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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/06/17
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/296p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-105489-5

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文庫

紙の本

鹿の王 1 (角川文庫)

著者 上橋菜穂子 (著)

【日本医療小説大賞(第4回)】【本屋大賞(第12回)】帝国から故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団の頭ヴァンは岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不思議な犬たちが岩塩...

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鹿の王 1 (角川文庫)

税込 704 6pt

鹿の王 1

税込 704 6pt

鹿の王 1

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紙の本
セット商品

鹿の王(角川文庫)セット

  • 税込価格:2,81625pt
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明

【日本医療小説大賞(第4回)】【本屋大賞(第12回)】帝国から故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団の頭ヴァンは岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが…。【「TRC MARC」の商品解説】

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!【商品解説】

著者紹介

上橋菜穂子

略歴
作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

掲載中の特集

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みんなのレビュー220件

みんなの評価4.2

評価内訳

電子書籍

精霊の守り人のイメージで

2017/12/17 15:57

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miki - この投稿者のレビュー一覧を見る

精霊の守り人のドラマを見て、上橋菜穂子さんという作者を知りました。ファンタジーは大好きで、特に指輪物語の大ファン。精霊の守り人を見たときは、指輪物語の世界に似ていると思い、惹かれましたが、この本を読んでいるときには、自然と頭に精霊の守り人の舞台が浮かびます。食べ物や衣装、自然の景色や人々の様子など、まざまざと浮かんでくる状況の中で、物語がどんどん進んでいきます。
どんな物語なのか、特に調べずに読み始めたので、物語の意外な内容と展開に驚かされました。この先どうなっていくのか、とても楽しみです。ヴァンがとても魅力的に描かれているので、彼についてももっと知りたいです。

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紙の本

素晴らしい自然の描写

2017/09/14 15:03

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

岩塩鉱、豊かな森、その中で生きる飛鹿やトナカイといった自然の描写が、まるで映像を見ているように、綺麗に描かれていて、そこにまず惹かれます。ストーリーは、脅威のウイルスが、岩塩鉱で働く人たちを襲い、ほぼ全滅。その中から生き残って体に免疫ができた?ヴァンと、名医ホッサルという二人のストーリーが代わる代わる進んでいきます。読むのがもったいないので、途中まではちょっとづつ読んでましたが、最後は。。残り3巻、どんな物語なのかまだまだ予測できていない状況で、ワクワクします。

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紙の本

待ちに待った文庫化 !

2017/08/08 18:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほわちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハードカバー時代から書店で見つけて読みたいと思っていた。それが待ちに待った文庫化。迷わず即買いへ。
オープニングは思いもよらない斬新な切り口から始まった。どういうストーリーになって行くのか、主人公は誰?など考える間もなく、予想もできない展開にどんどん引きずり込まれていく。戦いの歴史や民族性が故の人間逹の駆け引き、複雑な国の流れの中で生きていく人達.....その中でユナという少女のあどけなさが温かみをくれ、飛鹿と呼ばれる神秘的な動物の魅力がストーリーをピュアな世界へ招いてくれる。
第1巻の巻末は第2巻の大きなエピソードの幕開けとなるキーを残して終わっている。
もちろん第2巻を手にしないわけはない。

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紙の本

世界観がいい

2019/01/19 12:40

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は名前と国とか把握するのに手間取りましたが、その関係性が頭のなかで整理がつくと、作者の世界観をがっつり楽しめました。

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電子書籍

上橋さん、さすが!

2017/06/25 19:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱ上橋さんの物語だ。のっけからやばい。これは嵌るぞと神経が震える。ヴァンとユナの関係が微笑ましくてずっとこの二人だけの話、読ませてよと思ったけど、それだとまあつまらないよね。追う者、追われる者、緊迫した空気が伝わってくる。1行読むごとにその世界に吸い込まれて行く。ヴァンとホッサム、いつ出会うのだろうか。そしてどうなるのか。ヴァンとユナが授かった力は一体どのように発揮され、彼らを助けるのか。気になる。2巻目読みたいけど、3、4の発売が1ヶ月後だと思うと躊躇。悩む。この悩みも面白い本だからこその魅力かな。

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紙の本

1巻目は充実のプロローグ。先が気になるけれど、本書をじっくり読むのが肝要。

2021/10/11 14:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

数年前に本屋大賞を受賞し、かなり気になっていたものの、なぜか今頃読みはじめることに。物語は、塩を採掘するための岩塩抗が、ある時、野犬たちに襲われ、そのために謎の疫病がまん延。奴隷として囚われていた男と、生まれて間もない幼子だけが遺された。
ウイルスの仕業と想像される展開に、今の世界とのリンクを感じ、ますます興味津々。
しかし、本書は、まだまだこの物語のプロローグだ。
多くの魅力的な当時人物やエピソード、この先はどうなるか気になってしかたなく、すぐに2巻にかかりたい気満々。つい読みとばしがちですが、上橋作品を少なからず読んできたものとしては、しかし、この冒頭部分こそ注意深く読むべきだと思い出し、ことさらにかみしめるようにゆっくり。
舞台となった架空の国の力関係や、風習&風俗の細かな描写もおもしろいのである。

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紙の本

心待ち

2021/10/04 08:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:showan - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画になると知って、本当は実写がいいなといある思うのですが、実写の場合、この物語を具現化することはとてつもなく大変だろうと思い、アニメ映画を心待ちに昨年から待ち続けています。この状況下、延期はやむを得ないとは思いますが、早く開映日を迎えられること祈っています。ヴァンとホッサル、そしはてミラル、今、日々必死でコロナと闘ってくださっている方々の思いと通じていると思います。上映されれは、その方々も見ていただく機会をたくさん設けて戴いて、元気をあげてほしいです。そんな本です。と私は思っています。

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紙の本

力強い

2020/09/24 01:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る

流石としか言いようがないです。
ぐいぐいと引き込まれました。
登場人物たちの息遣いが感じられる細かい描写も素晴らしい。
精霊の守り人シリーズも好きですが、さらに力強く
読めば読むほど先が気になる作品です。

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紙の本

本屋大賞を受賞した上橋菜穂子氏の一大傑作の始まりです!

2019/06/13 12:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、本屋大賞を受賞した上橋菜穂子氏の傑作で、彼女が大学時代に文化人類学を専攻されたということが非常によくわかる大作です。大国との闘いで、奴隷となった少数民族である主人公のヴァンが、偶然にも岩窟から逃げ出し、その時、幼子であるユナとともに、長い逃亡の旅に出ます。これから二入にどのようなことが待っているのでしょうか。いよいよ大きな物語が始動します。

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紙の本

本好きの子に

2018/09/24 00:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こねこママ - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容は間違いありません。厚いので難しいかなと思いましたが、本好きの子なら読めると思います。

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紙の本

見事な描写

2018/01/26 18:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者の作品を始めて読みました。作品自体が本屋大賞を取った小説であり、期待に違わぬ小説でした。架空の国での物語ですが、自然界の描写が真に迫っており作品の中に引き込まれて行きました。これからの展開が楽しみです。

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紙の本

ヴァンのことかと?

2017/06/29 15:53

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルから、最初、飛鹿に乗る独角の頭であるヴァンの生き様や戦いを中心に描かれた物語を想像していましたが、そんな簡単な話ではないですね・・・。
悲しくもある、けれどしたたかな面を併せ持つ、被征服民達の戦いの物語・・・になるのかな?
早く続きを読まなきゃ!

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電子書籍

面白い

2020/05/20 08:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初はわかりづらいけどだんだん引き込まれる本

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電子書籍

ワクチン

2022/03/05 15:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bar亭主 - この投稿者のレビュー一覧を見る

目に見えないウイルスは心の中で増殖する。
このウィルスの有効なワクチンは他者を思い遣る想像力だ。

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紙の本

泥臭さのある世界だろうに無臭な透明感

2021/07/25 20:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えなか - この投稿者のレビュー一覧を見る

沢山の方が的確なレビューをされているので、普通の感想文を。時代的に自然と共存しているような生活なのでイメージに泥臭さとか草の匂いなどが浮かびますが、何故か透明感。なぜだろうと考えたところ、騒がしい物音がしない物語だと気付きました。ユナの泣き声くらい。それでも世界観に違和感なく、生活の音は感じられる物語。その透明感がこの物語をファンタジーたらしめているのだなと。2巻以降物音がジャンジャンしたとしてもこのイメージのまま読めると思う。それくらい世界がしっかりしているファンタジー。もう、すぐに2巻読み始めちゃうぞ。

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