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みんなのレビュー587件

みんなの評価3.8

評価内訳

574 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

感傷的な物語

2022/07/04 13:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る

それほど前の小説でもないが、今ではDVなどという言葉も当てはまるかもしれない。葉山先生も泉も幸せになってよかったと思う。

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電子書籍

若い頃に

2021/12/16 22:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校生の頃クラスに馴染めずにいた主人公を演劇部に誘った葉山先生。昼休みに先生のところに行って話しをする内に心惹かれていきます。生徒の面倒をよく見る葉山先生ですが、心に闇を抱えていました。先生と生徒という設定の恋物語ですが、今まであったような展開とは一味ちがう切なさがあります。

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紙の本

葉山先生か小野玲二か

2020/11/21 20:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふたりの男性の間で揺れ動きながらも、自分自身を見失うことのないヒロイン・工藤泉が凛としています。 彼女が下した決断と、それぞれが歩んでいく道が切ないです。

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紙の本

女性向けの切ない恋愛物語

2018/05/08 10:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰かを忘れる為には新しい恋と言うし、実際にそれは有効だと思うけど、この主人公は違う。彼女の中ではずっと自分だけの片想いだったに違いないからこそ、両想いだと知った彼女は更に想いを強くしただろうし、新しい相手と過ごせるタイプには見えない。きっとこれからも片想いを続けるのでしょう。婚約者のセリフは数年前に言われた小野君の他に好きな人がいてもかまわない。という言葉に似てる。そんな彼女を想う彼の言葉に甘えるのもどうかとは思いましたが…。切ないお話。駅のシーンは自分の失恋した瞬間を思い出した。

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紙の本

ひりひりした痛みが残る作品

2017/12/12 06:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぺるっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題の映画の原作です。ですがその前にRedを読んでしまったため、印象がそちらにもっていかれてしまいました。
プロローグ「現在」から大学時代に遡り、主人公の一人称で続く作品でした。高校時代に思いを寄せていた教師と再び関わり合うことで、ヒロインの中での教師への思いが進みます。恋から愛に。しかし教師は優しすぎて、それが別れを決めるとどめになった。
最後に彼女が選んだ別れの方法は、女として切なすぎる。でも気持ちは理解できる。別れた後も彼女の心の片隅に住み続けていた彼。社会人になったあとの出来事に向かって、一気に収束し切なさがこみ上げてくる作品でした。最後半までどうなるかわからない伏線なし(私が気付かなかっただけかも)の直球な作品。
読み終わった後、しばらく余韻が残りました。
ただRedのほうがインパクト強かっただけに、それを読む前なら評価は5点。

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紙の本

直球勝負の純愛小説。片思いの答えが聞けます。

2015/12/06 16:40

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

新聞記事で,綿矢りささん,金原ひとみさん,青山七恵さん,島本理生さんの
四人を若手女性作家としてまとめて扱っていた。
ひとまとめにされるのは本人たちも望まないと思うが,という前提つきではあった。
たまたま青山さんまで読んでいたので,島本さんに取り掛かった。
シルエットを読んだところで島本さんが気になり、さらにナラタージュを読んだ。
結論は,自分の趣味に一番合うような気がした作家さんだった。

最近の経験を元に、新しい作家さんを読む時はできれば二冊読むようにしている。
可能であればデビュー作と代表作を選ぶ。必ず二冊読めるわけではないが、
作品の雰囲気や伝わるものが違ってくるように思う。今回はそれで正解であった。

読了後にナラタージュの意味を調べた。
大辞林では、「〔narration と montage の合成語〕映画で、画面外の声に
合わせて物語が展開していく技法。多く回想場面に用いられる」とあった。
知らない言葉だったが、著者が込めたかった思いがやっと少し分かった。

タイトルは格好いいけれど、手に取った時は中身がイメージできなかった。
裏表紙の紹介文もかなりセンセーショナルな表現になっている。
恋愛小説は軽めの仕上がりが好きなのだが、紹介文の通りだとすると自分の
趣味には合わなさそうで、実は挑戦する気持ちでページをめくっていたのである。
端的に言って、紹介文、タイトルともしっくりこなかった。
中身は直球勝負の純愛小説だった。

主人公は大学生の泉。ある日、高校時代の演劇部の顧問だった葉山先生から
電話がかかる。
「こちらこそお久しぶりです、葉山先生」相手の名前を口にした瞬間、
泉は心拍数が上がった気がした。
演劇部の部員が三年生の三人だけになり、部活の卒業公演を開催したいとのこと。
人数が足りないから手伝って欲しい。
はっきりとは言わないが、部活も解散になるのかもしれない。
そんな会話を続けながら、葉山先生から熱心な誘いを受けた泉は思わず訊く。

「本当にそれだけの理由ですか」相手の答えを聞いて電話を切ると、右耳が
ぼんやりと熱くなっていたことに気付く。

葉山先生は他にも声をかけ、OB二人とOBのクラスメート一人の計三人が
応援に入ることになった。
現役部員三人、OB三人、泉の計七人で卒業公演を開くことが決まった。
OBのクラスメートは小野君といい、次第に泉に惹かれていく。
丁寧に、丁寧に心を染みこませていく展開だ。

片思いの答えを聞きたくないですか?

泣きそうな気持ちをちらちら誘発されながら、片思いが続く展開に心を引っ張られる。
思いが通じたようで、通じないようで、揺れる気持ちに自分の心が巻き込ま
れていくのが分かる。

途中からいつでも泣ける準備ができてしまうのだが、ずっと泣かせてもらえない小説。
最後の数ページは、小説だけに許されるプレゼントだ。都合が良すぎる展開
だが、答えを聞きたい魅力には勝てない。ここでやっと泣かせてもらえる。
うむむ。

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紙の本

爽やかだけど切ない

2015/12/06 10:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

学生の頃の、先生に対する憧れを本当の恋にしてしまった女の子の話。その彼女に恋した男の子もまた切ないお話。

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紙の本

痛みが残り、痛みが甦り、そして、その痛みをしっかりと受けとめる

2005/08/24 21:56

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

クッソー、これは歳を取って感性が鈍ってしまったということなのか?ちっとも共感できん!というのが読み始めて暫くの感想だった。何と言っても「本の雑誌」が選ぶ2005年上半期ベスト10の第1位である。なのに魅力が感じられん!何故だ?
それは、「どんなに筆を尽くしたって結局は甘っちょろい十代の恋の物語だから」とバッサリ斬ってしまうことも可能かもしれないが、僕が不満に思ったのはむしろそういうことではない。文章がぎこちないのである。考えて考えて書いているところが読み取れてしまうのである。
僕ら素人が小説を書こうとすると同じ様相を呈してしまうものだ。ストーリー上この辺で布石を打っておこうとか、台詞が続いたのでちょっと情景描写に転じようかとか、長文が多くなってきたので短文を挟んでリズムを変えようとか、そういう風に作品の向こうに作家の意図が透けて見えてしまう文章は良い文章ではない。別にそんなもの見えないと言う読者もいるのだろうが、僕にはそれがすごく気になったのである。
ところが、中盤から人間の醜い面、弱い面に焦点が当たり始め、プラトニック一筋だったストーリーにセックスが絡み始めたあたりから、俄然小説らしくなってきた。もはや作家の姿は見えなくなり、作中の人物が自分の足で立ち上がって、自分の口で喋り始めたのである。
思うにこの作家は一途な恋や燃えるような思いを描かせると巧いと言うのではなく、人間の否定的な面や痛みを描くことに長けているのではないだろうか?
ところが、最後まで読んでもやはりこの話は純愛の話である。「おいおい、そんなにいつまでも思いを引きずってどうする?」とおじさんは問いたいのであるが、恐らくこの小説こそが、この小説を書くと言う行為自体が、その問いに対する答えなのだろう。
痛みが残り、痛みが甦り、そして、その痛みをしっかりと受けとめる小説である。
by yama-a 賢い言葉のWeb

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2008/03/03 17:50

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2008/03/10 12:13

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2008/03/12 21:26

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2008/03/16 03:02

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2008/03/17 22:56

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2008/03/19 00:11

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2008/03/19 14:36

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