あおざくら ０６ 防衛大学校物語 （少年サンデーコミックス） みんなのレビュー

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投稿者：lucky077　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

夏休みのことと、夏休みが明けて中期が始まったことが描かれています（学校でいうと一学期が終わって夏休みがあり、休みが明けて新学期が始まった）。中期で部屋割りが変わった上、役付き？になった近藤クンの試練が始まったようです。

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投稿者：うーよー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

不穏な雰囲気の新キャラ土方君が登場しました。でも武井君同様にいずれ仲間としての絆が出来るのでしょうね。沖田君同様に苗字からして…ね。さて、小隊学生長付になり、更に困難が降りかかります。自分の目の届かない範囲での一年の失敗で怒られるとは、これまた「理不尽」ですが、近藤君はめげずに解決して、また名を馳せるのでしょうね。

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この第6巻の中味は…

目次（1p）
第47話「実家」（18p）
第48話「店じまい」（18p）
第49話「覚悟」（20p）
第50話「それぞれの夏休み<1>」（18p）
第51話「それぞれの夏休み<2>」（18p）
第52話「校友会合宿<1>」（18p）
第53話「校友会合宿<2>」（18p）
第54話「校友会合宿<3>」（18p）
第55話「中期帰校日」（18p）
第56話「小付の真実」（18p）
オマケ「むずかしすぎる防衛大学校の平常な日常＜名札＆服装＞」（5p）
奥付

…という中味で…
夏季休暇に入り、主人公が実家に戻ってのエピソードや、
他の学生達の夏休みの光景、
校友会の合宿で防大に戻ってのエピソード、
夏季休暇が終了し、中期が始まり、
主人公が小隊学生長付に選ばれたが…
というところまでが描かれたこの第6巻を最後まで読み終わって印象に残ったのは、
裏表なく思ったことをハッキリと口にする主人公近藤学生とは、
ある意味対照的な、
裏表があり他の同じ一学年の学生達を見下している雰囲気の嫌な感じのキャラ
土方俊明ってのが、
第6巻後半部分から登場してきたな、と…
まぁ、第56話「小付の真実」の最後のところは、
先輩達の前では、正直に、なりたいとは口にしなかったくせに
ホントは自分がなりたかった、
または他の同学年生達を見下しているから当然自分がなると思い込んでいた、
のが自分が選ばれず、
中期から同部屋になった主人公近藤学生が選ばれたことで、
嫉妬だか八当たりだか知らないけど、
それで、
ああいう感じ悪い本性をぶつけるような発言をしたのか…
ともかく、感じ悪いキャラだという第一印象で、
今後、主人公と色々と衝突する、同期のライバル的立ち位置のキャラなのかな…
と。

で、余談メモ：
◎土方歳三は、新選組時代には、
　局長・近藤勇の右腕として数々の事件で武名を顕し、
　また隊内に峻厳な規律を実施して鬼の副長と称され、
　剣豪揃いの隊士たちに恐れられた。

…ってことで、これまでの巻と同様に、
この第6巻の収録話中で、キーになっている登場人物達も、
歴史上の人物の名前やら何やらを素材として、
ネーミングや各種設定がされている、
と考えれば、
局長・近藤勇の右腕、な鬼の副長・土方歳三
からキャラ名や設定等を造形している「土方俊明」
というキャラのようなんで、この巻での第一印象は感じ悪くても、
今後、
同期のライバルとして色々と衝突を繰り返していく内に、
最終的には近藤勇美学生と和解なり絆や友情等が芽生えたりして、
近藤学生の右腕的存在に、なっていくんだろうか？…
まぁ、ずっと印象最悪な嫌なキャラのままよりは、そうなってほしいかな…
みたいな、そんな部分にも想いを馳せたり。
で、その辺が今後の展開で実際どうなっていくのか、
っていうのを見守っていくのも、この物語をこの先も読み続ける上での、
楽しみの１つになる、という感じかな…。

最後に、この第6巻を読んでいて、個人的に一番心が動いたのは、
第47話「実家」の最後のページの上半分のコマの描写、
主人公とのスマホでのメッセージのやり取りで、
防大のこと等色々会話する時間を作る、という約束を取り付けた時の、
スマホ画面を見ている幼馴染松井常代の、
パッと気分が晴れやかになって嬉しそうな表情が、
ページを捲って、そのページ上半分のコマのその表情を見たら、
何だか、うるうるって涙が出そうになって、
なので、この第6巻で自分にとって一番価値があったのは、
そこだったな、と。

…そんなこんなで、この巻もそこそこ楽しめたんで、よかったです。

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投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

実家閉店の為、引っ越しとお別れ会を手伝う近藤君。そこで自衛隊員としての覚悟を問われて、彼なりの答えがあったのが後に土方から任官拒否するのではと問い詰められても揺るがなかったんだろうな。　坂木が近藤君を「こいつはまずまず」と評価していて、実はこれって最大級の評価なのでは？と彼のツンぶりににやけてしまう。

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投稿者：海生海音　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

漫画としての誇張はあるものの、テレビでも紹介していた理不尽な防衛大学あり方が面白おかしく知れる機会だと思います。世の中にはこんな大学もあるという進路を考えさせられる楽しい作品です。（現実的な皮肉も込めて）