しゃばけシリーズ
2023/06/04 09:44
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
度々、主人公の若旦那の友達の栄吉が出てきますが、お菓子屋の息子でも餡子づくりが大の苦手とか。いったい、どんな味の餡子なのか。ちょっと興味を持ってしまいます。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
栄吉が作る餡子
妖怪もぶっ倒れる餡子はもはや兵器の領域(笑)辛あられは大好評なのにねえ。
今回は才蔵の悲しみが胸に突き刺さった。
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
あたるといってもいろいろな意味があるよという言葉遊び的な面があります。
おおあたりが決していいことではないよという、案外ネガティブな内容です。
あやかしよりひどい人間がうじゃうじゃ出てきます。
若旦那が頑張っているのですが、それを助けるはずのあやかし達が食あたりで伏せってしまいます。これもおおあたり?
仁吉と佐助が方向し始めた頃の話も
2021/03/27 09:34
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
仁吉と佐助がおぎん様に請われて若だんなの兄やになった頃のエピソードが面白かったです。元々お互いを警戒し合っていた二人が若だんなのピンチを救うために協力して、互いを認め合うようになったらしい。
河童が悪者に騙されてきゅうり5本とすいか1玉で子どものお守りを引き受けたというところで笑ってしまいました。そんなもんでいいのかい、河童さん。
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しゃばけの新刊の文庫本を読んで、お正月を過ごすのが恒例になってたけど、今年は少し遅くなりました。
おおあたり。確かに、大きな幸運を拾った時には、気をつけないと差し引きゼロになるような目にも会う、と言われたりしますね。
しゃばけの世界で、そんな差し引きゼロに巻き込まれるお話の中に、若旦那が犬神と仁吉の二人と出会ってすぐのお話がひとつ。この出会いは、元祖しゃばけで若旦那の回想でちらっと出てたと思うけど、それを違う角度から描いてて、楽しかったです。
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15冊目かぁ。
しゃばけシリーズ、安定してて今回もさらりと読めました。特に大きな話の流れもなく、特段新しい登場人物もなく。シリーズ中の閑話といったところでしょうか。
個人的には「あいしょう」が好き。読んでて、仁吉の初恋とか佐助の昔話をもう一度読み返したくなった。小さい一太郎、かわいい。
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序/おおあたり/長崎屋の怪談/はてはて/あいしょう/暁を覚えず/ 畠中さん、「日本橋の大だんな」に会いに行く
何かにあたる それもおおあたり。良いことなら嬉しいけれど、悪いことなら嫌だなぁ。その後で悪くなったり良くなったり……この世はふくざつぅ
栄吉さんの作るあられも食べたいけど、おいしい餡子を待ってるよ♪
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毎年きっちり同じ時期に、新刊と文庫が出るしゃばけシリーズ。第15作になりましたか。序盤、一太郎は「おおあたり」という言葉について考える。いいことを指すとは限らない。くじに当たるなら嬉しいけれど、食当たりは勘弁願いたい。
「おおあたり」。菓子屋で修行中の一太郎の盟友・栄吉が、あられを作ったところ評判になる。ところが、似た商品が出回るようになり…。パクリ騒動の一方、栄吉はある決断を迫られることになる。栄吉が餡子をうまく作れる日は、来るのだろうか。
「長崎屋の怪談」。噺家は仮の顔、正体は夢を食らう獏。そんな場久はもちろん妖なのだが、誰かに付けられていると訴える。噺家として技量が高いだけに、こんな「おおあたり」を引いてしまったのか。うーむ、人間の方がよっぽど恐ろしいってか。
「はてはて」。二枚しかないはずの富くじの当たりが、三枚出てきた。そのうちの一枚が長崎屋にあったことから、三人のおなごが押しかけてきて…。富くじが当たったというより、またトラブルを引き当てたと言うべきか。とんだとばっちりだが。
「あいしょう」。おぎんの命を受け、江戸は長崎屋に小僧として着任(?)した仁吉と佐助。この二人、最初は仲が悪かったというのが興味深い。長崎屋に来て早々に、こんな一大事があったとは露知らず。気が抜けない日々が、二人を和解させたのか。
「暁を覚えず」。跡取りだが寝てばかりの一太郎。働けないことを気に病んでいた一太郎にとって、それは福音だった。ところが、実は…という話。騒動の後は一太郎が寝込むのがお約束のシリーズにあって、ターニングポイントになるか? これで自信がつくといいのだが。
何かしら共通のテーマや企みがあることが多いこのシリーズだが、今回はすべて「おおあたり」繋がりとは言えないかな。相変わらずの固定ファン向け安定傾向ではある。そして、今回も淡々と星4つをつける。
畠中恵さんの時代物は、シリーズ外の作品に傑作が多い気がする。シリーズものでも『まんまこと』シリーズの方が、個人的には好きだ。だったら読むなと熱心なファンには言われそうだが、一太郎の行く末だけは気になってしまうんだよねえ。いつまで病弱な17歳のままのか…。
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シリーズ第15弾。
栄吉の妖をも倒す餡は逆に気になる。
そんな栄吉、饅頭じゃなかったら美味しいお菓子作れるのね。
若旦那と仁吉、佐助の初日の話もあって面白い。
ラストは父親抜きでの初仕事。
どうなるかな。
巻末に榮太樓總本鋪の大旦那との対談も。
自分にとっての「おおあたり」は何だろうか。
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全て「おおあたり」というテーマかと思ったら、違うのもあったのが残念。栄吉さんには頑張ってほしいけど、最終兵器のようなお饅頭は変わってほしくないかも。
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「しゃばけ」シリーズ第15弾
ますます、妖怪たちは一太郎と一太郎が暮らす長崎屋から離れがたくなっているらしい。
それにしても、妖怪たちは、栄吉のまずい饅頭を食べさせられても、良く怒り出さないね。妖怪たちは一生懸命な者には優しいね。
栄吉は、饅頭つくりは一向に上達しないみたいだけれど、それでも他の菓子つくりでは成長しているらしい。で一太郎はというと、店の手伝いはまだまだだけれど、色々な事件を通して、周囲の人に頼りにされる存在になってきているみたい。少しづつだけれど二人は成長しているようだ。
二人の成長と嫁取りはどうなるのか?
次を楽しみにしよう。
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シリーズ15弾。
江戸時代、廻船問屋の長崎屋を舞台に、人間と共存する妖怪たちとの様々な事件を描いたシリーズ。
今作は、良いことも悪いことも「大当たり」する話。
一太郎の幼馴染の栄吉の人生に関わるような話や、怪談のような話など盛りだくさんの内容。
巻末に、日本橋の栄太郎飴の大だんなとの対談が載っている。
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おおあたり。富籤、商品、食べ物、人生の転機といろいろなものがある。幸せへの道なら素晴らしいけど逆もある。そんな視点で妖と人の世界を眺める話。読んでいろいろ考えさせられることもある。ほっこりとする面はあるが一抹の哀しみを常に伴う。
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今回いろんなおおあたりがありましたが、若だんなの働きたいのに働けない涙、そしてやっぱり若だんなに甘い兄や達・・・しゃばけはこうでなくてはね。
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いつも通り。
話の展開はいつも通りの人が死なないミステリ。
若だんなの体が弱いのも、栄太郎の餡子がまずいのも、全体的にキャラが薄めなのもいつも通り。