紙の本
読後感想
2017/08/08 22:44
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投稿者:高山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おりょうの初めての里帰りの際、おりょうの兄と鉢合わせる。後日小藤次が襲われるが兄の指図であった。権力欲の塊で、素行の悪い兄は既に婿養子先で破綻していた。北村家に舞い戻ろうとの魂胆が明白で、二度目の刺客が負けそうなると雇った刺客を自ら弓で射殺した。北村家当主はやむなく子を刺し殺す。小藤次は町奉行と老中青山に根回しし病死で届ける事とした。兼ねてから約束していた久慈屋の勘右エ門との伊勢参りを前に課題が解決した。
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【小籐次、眼鏡を頂戴する! 書き下ろし新作第八弾】新年、宴席つづきの上に町奉行から褒美を頂戴した小籐次を刺客が襲った。その黒幕におりょうは心当たりが――。好調シリーズ第八弾!
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今回の事件は身内にかかわるだけに緊迫感がありました(主人公が強すぎるから、剣の勝負では緊迫感が出ないんですよね)
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新シリーズ第八弾
おりょうの実家との結びつきが成った後、実家を捨てた兄の挙動が、苦渋の決断の父
少しずつ駿太郎の活躍も奉行所の認めることに
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先に、お伊勢参りを読んでしまったが、この「夢三夜」も、面白くアッと言う間に読み終えた。
今回は、小藤次の見た夢から、始まるが、、、駿太郎の活躍など、そしておりょうとの仲の良さも、ホンワカと物語りであった。
しかし、おりょうの父 北村舜藍は、傲慢で身勝手で、不始末を犯した、長男の靖之丞を、自分の手で成敗せねばラらなかった。
このままでは、舜藍は、息子を成敗した事を自分の命で、贖う事と、感じた小藤次は、機転を効かし、北村家に運び、病死扱いとする。
武士の社会も、大変なのだと、、、、
最後に、又、小藤次は、夢を見る。
顔も知らない母君が、出て来るのだが、、耳から、おりょうの声が、聞こえて来る所で、おしまいになる。
表紙の研ぎ仕事している小藤次と思われる老爺に、大きなメガネが、又上手に、描かれている。
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4年振りにこのシリーズを読んだが、意外に覚えていた。これまでは結構大きな事件に巻き込まれることが多かったように思うが、今回はその意味では地味。老眼鏡を手に入れた小籐次は、砥ぎ仕事に精が出そう