紙の本
そして誰も
2020/09/08 20:17
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名の面白く、表紙の絵も内容にぴったりです。どれも同じような内容なのですが、一度ハマると中毒のように読んでしまいます。
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【「週刊文春」好評連載千回突破!】今日もツチヤ先生の周りは悩みのタネがいっぱい。一級のユーモアで芽を摘んだり逆に大きく育ったり? 笑顔の花咲くエッセイ六十篇。
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書店でヨシタケシンスケの表紙に釣られて購入しましたが、いまいち世界観に入り込めませんでした。
語り口は軽妙でユーモアもありますし、語っている内容も決してつまらないものではないのですが、エッセイ全体として、筆者の「思い」というか「主張」にしっかり共感することができませんでした。
一つひとつのエッセイも長くなく、手頃なボリュームなのですが、これといった理由もなくただ「読みにくい」という作品でした。
残念。
第1部の「疑の章」を読み終えたところで置いてしまいました。
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時間の浪費と思いつつ読むのが、筆者の本。文体の特徴を知り尽くしながら、笑いに誘われる。内容も厚さも薄いので、一気に読めて何も得られない。と思ってたら、今回は違った。示唆に富む2点の含蓄。最初は物忘れの進化、第一に名前を忘れ、第二に顔を忘れ、第三にジッパーを閉め忘れ、第四にジッパーを開け忘れる。車内で吹き出してしまう。次はAI進化のあり方。IT技術が効率化の対象として人間から単純作業を取り上げる。本来IT技術は人間の弱点を補うべきであり、人間は単純作業は得意だが、高度の判断をするのは苦手で、人間でもできる作業は奪ってはならないというパラドックス。人間とAIの棲み分けに踏み込んだ意見?と言えなくもない。
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エッセイストとして一番大好きな土屋賢二氏の本です。
久しぶりに読んだけど相変わらずのツチヤ節は全開でした。
面白かったです。
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著書初読み。
こんな思考、発想を持ち続けておきたい(笑)
読後うっかり一晩おいてしまったので、内容は思い出せないけど。
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久々の土屋先生エッセイ。あいかわらず、事実・誇張・虚構の境目がよくわからない。ふとした瞬間に深遠なことを述べているようで、次の瞬間にはおちょくられている気がする。いつどのエッセイを読んでも翻弄される。それがいいのだけど。
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読書録「そして誰も信じなくなった」4
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
p41より引用
“ 人類は多くの難事を成し遂げたが、その
原動力は、何事も簡単にできると勘違いする
軽率さである。”
目次より抜粋引用
“ネジが可愛く思えた日
ある謝罪会見
年はとるな
清らかさの極地
旅行と想像力”
経歴はいまいちはっきりしない哲学者によ
る、ユーモアあふれるエッセイ集。雑誌連載
をまとめた文庫オリジナル。
パソコンのハード増設から病院に対する恐
怖まで、口先で考えたような文章で綴られて
います。
上記の引用は、生きることと軽率さについ
て書かれた項での一文。
余計な苦労をしたくなければ、何かを始める
前に立ち止まって考えなければならないので
ようね。しかし皆が皆そうだと、変化が起こ
らない世の中になるのでしょう。行動力のあ
るあんぽんたんの重要性について、考えさせ
られます。
読めば気持ちが楽になる、心の鎮痛剤といっ
た感じの著者の一連の作品の一つです。
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