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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
正義感にのっとって行動するのはいいんだけど、
周りを不用意に巻き込んじゃいけないよね。
説教臭いのもNG。
そんなにおいがするんだよなあ。
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「英雄の書」未読のまま本作を読んだのは失敗だったのか。。?
ファンタジー要素出てきた。やっぱり少し苦手なのかも。
中巻へ続くー。
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さすがに宮部作品で面白くてすぐに惹きこまれました。しかし、ミステリーと思っていたけれどファンタジーなのかな?何も調べないで購入したので、ああこういう展開か?と思いびっくりしながら中巻に突入です。
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まだ1/3だけどすでに面白い。謎ばかりでここからどうやって繋がっていくのかすごく楽しみです。
ファンタジーだと聞いていましたが、上巻は現代物って感じでした。
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このじわじわと来る滑り出し。読み出したら止まらなくなる。
バイトの大学生と元刑事の話が交互に進み、それぞれが背中に羽の生えたバケモノの話にたどり着き、別々に夜の茶筒ビルに忍び込みこむ。
で、この驚愕の終わり方は… すぐ中巻を読まねば。
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2017/12/06了。
英雄の書に続く…ということはわかってたけど、英雄の書も読んだという覚えはあったのに、内容についてとんと記憶にない…というね。
調べたら、2012年に読み終えているようです。
自分で書いた感想を読んでもびっくりするくらい思い出せない。
でも当時、ちょっぴりファンタジー要素の強さに引き気味だった感じが伺えます。
さて本書。
こちらサイバーパトロールのバイトをしている大学生の孝太郎くん。世間は指ビルと呼ばれる連続殺人犯の話題で持ちきりの中、ご近所中学生の恋を巡ると思しきネット炎上、ホームレス行方不明を追う先輩の失踪(本人の意図したものではなさそうですが)、元刑事の都築さんとの出会い。
上巻では明らかにガーゴイルは怪しいけど、まだ現実からそう逸脱はしてない感じ。
というか、わたしがこの数年で大人になって一周して宮部さんファンタジーアレルギー?を克服したのかもしれません。
特に今年は夏くらいからずっと宮部さんの時代物に親しんでいたので、なんだかこれはいける気が。
せっかくなので、悲嘆の門を読み終えたら、英雄の書再読しましょうと、思い新たにしたところです。
ああ早く続きが読みたすぎる…!!!
(お嬢さんのお付き合いの出先でうっかり読みおわしちゃったorz)
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宮部さんの作品は好きなのだけど、あくまで宮部作品の現代的な話が好きなので、これは「時代物かなあ」と避けていました。
手に取ってあらすじを見てみたらおもしろそうなので購入。
まだ上巻では全然わからない。中学生のいじめと、猟奇殺人とガーゴイルと、これがいったいどうつながってくるのか全くわからない。続きが気になる!
都築と孝太郎が出会えばいいな、と思っていたので、早い段階で会ってくれて嬉しい。
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ミステリーだと思っていたが、
そうではないのか。
次巻を読まずして
どうこう言えるものでなさそう・・・
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退屈な日々を過ごしていた大学一年生の幸太郎は、フットサル部のOBである真岐からアルバイトに誘われ、サイバーパトロールの仕事を始める。
やがて、連続猟奇殺人と思われる事件が起きるが……。
なんの前知識も入れずに読み出したので、最初はミステリーだと思って読んでいたのですが、この上巻の最後のほうでいきなり「?」となりました。
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不可解な殺人事件を巡って、言葉と物語の根源を問うミステリー。
それぞれの事件を追う若者と老人が出会い、少しずつ謎を明らかにしていく展開で、先が気なって仕方がありませんでした。
その中で人知を超えた出来事も加わり、この作品がSF的な要素を取り入れた物語なのか、上巻を読むだけでは、はっきりせず、その部分も気になる所でした。
いずれにせよ、そこは宮部作品、それぞれの人物の世界や思いは一人一人描かれ、物語の深みを感じました。
特にネットへの言葉の氾濫についての記述は、小説とはいえ、今の世相を見事に切り出しており、思わず納得してしまいました。
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夜な夜な動き回るガーゴイル象の謎。同僚の大学生の謎の失踪。
始まりが母と小さな子の話で始まる不吉な幕開け。そして圧倒的な描写力は相変わらずレベルが高いなと感じます。
ネット社会なんて言われてるけど、最後はひととひととがきちんと顔を付き合わせることになる。良い意味でも、悪い意味でも。
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今年のお正月文庫は、この上中下三巻になりそうだ。「英雄の書」の続編らしいが、今のところ、あの書の登場人物どころか、異世界への入り口も現れてはいない。
むしろ、アルバイト仲間の失踪の謎を解き明かそうとする大学一年生の三島孝太郎くんや、お茶筒ビル屋上にあるガーゴイル像が動くという謎を解き明かそうと動き出した元刑事の都築茂典氏の描写を含めて、連続する猟奇事件の怪異といい、極めて「模倣犯」などの現代小説のスタイルを保っている。
しかしながら、起きている出来事は、直ぐにでも異世界に入って行きそうなことばかり。果たしてどう決着つくのか。
子供の貧困、裏サイトでのイジメ、等々、現代社会の闇を背景に映しながら、それとは違う景色が出てくる予感がある。
第一章の山科社長と孝太郎くんとの会話の中に、おそらくこの作品のテーマが隠れている。あのシリーズの続編だとしたならば、だ。
「溜まり、積もった言葉の重みは、いつかその発信者自身を変えてゆく。言葉はそういうものなの。どんな形で発信しようと、本人と切り離すことなんか絶対にできない。本人に影響を与えずにはおかない。どれほどハンドルネームを使い分けようと、巧妙に正体を隠そうと、ほかの誰でもない発信者自身は、それが自分だって知っている。誰も自分自身から逃げることはできないのよ」
うちのおふくろだったら〈やったことは身に返る〉という言い回しをするだろうと、孝太郎はふと思った。(176p)
今年は、ネットで言葉巧みに自殺願望者を誘いこんでいた、連続猟奇殺人鬼も登場した。小説の世界が現実化するスピードが速くなっている。
2017年12月14日読了
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再読。1回目に読んだときの記憶が薄まっていて、読後感しか記憶にないが、ここまでは面白くて引き込まれる。感想は下巻でまとめて。
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宮部作品は普通の小説の3倍の速度で読み進む。そのわけは内容のおもしろさ、人物造形の巧みさもあるが、一番の魅力は文章のリズムにあると思う。うううっ、いいところで上巻が終わった。
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サイバーパトロール会社。裏サイトでのいじめ。連続猟奇殺人事件。次々に消えるホームレスたち。動きだすガーゴイルの像。好きすぎる要素が満載すぎてイッキ読み。
この先、ファンタジックな展開になったとしても最低限の満足度は得られそう。この上巻だけでいえば文句なしの★5。