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ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする みんなのレビュー
- 佐野洋子 (著), 北村裕花 (著・イラスト), ライトパブリシティ(帆足英里子・古屋安紀子) (著), 小宮善彰 (監修)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:講談社
- 発売日:2018/08/23
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アート本
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紙の本
いちばん大切なもの
2018/10/16 15:45
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんのエッセイを紙芝居風に作品化したNHKEテレの「ヨーコさんの”言葉“」。
わずか5分の番組ながら、見終わったあとには背筋が伸びている。
それを書籍化したシリーズ本も5冊めとなるこの『じゃ、どうする』で完結。
本であれば、完結になっても何度も読み返せるのがうれしい。
この番組は佐野さんのエッセイに北村裕花さんが絵をつけて、上村典子さんが語ってくれるように出来ているのだが、本となると上村さんの語りは聞くことはできない。
そこは読者が文字を追いながら、頭の中で上村さんの語り口調を再現するしかない。番組を見たことのある人なら、きっと大丈夫だろう。
うれしいことにこのシリーズ本では北村裕花さんの番組で使用された約250点のイラストを見ることは出来る。
ありがたい、ありがたい。
この本では最後に収録されている「あとがき」という作品がいい。
これは『友だちは無駄である』というエッセイ集から出典されている。
その中の一節。
「私は無駄なものが好きだった。(中略)能率や、成績や進歩に直接かかわらないものが好きだった。それがいちばん大切なものだった」
これで終わるのだが、北村裕花さんの最後のイラストがソファで寝そべる佐野さんの姿というのも、いい。
きっとこの番組、あるいはこの本がいいのは、別にこれらを知ることが重要ではないけれど、でもきっとそこに「いちばん大切なもの」が隠れているからだろう。
紙の本
無二の親友とは
2018/09/08 21:30
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐野洋子氏の随筆の絵本化第5弾で、Eテレで放映された50話の内9話分を収録。今回で完結です。奥深い話ばかりでした。
中でも、第2話では、「外側や条件で人はわからない。一個一個調べないとわからない」と皇族の方に読んでもらいたいと思いました。第4話は、母が自分自身であるために化粧をするという話。第5話は、母にも子供時代があったのかと驚く話。私も、父も母も生まれつき父と母であると思っていました。第9話は、かけがえのない親友の話。最近、無二の親友が既に亡くなっていたことを知った私としては、とにかく共感しました。
紙の本
兎に角楽しい
2021/01/22 22:18
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
色んな角度から人間観察、時に自分観察をされていて面白い。
「暇な人って人相がいい」は言い得ているかも・・・とほくそ笑んでしまった。
物忘れの話、他人が物忘れするとどうしてこんなに嬉しいのだろう・・・まさに本音。
そしてその後に自分の物忘れ体験談が。
短い言葉と飾らない挿絵が実に良い味をだしている。
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