紙の本
晴太郎の想い
2018/12/04 18:32
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ようやく晴太郎に春が...なのに想う人にはやっかいな問題が。
想い人・佐菜はずんだの鮮やかな若苗色が似合う女性なんでしょうね。
いまひとつ納得いかなかったのは佐菜がかっての義理の息子たちに歩み寄ろうとした記述はあるのに元夫との夫婦仲の事は全く触れられていない事。
その辺がちょっと不自然。
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出てくる和菓子ひとつひとつの色彩が目に浮かぶ様。
甘いものは人を幸せな気分にしてくれる。
清太郎は、菓子で人を幸せにしたいと考える菓子職人。
この巻で、清太郎が店の主人として成長する。
清太郎自身が甘い菓子と同じ、清太郎を味わうと幸せな気分になれる。
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藍千堂第二弾。今作,あの菓子バカ兄が恋をした。しかも訳あり後家。ハラハラドキドキの一気読み。今まで読んだ時代小説の中でも1,2になる”ほっこり”結末。最高でした。
あらすじ(背表紙より)
季節のお菓子でにぎわい、日々評判が高まる藍千堂。店を切り盛りする“菓子馬鹿”で職人気質の兄・晴太郎にもいよいよ春が?と思いきや、惚れた相手の元夫は、奉行所を牛耳る大悪党だった!前途多難な恋の行方に不穏な影が忍び寄る。著者オリジナルの和菓子にも思わずほっこりさせられる、江戸人情時代小説第2弾。
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シリーズ2作目。兄弟関係がほんわか柔らかく優しい内容。今回は兄の恋物語なので弟と姪っ子の先行きが薄くなったのが少し残念。和菓子が本当に美味しそうです。
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和菓子屋を舞台とした人情物の第2弾。主人公晴太郎の恋模様が初々しく描かれている。晴太郎と幸次郎の兄弟と職人の茂市や定周りの岡、医師の久利庵、薬種問屋の総左衛門などの人々のやり取りが面白い。彼らのちょっとした心の動きの描き方が、この小説の肝かな。和菓子屋の日常などはあまり詳しくはない。でも、羊羹は美味しそうだ。
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苦労人な和菓子屋兄弟のアレコレ。
お節介や優しさゆえに色々巻き込まれつつも
店を繁盛させようって、ええ話や。
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お菓子のことだけに情熱を持っているかと思ったら、松沢家の柏餅づくりがきっかけで、女手一つで子供を育てる何やら訳ありな人に巡り合う晴太郎。
いつもは軟弱な感じなのに、ここぞと違う顔。
今回は親子の情愛、亡くなった息子と生きてる息子。
同心岡の一大事。
ハラハラドキドキの物語が5つ。
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とにかく和菓子が食べたくなる時代小説第二弾
おっとり兄とツンデレ弟の周りの人々の人情に
笑顔にさせられます
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藍千堂菓子噺シリーズ第二弾。
職人気質でまっすぐな兄の晴太郎は、亡き母を思い起こす佐菜と恋に落ちる。何か因縁がありひっそりと暮らすお佐菜、さち親子に、暗い影が忍び寄ってくる。
あったかーい人情噺。文句なく良い。
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一話を読んだときは、登場人物に思い入れができず、もう続編は読まないかなと感じましたが、読んで良かったし、次を読みたくなりました。悪に立ち向かう藍千堂兄弟とその知己の人々の温かさ。段々と引き込まれていきます。作者の巧な仕掛けがなんとも温かく楽しいなと感じます。