電子書籍
面白い
2020/05/20 08:27
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投稿者:さむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はわかりづらいけどだんだん引き込まれる本
電子書籍
ワクチン
2022/03/05 15:32
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投稿者:bar亭主 - この投稿者のレビュー一覧を見る
目に見えないウイルスは心の中で増殖する。
このウィルスの有効なワクチンは他者を思い遣る想像力だ。
紙の本
泥臭さのある世界だろうに無臭な透明感
2021/07/25 20:58
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投稿者:えなか - この投稿者のレビュー一覧を見る
沢山の方が的確なレビューをされているので、普通の感想文を。時代的に自然と共存しているような生活なのでイメージに泥臭さとか草の匂いなどが浮かびますが、何故か透明感。なぜだろうと考えたところ、騒がしい物音がしない物語だと気付きました。ユナの泣き声くらい。それでも世界観に違和感なく、生活の音は感じられる物語。その透明感がこの物語をファンタジーたらしめているのだなと。2巻以降物音がジャンジャンしたとしてもこのイメージのまま読めると思う。それくらい世界がしっかりしているファンタジー。もう、すぐに2巻読み始めちゃうぞ。
紙の本
最後まで読みたくなった
2019/11/15 15:30
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫では全四巻。途中でくじけるかもしれないので、1・2巻をまず購入。失敗しました。読み始めたらどんどんはまっていきます。2巻まででは、岩塩坑で発生した事件を発端として物語の世界がぐっと広がったところまで。国同士の権謀術数、謎の病への対応、登場人物たちの人間関係・・・。それぞれどのように収束して区の化、まだまだ予想ができずに、鋼板の展開が気になる!
紙の本
日本医療小説大賞
2017/11/13 00:52
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからシートン動物記を連想したのだけれど・・・・。
鹿は出てくるけれど、何が王なのかは1巻ではさっぱり。
狂犬病のような致死的な病から奇跡的に生還した男と,治療に当たる医師を中心にストーリーが進みます。
ということで,タイトルの賞を受賞したようです。
ちょっと,JIN-仁をも思わせますが,この作者はよく勉強して書いているといつも感心します。
政治的に複数の勢力がどろどろしているのと,宗教がなんとなく絡むのは守人シリーズと共通。主人公の背景は相変わらずず暗い。
名詞をいちいち作家の独自の言葉に置き換えて世界観を作るのもいつものパターン。(別に抗生物質でいいジャンと思う)
有能なおばちゃんが,登場してすぐ行方不明になってしまったけれど,上橋作品ではおばちゃんが活躍するのがお約束なので、そのうち復活するのでしょう。
紙の本
オトナテイスト
2017/08/12 21:05
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少女も出てきますが、いや少女というより赤ちゃんから幼児・・まだ彼女の冒険譚には早すぎる。主人公はいったい誰なの??
守り人シリーズや獣の奏者シリーズよりももっと落ち着いた筆致。さてどう展開するんでしょう。期待!!
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あらすじ(背表紙より)
強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる―!
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予てより休みを取っての函館旅行を計画していたが、その旅の友はこの本にする。往復のモノレールと飛行機の中で読了。
東乎瑠に攻められるアカファ王国の捨て石として戦うことを余儀なくされた流れ者集団<独角>の頭・ヴァン。
征服された民でありながら、その優れた医術の技量で征服者からも一目置かれる立場にある医師・ホッサル。
ヴァンが囚われ奴隷として働かされる鉱山を山犬らしき群れが襲い、まずひと展開。
一人生き残ったヴァンの脱出逃避行とともに、咬まれた者が全員が死に絶えた病原を探っていくホッサルの姿が描かれる。
二人の動きを軸に、ヴァンを追う手勢の動き、アカファ王国と東乎瑠の微妙な確執などが丁寧に積み重ねられる。
今月来月×2冊ずつ刊行されていく中の第1巻。
黒い犬の群れがまさに鷹狩りの場に集まった人々に襲い掛からんとして to be continued.
お話しはまだ始まったばかり。
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本屋大賞受賞作、ということで注目を集めた『鹿の王』文庫化。待ってました!
上橋菜穂子さんといえば、「狩り人シリーズ」が有名。あの壮大な世界観と活字の中で生き生きと動き出す人々に心動かられたものです。その「狩り人シリーズ」が好きな人なら『鹿の王』も間違いなく好きになる!
本書はまだまだ序章だろうけど、作り込まれた世界観に一気に引き込まれてました。章ごとに視点が変わる(ヴァンとマコウカン)感じで、いつこの二者が相見えるのかもドキドキ。そして、謎のプロローグ。あれはこの物語にどう関わってくるのだろうか。
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ようやく積読から開放。
以前単行本で読んだときは、図書館からの借り物だったので駆け足で読んだことと上下巻の間隔が空いていたため、文庫で購入した際は一気読みするぞ!と決めていました。
物語りはまだまだこれから。
谷間の集落で過ごすヴァンの日だまりのような日々がずっと続けばいいのに、と(先を知っていても)願わずにいられない。
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この星のどこかに、いつかの時代に、本当にこんな文明があって、自然と向かい合いながら、他の民族とかかわりながら、生きていた人達がいて・・・と感じさせる背景で紡がれていくファンタジー。
上橋さんならでは、かも知れません。
物語は、まだ序章で、これからどんなふうにころがっていくのかさえ、検討がつきませんが、先がとても楽しみです。
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守り人シリーズのファンでした。 この作品もテーマからして絶対に面白いと思って、文庫本になった瞬間に購入。やはり作り込まれた舞台設定と壮大な世界観がさすが上橋さんといった感じでした。テーマに対しての深い造詣が見られるところが、子どもだましではなく、大人でも楽しめる理由だと思います。
ただ登場人物や地名が多く複雑だからでしょうか、途中から世界史の教科書を読んでるような気分になりました。登場人物への愛着が湧きやすいという意味では守り人シリーズの方が好きでした。
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いやー、素晴らしい!面白い!ファンタジーの世界なのにリアリティがあってすごい!
普段は通勤電車の中でしか読まないんだけど、家に帰って寝るまでの間、読みふけってしまうくらい魅力的。
ヴァン、ユナ、ホッサル、マコウカン、サエ、与多瑠、トゥーリム…そして、そのほかの登場人物もみんな魅力的。その人物たちを取り巻く環境の描写がまた素晴らしい。
あと、飛鹿(ピュイカ)がいいなぁ。ツピがかわいい。
ああ、このあと2巻を読んだら次は来月までまたなきゃなんないんだなぁ…あ、四六判を買えばいいのか(笑)
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新しい仕事にも慣れ、心にも若干の余裕が生まれらので、とうとう手をつけてしまった。
まさに目の前で映像を見せられているかのような描写に、すぐに心が踊ってしまう。まだ、一巻を読み終えたところなので、先が気になって仕方がない。
この先サエは、、、ヴァンとホッサルが出会ったらどんなだろう、ユナにはどんな未来が待っているのか。
上橋先生、サイコーだね。
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単行本は献本企画のまだ装丁の付いてないバージョンをいただいて読んだので、文庫化は待ってました! 上下巻本が4巻仕立てになって二ヶ月に分けて出る模様。