紙の本
体がくすぶり続けている
2018/11/25 22:32
15人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
体内で延々とくすぶる長期的な炎症で、症状は表には出ず、少しずつ不調が進行する。
人類はカロリーが足らない環境に適応するために進化してきたため、高カロリーの処理ができるように設計されていない。
平均睡眠が7〜9時間の範囲を逸脱すると体内の炎症マーカーが激増する
不安は記憶力、判断力を奪い、死期を早める
植物繊維の摂取量が1にち10g増えるごとに早期の死亡率が11%ずつ減っている
ドリンクバーが近いだけでお菓子を食べすぎ、入り口に野菜があるだけで健康的な食事の量が増え、食器のサイズを小さくするだけで食欲が減る。環境が及ぼす影響は大きく、人類は環境に弱い生き物である。
孤独だった人に友達が出来ると、最大で15年も寿命が延びる傾向があった。
与えよ、さらば与えられん。平均200時間ほど他人とコミュニケーションを重ねれば、大抵の人と深い仲になれる。
運動はある程度の負荷があれば脳に良い影響がある。軽く息があがるくらいから、ヘトヘトになるくらいまでの範囲でないと意味がない。
自然、アート、偉人に畏敬しよう。
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
慢性的に不調なのでつい見てみました。文明病とは納得のネーミングです。取り入れられそうな項目は実践したいと思いました。
紙の本
実践できそう
2018/10/31 09:40
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
うつ病、肥満、集中力の欠如など、悩ましいことが多いですが、この本で少しは解決できそうです。最高の体調に向かえそうです。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代人がいかに不自然な暮らしをしていて、それに気付かず生きているかがよく解りました。特に都市部に住んでいると不要な苦しみを受けますね。
電子書籍
いくつか取り入れたい
2019/02/13 08:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koko - この投稿者のレビュー一覧を見る
紹介されている実践法をいくつか取り入れたいと思うような内容だ。裏付けとなる論文は多少古いものもあり、尻切れトンボで終わっている章もあるように感じるが、こう言った本はエッセンスを取り入れてオリジナルの最高の体調を個々人がプロデュースしていけば良い。内容はシンプルであるが、気づきを与えてくれたことに感謝したい。
電子書籍
内面から健康的に
2020/05/17 10:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代人を取り巻く、様々な悪習慣や悪環境が伝わってきます。適度な睡眠や運動など、基本的なことから始めてみたいです。
電子書籍
いろんな面から。。。
2019/12/06 23:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
体調というと何を食べたらいいとか。。。そういう話になりがちだけど 生活習慣とか食べ物といった健康法から 精神的なものとか プロジェクトのやり方?とかいろいろな面からどう生きたら幸せになれるか?書いてある本だった。 何年にどこの大学でこういう研究をやってその結果がどうのこうのというのがとても多くて それはそれでおもしろかった。
帯の本来の自分を。。。に関しては狩猟採集民の生活が人間本来の姿だ!みたいに扱われているせいかな。 星は3と4の間かな。
投稿元:
レビューを見る
良き本だった。すぐに実践したい方法や取り入れたい考え方が多く、読んでよかった。自分の体調をさらに整えて、理想を実現するために活用したい。
ーーーーーーー
自分自身の体調を整えるためには
体の不調を起こす「炎症」と「不安」をコントロールする必要がある。
ここでいう炎症は、体の中で肉体的に起きている異常のことをいっている。一方で「不安」とは、体の精神的なズレのことをいっている。
著者は、この二つの事象が起きている理由を、採集民の時代と比較して指摘する
炎症に関しては、今まで食べなかったようなものを食べるようになったり、
今までそんなに食べていなくても生きれらたものをたくさん食べるようになったり、
逆に、今まで食べたり見たり聞いたり体験したりしていたものが日常からなくなっている。
その変化に対応できていない体がびっくりして、「炎症」を起こし、不調に繋がっているのだ。
例えば、
・自然と接触する時間を増やす
・友人関係を作る
・腸内環境を整える
・睡眠
・運動
一方で、「不安」が起きている理由としては、
未来に対しての自己同一性が揺さぶられているからだ。
採集時代では、未来は今日を生きることの延長でしかなく、
今のように、多様な生き方はなかった。多様な生き方があることによって
未来が複数存在し、複数存在する未来と現在を結びつけることができなくて、不安を生むのだ。
では、その不安にどう対応するか。
これは、未来と現在をつなぐ、価値観を見つけるのだ。
価値観とは、自分がいきている理由であり、
自分が最高に幸せな状態になった時に求めるもの、行動することに大きく反映している
だから、価値観を探る時は、
・全てに満足している状態が手に入った時、自分は何をするか
・今のやっているプロジェクトは何のためにやっているのか
*プロジェクトとは仕事だけじゃなくて、プライベートでもやっていること。健康に気を使うとか軽いものも含む。
例えば、健康に気を使って運動している→なんでやるの→毎日健康に生活するため→なんでやるの→健康じゃないと、仕事もプライベートも楽しめない→なんで楽しみたいの→・・・
*抽象的な思考がもともと人間はとくいではない。だから、すぐにできなくても落ち込まない
*定期的にやることで、自分の価値観に築ける
上で紹介した方法をやるのもいいけど、人間に普遍的な価値観を参考にするのもいい
1自治:どれだけ人生を自由にコントロールできるか
2多様性:仕事や人間関係に多様さがあること
3困難:人生のタスクに過度な難しさがあること
4貢献:他者に役立っているかどうか
→特に、自分の行動が他者に良い影響を与えていると確信できた時ほど、私たちの幸福感は高まりやすくなります。
また「不安」を楽しためには、あらゆることを遊び化する。
それは、「ルール設定」「フィードバック化」(フィードバックを意識的に得られるようにする)。
ルール設定:下位プロジェクト分析、インターバル設定、3つのルール、イフゼン・プラニング
フィードバック化:作業トラッキング、アカウンタビリティチャート、メタ認知
ーーーーーーーーーー
投稿元:
レビューを見る
読んでよかった。
抱えてきた疑問の多くが解決できた。
専門書を読破しつつ、これだけわかりやすく噛み砕いて説明する手腕に脱帽。
それもまた、勉強になる。
これからは、編集力なのだと改めて思わせられる。
個人的には、
少し暮らしを変えてみたい。
という人より、
どうにか社会に馴染みたくて
今まで
さまざまなテクニックを試したけど、
どれもしっくりこない、
上滑りしている。
という人にこそ合うんじゃないかと思う内容。
投稿元:
レビューを見る
この手の本は当たり外れが大きいので、Kindleで読むことにしているんだけど、この本は当たり。世界各国の研究論文をベースにして、いかにして「最高の体調」を手に入れるのメソッドやエッセンスを丁寧かつ丹念に記載した本。骨子としては、「現代人は遺伝的に現代に体が順応してないので、昔の生活に合わせた方が体調が良くなるよ」という内容の本なのですが、確かに書いてあるメソッド(自然に触れる時間を増やす等)を色々と試してみると体調が良くなってきたので、なるほどね、と実体験できた。また、筆者の言うとおり、この本に書いてあるメソッドをすべて試すのは大変だけど、体調不良に苦しんでいる人は、この本を読んでみて一つ二つでも試してみると良いと思う。
投稿元:
レビューを見る
全体的にエビデンスベースで書かれててよかったです。
最後にまずどこから実践すればいいかもまとまっていて読みやすいです。
どこまで信じるかは読者次第なところはありますが、おすすめできる内容です。
投稿元:
レビューを見る
進化の観点から考えると、人間の体は原始人的な生活に向いているが、現代の目まぐるしく発展する新しい生活には対応できていない。そのミスマッチが不調の原因である。考えることも同様に、今を生きることには向いているが、未来のことを考えるのは苦手であり、そういったストレスが現代には溢れている。
このような"文明病"にたいして、どうアプローチしていくかを「実践ガイド」として示してくれていて役に立つ。
健康系の本と思いきや、自分の価値観を見つめ直すことに繋がるとは。
投稿元:
レビューを見る
食事、睡眠、運動など身体に良い話を盛り込んだ一冊。
よくまとまっているが、その分ひとつひとつの内容を深く掘り下げてはいないのでちょっと物足りなかった。
投稿元:
レビューを見る
体調の善し悪しに腸が影響しているとの主張は他の本には見当たらなく斬新であった。狩猟採集社会民族の分析調査をエビデンスとしている。試してみる価値はあるかと思う。
投稿元:
レビューを見る
日常生活の乱れや年齢と共に疲れやすくなってきた等で日々のパフォーマンスが落ちていることを最近になって感じていて何か改善出来る事が有ればと思い、その中で出会った1冊。
この本の中では様々な不調な原因は根っこの部分は1本の線で繋がってると言っていて色々な角度から「最高の体調」に近づけるための指南が書いて有る。
簡単に取り入れれる事から少しハードルの高いもの迄様々有るがその中から出来る事から取り入れて少しでも生活の質を上げれる様に努力して習慣付けていければと思う。
色々な角度から書かれてる事も有り本書の読み方としては総合的に書かれてる為、興味有る部分の中でより深く知りたければそのテーマに沿ったテーマを掘り下げていけば良いと思う。