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紙の本
自分のことを棚に上げる
2018/09/24 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊新潮の連載エッセイ等の新書化。
とにかく五木氏は波長が合う作家で、本書も、あっという間に読了。例えば「マスコミは悲惨な事件や大事件が発生すると生き生きとする」とする一方、10年前の経済予測がほとんど外れていることを確認し、評論家が当てにならないことを喝破。また「あらゆる無用のモノを捨てて、自分は幸福だろうか」と暗に断捨離を批判。「人は歴史に学ばないと言うが、歴史は本当のことを教えてくれない」と、マサカは常に目前にあると覚悟すべきと主張。私が普段モヤモヤと思っていたことが、活字化されていて嬉しかったです。
ところで、 「思想家や哲学者など、言行一致していない人は無数にいるが、その理論や思想の値打ちが落ちるとは思われない。」「世の中に向けて何かを述べるということは、自分のことは棚に上げて言うしかない」との主張もありました。まあ、世の中に聖人君子はいないということでしょうか。ただ、子供にやらせをさせたり、他の有識者の意見をパクる一方で、自分のことを棚に上げて、政治家を声高に批判するような人は、とても信じられるものではありません。昨日もテレビ番組で偉そうに語っていましたが、すぐにチャンネルを替えました。
紙の本
予測不可能
2022/08/06 10:56
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの激動の時代を生きていく心構えが、わかりやすくてよかったです。予測不可能でマサカに驚かないようにしたいです。
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