紙の本
来世でなりたいものとは?
2021/03/20 09:09
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
若だんなが沢山お供えしたお返しに、神様たちが若だんなの望む来世を引き寄せてくれるという申出に対して、若だんなが何になりたいのかと考え込むところから始まる短編集。改めて考えてみると、来世で何になりたいかパッと思いつかないなぁ。若だんなと同様に体が弱くて若くて死んでしまった万之助さんの「りっぱになりたい」が切なかったです。
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今年もまた、しゃばけシリーズを手元においてのお正月。
なりたての(!?)幽霊さんといっしょに、謎解きをする若旦那。
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若だんなの体を心配して、神様たちを長崎屋へ呼びつける兄やたち。
若だんなが悩みがあると聞くと、神様たちは若だんなへ宿題を出す。
ー「来世では何になりたいのか」
神様が答えを気に入れば叶えてくれる。しかし、そうでなければ・・・。
最終的に出した若だんなの答えに納得。
外伝「えどさがし」に繋がる話でもあって面白い。
ずっと一緒にいて欲しいな。
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序/妖になりたい/人になりたい/猫になりたい/親になりたい/りっぱになりたい/終
甚兵衛が 勇蔵が 紅松屋が おようが 万之助が そして若だんながなりたいものは? 夢と希望をいっぱい持って明日へ!!
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快調です。この一つのテーマで短編をつないでいくパターンはいいですね。でも、もっと、若だんなには兄やたちに苦労してもらいたかったなあ。いつものように柴田ゆうさんの絵がかわいいの。
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作者は本当に文体が自然。ついついと先へ読んでしまう。
今巻はみんなが「なりたい」もの。みんななりたいものがあるよね、そしてそのなりたいものになる為に努力したり、我を通したり、でも、若旦那もそうだけど・・・努力している間になりたいものになってるのでは・・・?そういう面があるのでは?。それがつらつらと自然に思い浮かぶような話っぷりに感嘆。
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「しゃばけ」シリーズ第14弾。
若だんなのために神様が長崎屋の離れに呼ばれ、若だんなが神様から「来世何になりたいか」と問われる場面から始まる。
空を飛んでみたくて、妖になりたい変わり者。
お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。
弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。
どうしても子を育てる親になりたい女。
親を安心させるため、りっぱになりたい幽霊。
5つの「なりたい」を経て、若だんながが神様に答える来世になりたいものは。。。
妖怪達と若だんなをとりまく人ののびやかで心地よい関係。いつまでも続いて欲しい「しゃばけ」の世界。
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しゃばけシリーズ第14弾
妖になりたい人になりたいと、様々ななりたいを集めた短編集
ただの無い物ねだりだけではなく深い想いが込められていた。相手を想う気持ち子を想うに持ち…。想いが人(妖)を創る。
相変わらずの鳴家の可愛らしさに兄やたちのブレない甘さ。神様までお出ましで。
ずっと続いて欲しいシリーズ。
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年始にふさわしい物語でした。
シリーズ14作目、とてもゆっくりですが若だんなの成長を感じることができて嬉しいです。
今回のお題だからかもですが、読みながら短編よかったなあ、とくに生まれ変わって出会う話が。と思っていたのですが、最後の最後がまさしく短編につながって感動でした。
このあともう一度短編を読み直します!
それにしても毎度、お腹が空いてしまいます。
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しゃばけシリーズ第14弾、短編5つ。
妖になりたい/人になりたい/猫になりたい/親になりたい/りっぱになりたい
若だんなはついに来世のことまで考えはじめたかな。せっかく許婚きまっても、そこはぜんぜん進展しなかったな。長崎屋の離れはいつもどおり、相変わらずであった。もう、あらゆる妖たちの能力とかがわかってる状態でないと、なぜ解決したのかもわからないような初見に厳しい作りになってるけど、だからこそファンにはいいのかもな。ぜんぜん進まない変らない、キャラだけが増えていくみたいなアンパンマン状態になりつつあるけど、非現実的なあの離れの舞台のなかで、つねに上品で優しい若だんなに癒された、いま自分が荒んでるんで。
若だんなとおりんちゃんのその後も次作にはいれてくれるかなあ、それに母おたえメインの短編もまたよみたいなあ。安定のシリーズ。
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しゃばけシリーズは気軽に読めるからいいなー、と気付けば14弾。
何になりたいか、て簡単に決められないよね。何にでもなれるとしたら、アレコレなりたいものはたくさんあげられるけど。最後に若だんなが出した答えはいいね。これは「来世版」しゃばけシリーズを期待してもいいのかな?まぁ、「えどさがし」でそれっぽい感じがあったなぁ。
次はどんな話か、楽しみ。
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空を飛んでみたいなぁー「妖になりたい」
忘れられた道祖神の夢見たものー「人になりたい」
可愛い弟をずっと見守ってー「猫になりたい」
子ができないからと離縁されたけれどー「親になりたい」
身体の弱い跡取りが亡くなって霊になったー「りっぱになりたい」
以上の5本。
このシリーズ、読み始めこそ「なんでだよ」ってつっこんでばかりなんですが、1本目の途中からは世界にずっぽりはまってしまう。
冬のこたつのような、心地よい抜けられない温かさ。
今回あまり心配症の兄やたちは出番が長くなくて、若旦那が人や妖に頼られて相談事をもちこまれます。
心優しい若旦那はどんなに虚弱だったとしても立派だと思います。
いつもどおり、優しくカワイイお話たち。
ほっこり。
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今回は時が進まず安定。下手に結婚したり子供ができたりすると収集つかなくなるよね・・・
最近貧乏神が出すぎな気がする。動かしやすいんでしょうね。
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人それぞれ「なりたい」何かがあって皆真剣で、そして若だんなの出した答えは妖達と巡り会いたい。どんなに苦労しても探し当てると言ってもらえるなんて素敵じゃやないですか。
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前作の発刊以来、久しぶりに読んだ「しゃばけ」シリーズ。随分と巻を重ねてきたけど、ふと振り返れば、少しずつ一太郎は大人になってきたのだと実感する。「生まれ変わったら何になりたい?」難しい問いかけ。一太郎の答えは、聞いてみれば納得。
いろんな人の「なりたい」気持ちに、驚いたり感心したりの1冊だった。