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りんご
2018/08/22 22:22
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:walkalone - この投稿者のレビュー一覧を見る
アップルのりんごマークが、かじりげなのに意味があるとは思ってなかった。というか、考えたこともなかった。
心と脳のマーケティング
2019/02/22 09:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
〇情緒的価値
近年重視されている価値で、商品が人間の「心」に訴えるメリットのこと。
「心」は、脳の働きから生まれる。
〇無意識が嗜好を作る
・報酬系
「好き」や「欲しい」という気持ちとの関係が深いシステムの代表。
・警告系
危険から身を遠ざける役割を果たす。
モノを買う時、脳の中で起きる情報処理は、「認知」「動機づけ」「感情」が統合されて、モノの価値が判断されるが、これは無意識に行われる活動である。
〇法則1 「珍しさ」と「懐かしさ」のバランスを取る
私達には「新しいモノが好き」という心理と「慣れ親しんだモノが好き」という相反した心理があり、「好き」という感情は2つに分かれる。
このバランスをうまく取った商品が成功する。
新奇性・・新しいモノが好きという心理
親近性・・慣れ親しんだモノが好きという心理
ベーシックデザインには「親近性」を残し、その中でできる限り「新奇性」を出すのが最上の策といえる。
〇法則2 「期待」を裏切る
ユーザーの予測よりも「良い」モノが出せるかどうか。
サプライズがヒットを生み出すのは、それが意欲(モチベーション)を高めるためである。
サプライズは脳の報酬系を刺激し、そこにストーリーを加えることでサプライズを演出する。
〇法則3 「自分は正しかった」と思わせる
ストーリーマーケティングで大事なのは、モノを買うという「小さな物語」を、消費者が抱いている「大きな物語」結合させること。
それは、消費者の認知的な行動を変えること。
認知的不協和
自分の購買行動に矛盾が生じたことを解消しようとする心理。
納得感を得ること、それが認知的不協和の解消となる。
理解できなかった状況が突然理解できた時に生じる驚きや喜び(アハ体験)こそが、認知行動の変化である。
〇法則4 巧みに不満を演出する
まだ持っていない人が「欲しい」と思う気持ちを駆り立てる。
計画的陳腐化
・物理的陳腐化 モノ自体の劣化・寿命
・機能的陳腐化 性能向上による魅力の低下
・心理的陳腐化 周囲からの圧力・流行
消費者の不満を演出する方法は「ときどき外れを出す」こと。
「不満」の本体は「夢」
夢には願望があらわれる。
まだ持っていないモノに対する願望が予測できないタイミングで実現するかも知れないという予感が、消費者の心をくすぐる。
〇法則5 とにかく露出を増やす
「何度も見てもらう、触れてもらう、感じてもらう」こと。
単純接触効果
視覚・聴覚・嗅覚・味覚等の感覚で起こる。
「見れば見るほど好きになる」
〇法則6 良い気分にさせる
売場の雰囲気は、視覚・聴覚・嗅覚・触覚等への働きかけで起こる。
マーケティングでは「感覚的訴求」という。
良い気分の効果は、創造性が高まり、注意の幅が広がり、柔軟性が高まり、素早い判断ができ、運動のパフォーマンスが上がる。
〇法則7 「他者の力」で売る
クチコミの影響力の強い人をインフルエンサーといい、ある意味自分の「仲間」と言える。
「権威から普通の人へ」の流れは、「権威の力から仲間の力へ」に変わってきた。
売る方はどこかをオープンにして買う方がそこを補完し、買う方がニーズを伝え、売る方がそれに応えるコラボレート型のマーケティングが大事になってくる。
〇ニューロマーケティングの未来
・脳のシステム理論「好き」「買う」という脳の反応をのモデル化
・消費者一人一人の個性に合わせた商品開発・販売の実現
・脳の活動をダイレクトに操作する
ニューロマーケティングは、情緒的価値「コト」を重視するもの。
『アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか?』
2018/08/31 21:43
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうすれば人の「こころ」をつかむことができるか
どういう工夫をすれば売れるのか
脳科学とマーケティングのコラボによって生まれた「ニューロマーケティング」を概説
法則その1~「珍しさ」と「懐かしさ」のバランスを取る
法則その3~「自分は正しかった」と思わせる
法則その4~巧みに不満を演出する
など、最新の脳科学が明らかにした知見を7つのヒットの法則にまとめる
新しい時代のマーケティングを説いた書です!
2018/08/23 09:34
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、新しい時代のマーケティング手法について書かれた書です。今や、市場調査やマーケティング調査で消費者のニーズを探り出す時代は終わりました。それに代わって、脳に訴え、無意識の欲求を掘り起こすことが重要なマーケティング手法となっています。本書は、そうした新しい時代に必要とされるマーケティングを科学の目で捉え、解説した良書です。
サプライズ
2020/02/02 21:52
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
iPhonなどを例に取りながら「脳の活動」に焦点を置いたマーケティングの手法を説明する一冊。(ちなみに、タイトルの「アップルのリンゴはなぜかじりかけのか?」という疑問には、「~~ではないか?」という推測レベルの解説にとどまり、スッキリしませんでした。)
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