紙の本
世相の反映かな
2020/06/19 16:51
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投稿者:青空 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歳をとるごとにこうした本もたまには良いかなって思えるようになってきました。
紙の本
2000万円問題に一石を投じてはいないけど
2019/11/05 09:21
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
私も老後資金を心配する歳になった。
金融庁の報告書の2000万円問題が記憶に新しいが、いくらあれば安心なのか、本当のことを知りたいところだ。
そんな思いもあって、この本を手に取った。
何かしらの解決策を求めて読み始めたが、ハウ・ツーとしてはあまり役に立たなかった。
でも、物語としてはライトノベル的な感じで面白く、ドラマ化なんかもしやすそう。
中盤からは、年金詐欺の話や嫁姑問題なども出てきて、ストーリーに幅が出てくる。
「お金がなくてもなんとかなるさ」と思わせてくれる(何の問題解決にもなっていないが)読後感が良かった。
紙の本
主婦って~
2019/05/08 17:29
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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
主婦って色々大変なんだと面白おかしく知ることができた。家事育児親戚づきあい・・・好きでやることならいいけれどいやでもやらなきゃいけないことがそんなにあるんだと。お茶するのもお小遣い気にしつつとか。主婦ってすごい、、、、、
紙の本
現実が見える
2018/09/27 16:30
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投稿者:まおり - この投稿者のレビュー一覧を見る
あっという間に読みきった。どこにでも起こりそうなこと。義理の家族だけでなく、近い家族の間でも臭いものに蓋をして、なーなーで済ましていると最後にとんでもないことが起きそう。さらけだすと案外良い家族になれるかもと思ってしまいました。これから老後。頑張らなきゃ。
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年金詐欺
2018/06/20 21:50
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
レンタル婆貸します。公務員がお年寄りの生存確認で自宅訪問にくるとき、身代わりとなってお金を稼ぐお姑さん。うわ、「後妻業」という単語が浮かんだ。ばれたらヤバい話なのに、なんでか最期はハッピーで終わってる。不思議な読後感。それにしても夫婦二人で50代、いつリストラにあうかわからないご時世で貯金1200万で安泰な老後はこの日本では無理だろ。一人600万だぞ。
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今や誰でも興味があり、心配の種となっている老後問題。
それを面白く描いている。
だけど、結構リアルでもある。
子供の結婚費用や親の葬儀費用。
せっかく自分達の老後に向けて集めた資金がどんどん無くなっていく恐怖に不安が止まらない主婦の篤子。
そこに追い討ちをかけるようなリストラ…
みんな老後を考えていないわけじゃない、ただお金ってなかなか貯まらないものなんですよね。
どこにどれだけ使えばいいのか、使うべきなのか、色々考えさせられる作品。
2019.12.13
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ついさっきのガレットの店で払った代金がもったいなく思えてくる。(篤子)
老後の為にとコツコツ貯金していたお金も、娘の派手婚、義父の葬儀、義母の生活費。さらには定年前に夫婦揃って職を失い…と貯金がどんどんなくなっていく。
垣谷さんの作品に出てくる登場人物(特に親族)はクセが強い人ばっか。笑
次々と災難降りかかってくるからハラハラするけど、その分読むペースも進む。
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何ともならないような事柄を、何とかしちゃうんですよねー「お母さん」っていう人種は。ホントみんな頑張っています!
このお話を世の旦那様たちはどう読むのでしょう?
そもそも、手に取らないのかもしれませんね…
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老残の身には、何とも身につまされる題名(笑)で、読まずにいられなかった。
夫婦ともにリストラに遭った50代の主婦が主人公。
しかもなけなしの貯金は、娘の結婚式それに舅の葬式代に出費し、残り僅か。
結婚した娘は、DV被害が疑われ、さらに行き掛かり上、姑を自宅に引き取る羽目に。
親類や近所付き合い、友達付き合い等々、読者の日常生活や倹約生活のヒントにもなる、主婦のドタバタ奮戦記。
度重なる逆境にもへこたれない主人公(時たま歯がゆくなる時もあるが)の姿に、似たような境遇の諸姉は、勇気をもらえるかも。
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見栄や拘りを捨てれば、お金の悩みから解放されて自由になれるのかもしれない。
お金のことばかり心配しなきゃいけない老後は辛すぎる、、、ハッピーエンドでよかった。
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最近よく見る(ひょっとして自分が気になっているから目に入るだけなのかもしれないが)老後小説というジャンル(そんなのがあるのかどうかは知らないが)タイトルずばり「老後の資金がありません」僕も-まさに-その口なので何かしら参考になるかしらんと思って手にとった。まさに高齢化社会ならでは紛れもなく現代を描いた物語だなあと思う。最初は正味どんだけ抹香臭い(失礼)話しが飛び交うのかと思いきや、序盤から中盤にかけてあれよあれよと貯めてきた資金が世間体を気にする余り尽き、気づけば抜き差しならない貧困に追いやられ、さらに追い討ちをかけるように夫婦で仕事をクビになってしまう。いよいよ恥も外聞も捨てざるを得なくなり、姑に対しての仕送りも送れない状況に陥った主人公の篤子は、閉塞感でパニックになり仕送りを送らない代わりにマンションで姑と同居するという思ってもみなかった暴挙の様な提案を口走ってしまう。いよいよ万事休す、嫁姑問題が巻き起こるのかと思いきや、事態は思わぬ方向へと走り始める。前半はリアル過ぎて読んでいて息がつまるほどであったが後半の見事な疾走感で最後まで一気に読ませてくれる。見事なエンターテイメント小説。うん、多分何とかなる、そう思わせてくれる希望の物語。
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老後を考え始めた主人公の篤子は、娘の派手婚、夫婦のリストラ、義父の葬儀と、老後どころか現在の生活がピンチ。そんな中、他人の芝生は青く見えるが、実際は…。
終盤近くまでは、節約のやりとりが書かれていたのに、失踪老人の身代わりという犯罪に手を染めるまでになるのは、いくらなんでもぶっ飛び過ぎではないだろうか。
詐欺の上前を生活費に充てても、発覚した場合のリスクを考えたらプチ貧困だとしても普通はやらんだろ。
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老後は安泰のはずだったのに! 家族の結婚、葬儀、失職……ふりかかる金難に篤子の奮闘は報われるのか? ?フツーの主婦?が頑張る家計応援小説。
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途中までは読むのが結構しんどいです。というのも、篤子の不安は読者にもよくわかる不安だから(明日は我が身)。
あまりにも問題が多すぎて、「え、これどうやって解決していくの」と読み進めていたんですが、姑が同居するようになったあたりから意外な展開が続き、最終的には温かい結末を迎えていました。
問題はそのままでも、考え方、気の持ちようが変わることで、こんなにも自分を取り巻く世界は変わるんだなぁ・・・。もちろん、腹を割って話し合ったり、行動したからこそ結果が出たわけですが。
私も不安にとらわれすぎず、「知恵を絞れば様々な可能性が残されている」と思いながら、なんだかんだ楽しく暮らせる人になりたいです。
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登場人物みんなそれぞれ事情を抱えてて、それでも上手いことやって生きていくんだなーって感じのハッピーエンドでした!