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熱帯 みんなのレビュー

第6回高校生直木賞 受賞作品

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みんなのレビュー390件

みんなの評価3.7

評価内訳

377 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

そうなんだ

2019/01/03 13:08

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞候補なんだ。過去に森見さんの作品は何冊か読んだけど、どうも難しい。アニメや舞台化されて見に行ったが、うーん。
しかし、もし賞をとればわかりやすく解説してくれる方が現れるはずだ!

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電子書籍

とてつもない大作

2020/11/30 23:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る

「熱帯」という本の謎を解き明かすミステリチックな小説ですが、描かれる世界が独特でした。千夜一夜のようにいつのまにか物語世界の中に引き込まれそうになります。後半はめまいがするぐらい不可思議な展開となり、読者は混乱の渦に巻き込まれるでしょう。このストーリーそのものが、作中の熱帯ともいえるこの作品は、作者の壮大な思考実験でもあるような気がします。ただ、後半はやややり過ぎな感じがしないでもなく、むしろ前半のじっくりと本の謎に取り組む展開のほうが好きかな、とも思いました。

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電子書籍

読んでよかった

2020/07/01 22:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ton - この投稿者のレビュー一覧を見る

100ページほど読んで、なんだか面倒になって放置していたが、ふと読んでみる気になって手にとったところ、物語世界に引き込まれて、一気に最後まで読んだ。一回読んだだけではなんだかよくわからない内容で、実際混乱している。創作論として、何か重要なことが書かれてあったような気がするのだが、どこに書いてあったのか見つけられない。再読したい本のリストに入れておく。元ネタの『千一夜物語』もいつか読みたい。

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紙の本

森見登美彦『熱帯』

2020/04/09 15:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

【若干のネタバレを含む】
 2020年4月現在で、森見登美彦先生の最新作。著者のインタビューによれば、2010〜11年に連載していたものの、途中で書き悩み、2017年から書き直しと後半部分の書き直しをしたという。

 本書は、500ページ以上にもおよぶ長編小説である。アラビアン・ナイトをテーマにしつつ、忽然と所有者の手元から消える謎の本を探し求めて、人々が冒険する姿が描かれている。物語の中では、度重なる入れ子構造と張り巡らされた伏線が特徴的であった。もし読書メモなんてしながら読んでいたら、却って混乱してしまうほど、思いもよらないことが伏線になっていたりする。そのような構成で組み立てられた本書は、著者も述べているように、まさに読者を惑わす「呆れるような怪作である」。本書でテーマとなっている佐山尚一『熱帯』について登場人物が述べているのと全く同様に、本書もまた、「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」と言えると思う。この「よくわからない」という感覚と、物語の意味深な終わり方によって、なんともいえない浮遊感に満たされる。
 現時点で、私が読んだ小説の中で最も好きな小説が本書なのであるが、本書の特徴であるなんともいえない浮遊感を楽しむことができ、よくわらからない物語をなんとか自分なりに解釈しようとする気概のありそうな人にしか、オススメすることができない。読者の力量が試される作品なのではないかと思っている。
 森見登美彦先生といえば、京都を舞台としたり、独特の世界観を持った奇妙なファンタジーを描いたりする作家だと、個人的には思っている。また、その語り口は、他のどんな作家にも似ていない独特な雰囲気を持っている(それゆえ、とっつきにくく、苦手な読者もいるのではないかと推察する)。本書は、従来の著者の作品とは若干雰囲気を異にしているように思われるが、それでもなお、随所に著者のエッセンスが感じとられる。著者の作品全般が好きな読者は、少し読み進めれば、作品に迷い込むことができるのではないかと思う。

 本レビューを書くにあたり、改めて出版社の「熱帯」専用ページをみてみた。わざわざ専用のページを作るほどに、執筆もプロモーションも、力のこもっている作品であることが感じられる。本作品が連載されていた当初は、作中に登場する『熱帯』の著者、「佐山尚一」をAmazonで検索すると、購入できない幻の本が検索に引っかかるというネタが仕込まれていたらしい。
 現在、専用ページでは、著者が自ら書き込みを入れた本書が一部公開されている。謎の多い本書を読み解くための鍵として、書き込みも読んでみようと思う。

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2018/12/17 21:04

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2019/12/28 22:02

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2019/02/26 13:53

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2019/01/18 20:35

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2022/04/30 07:44

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2018/12/27 13:22

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2019/01/13 09:54

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2018/12/08 23:41

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2019/01/16 20:33

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2019/06/05 16:41

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2019/06/29 12:18

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