が弄るのはいいが、他人がするのは許せない、やられたらやりかえせのお兄ちゃん気質にはきゅんとしました。
『○○して欲しい人、だあれ？』の使い方や、女中のシェリーのクッキーをかじるの止めて…の辺りは本当にじわじわと目頭どころではなく、眼球が痛くなる位胸アツ。
久々に、読みでのあるお話でした。

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投稿者：Nonn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

片想いがこうじて、片想い人の好きな病気の姉の面倒までみることにした彼女。ただ病弱な姉のこともとても好きで狭間での葛藤がいじらしい。結局姉がなくなって二人の関係がうまく変化できずに壊れそうになって、やっとお互い素直になれひかれあい、相思相愛カップルになるけど。それまでの心の葛藤で、涙、涙で感情移入しすぎて疲れた！

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投稿者：みかみか　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに読み返しました。
何度読んでも３人の切ない想いがじんわりと浸み込んできて、最後まで読みふけってしまいます。
特にアリシアの手紙の部分は泣けますね。
本当に良い子でまるで天使のような女の子でした。
せめてもう少し……と思わずにはいられません。
それぞれの想いを重視して描かれているので、いちゃいちゃは少ないです。
それでも、ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思えるような一冊でした。

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投稿者：eit　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなに儚く切ない、美しい物語があるのかと感動しました。
主人公レイチェルの、悪魔と天使の心の葛藤や、叶わぬ想いを秘めた覚悟、その結果招いた更なる切なさは、とてもリアルで共感できるものでした。何度も、胸が引き絞られる思いを味わいました。
話のテンポもよく、心の描写が上手いです。恋も友情も、とにかく心が突き動かされました。
こんな素敵な物語に出会えて嬉しく思います。
本当にオススメです。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】
隣家の美形兄弟の末弟ノアに恋をしたレイチェルは、その彼が病弱で美しい実の姉アリシアを愛していることに気付くが、嫉妬する気持ち以上にレイチェルもまたアリシアを大切に想うようになっていた。
そして父の決めた相手を婿に選ばれそうになったときに、アリシアへの気持ちと傍にいる立場を盾にノアに契約結婚をもちかける。
複雑で苦しくて切なくて、でも優しくもどかしい三角関係の物語。

好きすぎて同じ行何度も読み返したし、悶えすぎて泣いた。
レイチェルが自分の心を隠している間、何度もアリシアとノアを見て自分の心を見つめて醜く嫉妬していないか確認するところが、良かった。
レイチェルもノアも、どっちも自分が卑怯で浅ましくて汚らわしい心の持ち主だと思っているすれ違いもいい。
それと、今までタイトルの傍観者ってアリシアとノアを見つめているのが好きな自分っていうレイチェル目線で自分は傍観者、だと思ってたけど、まるで姉妹にすら見えるアリシアとレイチェルを見つめていてどちらにも嫉妬してしまうノアでもあったなぁ、という気付きを得た。
何度読んでも好きだ。
あぁ、あとweb版からの加筆部分は良し悪しの評価みたいだけど、私は加筆部分大好きだし、二人の気持ちが通じ合って大団円！も嬉しいけど、できれば二人が互いに素直になって幸せな後日談が読みたい派なので、後日談が読めた点でも書籍版が大好きだ。
あと、書籍版のノア視点の最後の行が死ぬほど好きだ。あの一行だけで一冊分の価格の価値がある。少なくとも私には。

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投稿者：SWW　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

人の心変わりがこんなにすっと読めるとは思ってませんでした。
いい人でありたい、誠実でありたい、そう思う裏で、自分の浅ましさに気づくヒロインに胸が苦しくなりました。

これを読んだら買い物に行こうと思ってたのに、読んだら大泣きしてしまって腫れた顔になったので行けなくなりました。

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投稿者：やっつ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

webで読んで紙でも電子でも買いました。大好きです。
泣いた！

webの子供達が出てくる番外編も大好きなのでこれも載せて欲しかったな。

切ないけど心温まる作品です。

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投稿者：ももも　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙の時点で両片思いになるのはわかってはいるんですが、いつからそうなるのかは後半のノア視点の回を読むことで答え合わせが出来ます。読者としてはノアが自覚するよりも前からレイチェルへの気持ちがあったのではと邪推してしまいました。