電子書籍
著者の半生がよくわかる一冊です
2020/07/02 00:29
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投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビでも活躍中の山口真由さんの著作です。財務官僚、弁護士といった華々しい経歴の陰での努力、苦労、その中で培った思考法は、普通のビジネスパーソンにも十分参考になるものと思います。
紙の本
全体を見渡す力こそが大切と説く仕事や人生で成功するための書です!
2017/12/13 10:11
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、標題にもありますように、東京大学を首席で卒業し、官僚経験、弁護士資格、そして米国ハーバード大学留学経験をもつ筆者によって書かれた人生を成功に導くための方法を伝授する書です。同書では、人生をうまく生き抜くには、倫理的思考や発想力ではなく、ものごとの全体を俯瞰する力、すなわち「俯瞰力」であると強調されています。では、その俯瞰力をどのように身に付け、磨いていけばよいのか、本書は、その方法論を丁寧に解説してくれます。
紙の本
俯瞰することの大切さを知る。
2017/12/08 20:59
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事で成功する人は広い視野を持っている。反対に言えば、上に立つ者は、
周囲がよく見えていないといけない。
俯瞰という言葉の大切さを本書を通じて知らされた。
俯瞰=周囲を見る力+先を見る力
そして、全体を見ることが出来る人は感情に振り回されないと著者は言う。
同感である。
俯瞰を欠いた組織や社会では、「誰かを責める」風潮が生まれるという。
今の日本人は俯瞰を欠いている人が多く、やたらと人を責める傾向が
強いと著者は警告している。
本書には俯瞰の磨き方についても詳しく書かれている。勉強になる
一冊である。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
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日頃から主観的に考えてしまう自分によい戒めとなった。俯瞰力を身につけて感情をうまくコントロールし、自分の立場や周りから何を求められているのかを理解すれば社会でもっとうまくやっていけるだろう。
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俯瞰的に視るとはトップに近い立場で視るということ。すなわち俯瞰的に視れない人はトップになれない
①作者の視点で自分を視る
・目の前の事に没頭していると近視眼的になる。俯瞰的に視るには自分という物語を描く作者として自分の行動を視てみる
・複数の社会に所属することで多面的に物を視ることができる
②アウトプットすることで自分の価値観、意見は定まり、能力は鍛えられる
・俯瞰的に視た意見をアウトプットすることで能力は鍛えられる
・誰も反対しない意見は意見ではなく事実。評価が分かれるものが意見なので、批判はあって当たり前
・評価も突き詰めて言い換えれば事実(頭が良い→勉強ができる→地道に繰り返す能力がある)
③国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるか考える
・会社は教育してくれる場所ではない。教育してくれないと言って座って待つのではなく、自分で情報を取りに行き全体像をつかむ
④ダメではなくもっとよくなると叱る
・叱った以上、自分が同じミスを絶対にできない、言っていることは正しくないといけない、嫌われたくないという自己防衛が叱れない原因
後輩がどんな意見を持ち、何をしていて、どんな結論を出すか推測するために観察する。そして「もっと良くなる」という言い方で叱る
・苦手な人は「この人が嫌い」ではなく「この人から嫌われても平気」と一歩離れたところから視る
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俯瞰力。
全体像をつかむ俯瞰した視線で、ものごとを捉える。公平性と信頼性を兼ね備えた視点である。
ビジネス、戦略、財務に関する広い見識は有能な人材となるために必要不可欠な条件。
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タイトルがいまいちだけど、非常に良かった。筆者の仕事の経験談おもしろい。新社会人にもおすすめ。
財務省の不完全命令は、単に時間の無駄なのでは?いつどこで誰に何のために何部渡すのか、教えてあげたほうが早いのでは?それを俯瞰力を鍛えるためとかいって新人に汲めというのは、訓練という名の非効率的なやらなくていい残業を生むのでは?視野が短期的すぎるのだろうか。でも、こんなんだから長時間労働がなくならないのでは?河野さん、どうにかしてくれ笑。
上司の電話の相手を予測したり、電話を必死に聞いたりっていうのは前のめりの姿勢でいいと思うし私もやってたけど、不完全命令が実力を育てるってようわからん…
プレーヤーから脱するためには俯瞰力が必要で、俯瞰力があると、自分の作業を組織のなかで意味づけできるので、仕事を先取りできるし、感情をコントロールできる。失敗の個人攻撃もばからしくなるし、自分のストレスがしょうもないものに思える。
俯瞰してみよう、って、結局、相手の立場に立ってみようという基本的なこと。
評価をつきつめていった事実と、自分が本当にした努力は謙遜しようがない。
印象なんてテキトー。だから営業マンは第一印象に気を使う。
女性には戦略が必要。
自分の中のバイアスを知り大切にしたい価値観や軸を見つける。選択について自覚的になる。時間の使い方、お金の使い方。信念に従った選択でなかったことを後悔しなくてすむ。俯瞰するからこそ軸が必要。
いろんな考え方を知ってこそ自分のバイアスや価値観がわかる。
なんのために働いているのか?そのために、目の前の仕事をして健康を犠牲にするのか?
この人が嫌いという気持ちは無視しない。抑え込むとストレス。この人には嫌われてもいい、と思ってみる。
鍵の管理と資料作成は組織からすると同じくらい大事。
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文句なしの評価5。仕事ができないともがいている社会人、新社会人の人に是非読んでほしい。俯瞰力は、所謂コミュ力がある人は備わっているかもしれない。
一方で、勉強ばかりしてきた人からすると、俯瞰力というのは、すごく曖昧で、正解が無く正体を掴みにくい。
しかし、この俯瞰力がなければ、ビジネスは全く成立しない、その事を実体験を踏まえてわかりやすく説明している本。
俯瞰力は、相手への気配りや調整能力が必要になるが、結局は自分が成功するための手段であり、自分を殺すものではないことは、留意しておく必要がある。
この本で唯一正解があるとすれば、俯瞰力を身につければ、社会で成功する確率がグッと上がる!ということだ。