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元警視庁捜査一課刑事が人気ミステリー小説家となり、文芸関係の殺人事件に捜査協力しドス黒い毒舌を吐きながら事件を解決します。公募新人賞小説に応募する勘違いな人達、新人賞受賞持続してヒット作が書けない作家達、パクリなどお構いなしの傍若無人な編集者、ストカーな愛読者とオンナ好きな作家先生、原作を勝手に変えるTV局プロデューサーなどが登場します。出版業界への中山七里さんの本音毒舌炸裂し放題。
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They think that they are talented but others don't recognize it. And they were poisoning the people around them. I get a vomiting against them.
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ここまでの毒舌キャラは、自分に被害が及ばない限りは見ていて痛快だと思う…
小説家希望と新人作家にはかなり辛辣で夢を与えさせないディスり。
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今年読んだ本の中でもっともスッキリした読後感でした。
毒島の毒舌が、ストレス溜まっている私にはよかったのかも。
容疑者たちがこじらせ過ぎというか、病んでる人ばかりで、出版業界ほんとにこんな危険人物たちの宝庫なのか?と疑いたくなりました。(たぶんほんとのことなんだろうけど。。)
ぜひシリーズ化してほしいところですが、既に出版されている『毒島刑事最後の事件』のタイトル読む限り、終わってしまうのでしょうか。。(T-T)
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再読。今月ドラマ化!たーのーしーみー。うふふふふ。作家で刑事。異色の毒島真理がザグザグぐさぐさザワザワ出版の世界を舞台に事件を解決していく。強くて深く、そして、温かく。ついつい毒島=七里さんで想像して読んじゃうな、このシリーズ。
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先日2作目にあたる「毒島刑事最後の事件」を読んで面白かったので1作目にあたる本作も読んでみた。著者には珍しく4年も間隔が開いたのはあまり人気が出なかったのかな、基本短編だしあまりにも簡単に事件を解決しちゃうのもちょっと読み応えに欠けるのかな。でも「うふふ、うふふふふ」の笑いはいいよ、これの長編作も期待しちゃう。でも短編ライト感覚で読めるのもいいかもしれない。
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今月(2020年11月)末に2時間ドラマで放映予定と云うことで読んでみる。七里さん、最近やたら映像化多いのだが、大体は重い話。でも、これは楽しくて好きだな。出版業界あるあるだな。蔵之介に新川優愛か。いいんじゃないかな。
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まさに一気読みしてしまった!短編で読みやすいし,全て出版業界の話なのにどの話もパターンが違っていて全然飽きなかった。ただ統一して言えるのは出版業界はだいぶ魑魅魍魎としている…?自分は関係ないところから読んでいるからこそ「愉快痛快」だったけど,実際に携わっている人が読んだら「痛」しかないのかもしれない…?(笑)それをまさにど真ん中の「作家」がこれを書いてるんだから本当におもしろい。
最後の最後にやっぱり驚いた。それはもう悲しいくらいに。
私の好きな犬飼隼人がこの本ではただただ可愛いキャラクターでしかなかったのも意外な一面が見られて面白かったし,とにかく毒島真理というヤバい作家がまた違う本でも活躍しているらしいので続きが楽しみ♡
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なかなか攻めてるなぁ。おもしろかった。
いやーわかるけど赤裸々すぎない?と心配になるほどで。
まーわたしもこうして好き勝手な感想を垂れ流しているが、あくまで自身の読書メモで備忘録なので、レビューではないと申し上げておきます。
思いっきり最後のネタバレするからチェックをいれたので堂々と書く。
担当編集者の辛坊さんが辛抱できんくなってプロデューサー殺しちゃったのショック。なんかもう今までの展開的にそんな気がしたけど結構ショックだったな~。
毒島さんマジ怖い。
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最高でした。中山七里作品の中でも特に好きでした。
勧善懲悪とまではいかないけれど、猛毒を吐きぶった斬る感じが痛快だった。でも真理の言葉でもあるから自分のことを棚に上げながらではないと読めないけれど、、、笑
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売れない新人作家、編集者、出版社の裏事情が満載。真実ではないかもしれないが、概ね実際にあった事と推察できる。
この本を出版した編集者と出版社は、よく頑張ったと思う。自分達の業界の恥部をあからさまに表現されて、どんな気持ちだったのだろうか。
作家志望や新人作家はこの本を読んで、これからの生き方の指針にすべき。
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作家でありながら引退刑事で捜査協力する立場にある毒島が主人公。で、この人格設定がひどすぎて笑うし爽快。
作家志望の人にこそ読んでほしいいと解説にあったのだけど、まあ真剣に作家になろうとしている人は、読み続けるのに精神力が必要でしょうね。
成功した立場から未熟なものを皮肉る意地悪な部分も見え隠れするのだけど、それでも面白いのだから文句をいうこともない。
作家志望の人は読めるかどうかが、根性の試金石になるかもですね。
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作家で刑事技能指導員の毒島さん
いやーもう毒舌でグサグサと相手を刺しまくる
でも当たってるから尚更抉られますね
毒島さんの笑顔怖い
それでも自分の考えを持って
踏ん張る人にはちゃんとエールも送る
あの犬養さんも散々やられたんだろうな
面白かった
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出版業界を舞台にした連作ミステリー5編を収録した作品集。
ミステリーのトリックよりも、人間の見栄・思い込みのようなものが印象に残る。誰もが自分は特別な存在だと思ってしまう。だから、自分のことを否定されようものなら、もう黙ってはいられない。現代のネット社会ではその傾向が顕著になっているように思う。そしてその傾向は殊に作家業に至っては、心血を注いで創作活動を行うのだから、それが強くなってしまうのかもしれない。本作はそのあたりに端を発した事件の数々を推理作家であり警察官でもある毒島真理が解決していく。推理力よりも、人間のプライドを木っ端微塵に打ち砕く舌鋒が強烈無比。痛快でありながらも、毒島に追い詰められた人たちにも、何かしらの同情をしてしまう。
全編にわたり「ドクター・デスの遺産」でお馴染みの、警視庁捜査一課の犬養隼人・高千穂明日香も登場。
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まぁまぁ。もともと短編より長編が好きなせいもあると思うけど。作家(志望者含む)による殺人事件を毒島が解決していく。