紙の本
魔王と語り部
2017/12/03 18:29
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「魔王」に面白い話を語る事になった千代。拒めば人を殺すと脅されます。
姉の黒歴史ノート、数年ぶりに姿を現した父、他にも何やら怪しげな人々が出てきます。
魔王の正体は、父の目的は、千代の役割は・・・など。
現実と虚実と混じりながら、途中から不思議な空間へと入り込んだ気分になります。
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【あなたの中には、無限の物語がある】魔王に捕らえられ、殺さぬかわりに面白い話をせよと命じられた千夜は、恐怖に震えながらも、物語を語り始める……傑作モダンホラー。
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かつて声優の仕事もしていたが、今はしがないOLの千代はある晩の帰り道、何者かの手によって洋館に連れ込まれる。そこにいたのは「魔王」と名乗る男と、人らしき肉塊の山。身近な人間、主に二人暮らしをしている姉の一夜を害されたくなければ、「語り部」として魔王を愉しませる話をしろと命じられる。恐怖しながらも、千代は何かしらのおとぎ話を話し始めるが……。
ホラー?サスペンス?ファンタジー?残酷なおとぎ話とはいうけど、誰かが見た悪夢をぼんやりした記憶で再現しているような話でいまいち楽しめなかった。結局意外と生々しいミステリーだったのかな?急になりきって芝居がかるシーンとリアルな時の俗っぽさがギャップがあって主人公も他のキャラも好きになれなかった。
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仁木さんは好きなんですが、これは、ちょっとはまれなかった。
グロいシーンがたくさんあったわけではないのだけど、全体に漂う雰囲気が、苦手なものだった。
千夜と一夜の姉妹にも、その父親にも嫌悪感しかなかったし。
まぁ、こういうこともあるさ。次いこ、次。
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ミステリーなのか 悪夢なのか
ちょっと境目が分からなくて
気持ち悪く どんどん読み進めていけます
ダークファンタジーと
サスペンスがうまく混ざった作品
やや 結末が理不尽に
思えるかもしれませんが
御伽噺だと思うと 納得です