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影裏 みんなのレビュー

第122回文學界新人賞 受賞作品 157(2017上半期)芥川賞 受賞作品

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みんなのレビュー109件

みんなの評価3.0

評価内訳

101 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

未熟さがある

2019/02/28 23:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:千那 - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者のやる気というか張り切りは伝わってくるのだが、いささか未熟なのか、中身が
薄いように感じる。受賞作と思って期待せずに読めば、ふつうの恋愛小説として楽し
めたかもしれない。

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紙の本

はてさて。読みやすいけど掴めないのだが。

2017/12/27 17:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品で文學界新人賞を受賞してデビューしたところ、
なんと芥川賞まで取ってしまったという話題作です。
少し前までは、芥川賞といえば五回ノミネートされていまさらとか、
難解すぎてとかの評判がありました。
それを気にしたのか、最近は新人に贈る賞という趣旨に
戻ろうとする傾向があるようです。

それにしてもデビュー作で受賞というのはかなり珍しいです。
ですのでチェックしていました。

先行情報で、震災とか同性愛とかが聞こえてきて、
脇に置いていました。文章の美しさという評判は
違うのではないかという書評を読み、
ようやく手に取ろうと思いました。
これほど中身の聞こえてこない作品も珍しいなと。

読後、評判の理由が分かりました。
すみませんがわたしも降参です。
なぜこれがデビュー作で芥川賞受賞という高評価を
受けたのか分かりませんでした。

頭の整理がてら書き出してみます。
ネタバレになりますので、気になる方は読了後に読んで下さい。


<以下、ネタバレです>
-----------------

つまらないのか?
そんなことはないです。

難解だったか?
難読漢字を使っているので、著者の自己満足を感じましたが、
驚きの展開という感じはしません。

感動したか?
正直いって心は動きませんね。

どんな話か?
会社の同僚と仲良くなり、釣り友だちになります。
同僚は退職しますが、つき合いは続きます。
転職先でセールスをしていて、わたしはノルマ達成に協力します。
ノルマ達成だけでなくお金を貸したりなど、迷惑をかけられた人もいます。
震災に巻き込まれたとの噂がたち、わたしは探し回ります。
最後に父親に会いに行ったら、すでに手を切ったと言われました。
信頼できない種類の人間だと。
しかしわたしは、どこかで生きていることを信じ、
ある出来事で生存を感じて結末を迎えるというお話です。

まとめると?
するする読めるけど、描写に徹していて演出もほとんどないので、
読み手を選ぶ作品だと思います。

ひょっとしたらですが、最近の演出過剰な作品の向こうをいく
スタイルに、選考委員の票が集まったのかもしれません。
読書は読み手の受け止めかたに委ねられる部分がありますが、
この作品は結果的に最大限引き出した形なのかもしれません。

本の深読みが好きな人にむけて、芥川賞が一石を投じた
作品といえるでしょう。面白いのは、作者はそんなことを
これっぽっちも考えていないことですが。

本の売れない時代に芥川賞がもがいている姿が見えます。
じゃあこの本を薦めるのかと聞かれれば、微妙としか
答えようがないのですが。

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紙の本

小説を読むのは難しい

2017/08/31 05:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第157回芥川賞受賞作。(2017年)
 小説の読み方は自由だ。たとえその作品が名の通った選者たちによって選ばれた作品であったとしても、まして選者たちが全員認めた作品であるわけでもなく、それが読者にとって理解されない、理解という堅苦しい言葉でなく受容できないとすれば、それはそういう縁だったというしかない。
 選考委員の選評を読むと、否定票を投じた委員たちも、この作品の書き手の「うまさ」を認めているが、それさえあまり納得がいかない。
 そもそもが「わたし」として表現される人物像がよくわからない。
 それはあえてゲイであることを誘導させる小細工のような気がするし、ここにその必然があるわけではない。
 むしろ、主人公をそう描くことで読者に現代風という仕掛けを施したということではないか。
 同じことが東日本大震災の扱いにもいえないか。

 ではこの作品にまったく魅力がないかといえば、そうではない。
 奥泉光委員がこの作品を「ハードボイルドふうの味わいのある作品」とし、「これは序章であって、ここから日浅と云う謎の男を追う主人公の物語がはじまるのではないか」と書いているが、確かにその通りである。
 だとしたら、この作品自体直木賞での受賞の方は相当であったかもしれない。しかし、桜木紫乃ほどの巧さはない。

 島田雅彦委員の選評に付けられたタイトル、「賞は結局運次第」はこの作品を指しているのか、受賞からもれた作品なのか、どちらなのだろう。

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2017/08/29 20:45

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2017/08/18 16:33

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2017/07/27 18:08

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2021/01/09 15:14

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2017/07/31 19:24

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2017/08/18 00:49

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2017/08/03 12:12

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2017/08/08 21:46

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2017/08/04 22:11

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2017/08/13 04:09

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2017/08/07 12:33

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2017/08/07 10:40

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