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紙の本

近代のもつ毒への処方せん

2018/10/12 22:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る

19世紀、欧米から日本に押し寄せた侵略を伴う「近代」という波。
 近代は個人の欲望の解放、秩序の破壊という毒を含みもつ。日本がこの毒杯をあおる時、服毒死(植民地化、属国化)、発狂(自己喪失)することなく生き残るにはどんな血清を打たなければならないのか。西郷はこの問いを考え抜き、行動した。
 本書は、現代まで続く福沢諭吉、橋川文三らの論者による近代への批判・相対化の思考過程で道しるべとなってきた西郷の思想と行動を考察するもの。
 個人の幸福追求と利害調整、自己と他者、日本をして日本たらしめているもの、ヤポネシア論、文明の普遍性、生と死の論理等々、西郷はどの観点から照らしても乱反射するプリズムのような魅力を帯びている。
 明治維新150年の節目に、近代との間のとり方を考えさせられる書。

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